長尺に懸念が集まるIGTV、企業の活用メリットを解説
HeatherのIGTV活用事例
株式会社アダストリアが運営するアパレルブランドHeatherは、IGTVを活用しドラマ配信を行いました。
IGTVがリリースされたのは2018年の6月、まだ広告配信枠もないIGTVをどのように活用するか各社とも攻めあぐねていましたが、Heatherの行なったドラマ配信はその先駆けとなりました。配信されるドラマは、“前向きな女の子”のためのブランドというHeatherのイメージが伝わる内容となっており、広告色を嫌う若年層に対し新たなブランディング効果をもたらしています。
毎週火曜と木曜に公開され、配信後はIGTVドラマをストーリーズのハイライト機能に掲載していたため、見逃した視聴者も後から視聴することが可能です。
参考:
https://www.instagram.com/heather_love_official/?hl=ja
IGTVに期待されることとは
スマートフォンが手元にありいつでも情報取集できる現代では、長時間動画を視聴する時間を確保することすら難しくなっています。動画視聴以外にもスキマ時間を埋めるためのアプリやSNS・ゲームはたくさんあります。
また、長尺動画を視聴すると、その間スマホの自由な操作ができなくなってしまうのです。そんな中でも長尺動画のIGTVをリリースしたInstagram。企業にとってはどういったメリットがあるのでしょうか。
大きくは、視聴者のファン化を促進する点であると考えられます。
長い接触時間でファン化促進
1つ目の理由は、短尺動画と比べた時の接触時間の長さ。
視聴者との接触時間が長い長尺動画は、その分態度変容のチャンスを多く作ることが可能です。クリエイティブポイントとして、視聴するかどうかの判断を行うファーストインプレッションと視聴を継続させるため動画に起点を繰り返し持たせることは重要ですが、長時間動画を見続けることで視聴者の記憶に残りファン化を促進することができます。
生活の一部になりファンを定着させる
2つ目の理由は、生活の一部となることによるファンを定着させている点です。
先述の通り、スキマ時間にいかに入り込むかが重要になってきた今、コンテンツを継続して視聴させるだけでなく、あらゆるシーンで消費者と接触し続けることで印象付けにつなげることも可能です。
先ほどのHeatherの事例で考えると、毎週火曜と木曜に定期的に配信を行うことで、気に入ったテレビ番組を定期的にチェックする習慣付けがされるように視聴者の生活の一部としてIGTVを組み込むことができたのではないでしょうか。各ブランドが広告だけでなく、オウンドメディアを立ち上げたりイベントを開催して自社のブランディングを行なったりしているのも、あらゆるシーンで消費者と接触し続け印象付けにつなげるためだと考えられます。
動画を一過性のものではなく、習慣化させることによって、ファンを定着させるという効果が期待できるでしょう。
まとめ:IGTVを使って企業PRにつなげよう
IGTVの企業活用メリットをご紹介いたしましたが、まだ着手している企業が少ないのも現状です。
今後企業活用が広がることで、Heather以上の活用事例も出てくるでしょう。各社の動向に注目し、活用できる点を取り入れて、企業PRにつなげてみましょう。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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