集客施策として、SEOを意識しない人はいないかと思います。そのとき、Googleウェブマスターツール(Google Search Console)を使い、ホームページの検索される状況を把握することが不可欠です。

しかし、そのウェブマスターツール(Google Search Console)に、警告が来てしまったらどうでしょうか。じつは、ここ数年、Googleが推奨しないSEOを行い、Googleからペナルティを課せられるケースが多発しているのです。結果、ホームページGoogle検索結果において、劇的に表示順位を下げてしまいます。

今回は、実際に警告が来た方のお話しを聞かせていただき、「どのようなときにペナルティを受けてしまったのか」、「ペナルティの解除までの流れ」についてお伺いする事が出来ました。

ペナルティにならないための予備知識としてや、心配に思われる方は是非、ご覧下さい。

事例1:お客様の好意のリンクがあまりにも大量すぎて誤解された?

【事例1】

・事例ホームページ:ペット情報総合サイト
・どんなホームページか:ペット関連情報の総合サイト
・警告に対して行った施策:被リンクのリストを作り、好意で貼ってもらえているリンクだとGoogleに申請。

私たちは、犬や猫などのペットに関する情報を定期的に発信しています総合メディアサイトです。

運営はすでに10年行っていて、それまでとくにSEOは意識していませんでした。それでも丁寧な情報発信をこころがけ地道にファンを増やしてきました。しかし、突然、Googleから警告が来てしまったのです。

正直、戸惑いました。とくに、SEOに関することは行っておらず、さらには、悪質と言われています「自演などいきすぎた被リンク(自社サイトに向けてリンクを張ってもらうこと)」といった施策などは、行った記憶がまったくないのですから。ウェブマスターツール(Google Search Console)の警告にとにかく困惑するほかありませんでした。

その後、いったん冷静になり、まずは外部からのリンクを調査しました。

しかし、SEO会社が設置したような不自然なリンクはありませんでした。問題がありそうなものは見つかりません。ただ、よく精査してみますと、ブログからのリンクが多かったのです。

「このブログからの大量リンクは何だ!?」

外部からのリンクは、その40%がブログからのリンクで占められていたのです。

警告

そして、そのブログはなんと、ユーザー様からのリンクでした。私たちのホームページを愛読しているユーザー様のなかには、ペットの日常をブログに熱心に毎日書かれている方も少なくありません。その方のなかに、オススメサイトとして私たちへのリンクが多数、貼られていたのです。

もしかすると、この人からのリンクが不自然だと判断されたのではないか、と直感しました。

そこで、ユーザー様には、リンクを削除してほしい、という連絡は行わず、好意でリンクを設置していただいているブログとして、リンクしているURLをリストアップしました。そして、Googleに「すべてのブログを見ていただければ、個々のブロガーが好意でリンクをしてくれていることがわかるはずです」という文面を添えて送信したのです。

結果、数日後、ウェブマスターツール(Google Search Console)の警告表示が消えたのです。警告が解除されたとわかった瞬間でした。ユーザー様に愛されることは大切ですが、それをもしかしたら誤解してしまったのかもしれない。そう思って、現状を丁寧に報告したことは、良かったと思います。

現在も、丁寧な情報発信をしつつ、ウェブマスターツール(Google Search Console)の定期チェックを欠かさないようにしています。とにかく、警告解除ができたことは、本当に安心しました。

事例2:社長ブログなのに・・・

事例ホームページコーポレートサイト

・どんなホームページか:企業が提供するサービスの紹介。
・警告に対して行った施策:自身のブログからのリンクをすべて削除後、Googleに申請。 

私たちは、自社サービスをホームページで紹介しています。とくに何かを販売しているわけではなく、ごく一般的なホームページです。また、とくに集客対策やSEOなどは行っておらず、ごく普通に更新する程度の運営状況でした。

しかし、そのような私たちのホームページに、警告が来てしまったのです。

社長ブログ

さっそく、ウェブマスターツール(Google Search Console)で確認しました。しかし、この時点では不自然と思われるリンクが存在しませんでした。そのような業者に依頼したことすらないのですから、と当たり前です。

ただ、知人に見てもらったところ、彼は、あるブログからのリンクが異常に多いことを見つけてくれました。それはなんと、私たちの社長ブログだったのです。

弊社の代表は、じつは毎日まめに、社内の様子や経営に対する思いを、ブログにつづっているのです。ただ、よく見てみますと、各記事で文末に、オススメサイトとして「株式会社○○○○」といった社名リンクがあったのです。

「これだ!」

直感しました。それは、本来ならばその企業の社長ブログからのリンクは問題ないでしょう。しかし今回代表は、あるプロバイダの無料ブログを使っていました。なおさら怪しいリンクのように見えてしまいます。

そこで、私たちのその仮説を代表に伝え、リンクを削除してもらいました。もちろん、申請次第ではリンクを削除しなくてもペナルティ解除できる見込みはあるかとは思いましたが、すでにリンクを削除しましたので、「自分のブログ以外に思い当たるリンクがない。よって削除をした」という内容をGoogleに送信しました。

結果、送信直後にペナルティ解除完了の通知が来たのでした。

 考察:警告解除は異質なリンクの詳細をひもとくこと

上記2つの事例から考えられることとして、Googleでも100%日本語を理解しているか」や、「意図的な検索順位の操作」を明確に判断できているわけではないということです。

つまり、不自然なリンクがなくとも、ある日突然、Googleからの警告やペナルティが発生する可能性も少なくないということです。
今回ご紹介した、以下のような3つのポイントが該当する可能性も。

・ユーザーが好意で張ってくれたリンクでも、不自然に見られることがある。
・社長ブログでもリンクが多すぎると、不自然に見られることがある。
・自然なリンクでも、あまりにも多すぎるとき、不自然に見られることがある。

Google検索エンジンは、あくまでプログラムであるため、100%の正確性があるわけではありません。万が一起きたとしても、まずは現状把握が重要です。
その結果、意図的に外部からのリンク対策を行っていないということであれば、その旨をGoogleに申請を行うようにしましょう。