まとめ:「合意形成」「視覚化」デザインの強みを活かすことが価値向上に

デザイナーは、一般的にデザインを制作し納品するといった印象があります。必ずしも間違いではないですが、UXデザインという文脈においては制作だけには留まりません。

今回のセミナーで長谷川 氏、伊原 氏が「合意形成」や「視覚化」をデザイナーの定義に含めていることからわかるように、ユーザーやクライアントに意図を伝えることまでがデザイナーの職域です。

プロジェクトの全体像を理解でき、言葉のニュアンスだけでは伝わりづらいものを視覚化できることがデザイナーの価値向上に繋がります。これは、まさにユーザー体験をプロダクト化する、UXデザインにおいて発揮できる強みにもなるでしょう。

UXが重視される時代において、「専門職としてのデザイナーの役割」「組織におけるデザイナー役割」を再確認してプロジェクトに取り組んでみてはいかがでしょうか。