的確にユーザーに届いたツイートは共感などコメントも多い

―― コメント付きのRTやリプライも多く届いているようですね

飯髙:
結構反応してくれているね。反応してくれている人はさっきも言ったけど、やっぱりライターとかメディア関係者が圧倒的に多いね。

コメント付きRTは、共感してくれる人だったり疑問に感じる人はリプライをくれるから返事をしたり。RTはしていないんだけれどコメント付きでツイートしてくれた人には、いいねしてる。

こうやって、自分のツイートをもとに、SNSプランナーであり編集者のとみこ( @tomiko )さんのこんなツイートもある。

飯髙のツイートを受けての反応

―― 共感を持っている方もいましたね

飯髙:
そうそう。でも、もちろんマイナスに捉えられてしまう面もあって......。

これは、Twitterならではの面白さでもあるんだけど、タイムラインに流れる1つのツイートは、文脈を捉えず流し読みをして(飯髙自身が意図しない)解釈をしたツイートを見かけることもあった。

本来は、メディアの理想を考えてユーザーのためになることをすべきと伝えたかった。それに、フォロワーの定義に「量」をやめようっていうのもそう。手段や手法ばかりになってしまってはダメということで、その手法そのものは否定していないのにそう捉えてしまった人もいたみたい。

それに、今回のツイート内容って、先にも言ったけど、「自分が普段から言っていること」なんだよね。でも、このツイートが伸びたことで「意外と届いていないんだな」と感じた......(笑)

―― なるほど。ちなみに、今後もこういった検証かねたツイートとか、こっそりつぶやく予定はありますか?

飯髙:
ないとは言えないけどそればっかにはしたくないし、届けたいものがあればするってのが答えかな。Twitterって、自分が思うこととか好きなことをつぶやけばいいと思っていて。それに対して共感する人がリプライしてきて会話が盛り上がって、自然とフォロワーが増える。そんな楽しみ方が好きなんだよね。

なにかに偏ったツイートばかりするのも嫌だし、なによりそれが(公式アカウント運用のような)「仕事」になってしまったらつまらない。もちろん、Twitterが仕事になったり、活用する場面もあるんだけれど、基本的には好きなことをつぶやきたい。

メディアやソーシャルメディアが成長するための「お作法」ももちろん理解はしているけれど、ナチュラルに楽しみたいよね。