オウンドメディアの記事を書いていく上でのポイントはユーザーのニーズをつかむことです。しかし実際にそれを行うのが難しく、記事として何を書いていけばいいのか分からない、といったケースも多くあるのではないでしょうか。

そんな時にはマインドマップを使ってユーザーのニーズを整理していきましょう。この記事では、オウンドメディアのネタ出しに使えるマインドマップ作成術を紹介します。

マインドマップを作成するツールについては、以下の記事を参考にしてみてください。

思考の整理ならマインドマップを使おう!書き方のポイントと無料マインドマップツール6選を紹介

思考の整理ならマインドマップを使おう!書き方のポイントと無料マインドマップツール6選を紹介

今回は、アイディア出しの際に使用すると便利な、マインドマップ作成無料ツール6選と、マインドマップ作成時のポイント3つをご紹介します。 どれも難しい操作はなく、海外サービスで英語が苦手な方でも直感的に使用できるものばかりですので、まずは使用してみてはいかがでしょうか。

なぜオウンドメディアにマインドマップが役立つのか

マインドマップは数多くのアイデアや情報を整理していく上で、非常に役立つ思考ツールです。

ユーザーのニーズを把握するときは、属性やキーワードなどの数多くの情報を整理しながら、ユーザーは何が知りたいのか、どんな情報が欲しいのかを見つけていくことになります。

そのため、多数の情報を整理することができるマインドマップを使うことで、より正確にユーザーのニーズを見つけていくことができるのです。

Webディレクターの思考整理に活用したいマインドマップ作成術

Webディレクターの思考整理に活用したいマインドマップ作成術

マインドマップとは、イギリスの著述家トニー・ブザンが提唱した思考ツールで、木の根のようなイメージでキーワードを放射状に連想して追記していくものです。脳の構造と似た構成になっているので、単にブレインストーミングを行うよりも、発想が広がりやすくなります。マインドマップに関する書籍としてはトニー・ブザン著作の『ザ・マインドマップ』が有名。

マインドマップの作り方

この記事では、整骨院を例にして実際にマインドマップを作成してみます。

上位表示されているサイトを書き出す

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自社と関わりがあるキーワードで上位表示されているWebサイトには、そのキーワードで検索しているユーザーの欲しい情報が記載されているケースが多いです。

上位表示されているwebサイトが何の情報をどのように発信しているのかを把握することで、ユーザーが求めている情報をつかめます。

上位表示されているWebサイトと、そのWebサイトの内容を書き出してみましょう。

検索サジェストを書き出す

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Googleの検索サジェストには、ユーザーがその情報に関連した検索を行う際のキーワードが並んでいます。

特に複数キーワードをみると、ユーザーのニーズがより詳しくわかりますので、上位表示の検索結果と組み合わせて分析していくと良いでしょう。

キーワードプランナーで調べる

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Google広告のキーワードプランナーは、もともとリスティング広告を出稿する際に利用するキーワードチェックツールです。特定のキーワードに関連する検索ワードとそのキーワードボリュームがチェックできます。

関連するユーザーが他にどのようなキーワードをどれくらい検索しているのかを把握することで、よりユーザーの知りたい情報に近づけます。

こちらも検索結果と組み合わせることでより詳しい分析が可能となります。

ペルソナを書き出す

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サービスやサイト作成の際に設定したペルソナもユーザーのニーズを把握する上で重要なものとなります。

特に詳細なプロフィールが設定してあるペルソナからは、ユーザーのライフスタイルや性格なども把握できます。

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マインドマップからでたキーワードの再構成・グループ化

情報のグループ化する

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これまでに出した情報を、カテゴリーとしてグループ化していきます。

今回のケースでは整骨院そのものについて、体の症状について、近くの整骨院の3つのグループにまとめることができました。

執筆内容のアイデアを出す

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ここまでの内容から今回は上記のようなアイデアが出てきました。

ここまでネタが出てくれば、あとは執筆するだけ。「自社のオウンドメディアに必要な情報か」を確認しつつ、記事を執筆していきましょう。

検索結果を参考にアイデアを出してみよう

検索ユーザーにとって利便性の高いコンテンツを考えるためには、まず検索意図に合った情報を集めることが必要です。自社のキーワードで上位表示されているWebサイトや、キーワードチェックツールなどを活用し、ユーザーが求めている情報を調査しましょう。

しかし調査した情報をすべて載せれば良いという訳ではありません。情報量が増えるほど、読み手の負担は大きくなってしまうからです。

ユーザーにとって読みやすいコンテンツにするためにも、情報の取捨選択をしながらコンテンツを制作することが重要です。