求められるのは、 動画編集スキルよりも企画力

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ferret:
清田さん、砂流さんのお話を聞いていると、これから「動画ライター」というポジションはもっともっと増えきそうですよね。

動画ライターとして活躍するには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。

清田氏:
企画力ですね。

動画ライターの場合、必ずしも「動画編集のスキルがある人」が活躍できるわけではないんです。動画編集のスキルがあっても、そもそも「動画コンテンツを企画する」という概念のない場合は向いていないかもしれません。

例えばテレビ出身の方だと、チーフディレクターがコンセプトを決めて企画が上から降りてくる形なので、動画編集のスキルはあるけれど企画を考えるのが苦手な人がいるんですよね。それだと0から面白い動画を作っていくことは難しい。

それよりは、Webライターや編集者のような視点を持っている人のほうが活躍できると思います。

企画を立てて、構成を考えて「こういう風にしたら面白いと思います」「○○さんのインタビューを撮りに行きたいです!」とどんどんアイデアが出てくる人は向いているなと思います。

砂流さんのように、好きなジャンルがあるライターさんは強いですね。

ferret:
砂流さんは、これからどんな動画ライターになりたいですか?

砂流氏:
僕は家庭向けのゲーム機が好きなので、そういったゲームのコラムをこれからも追求していきたいです。

今は東京ですけど、近々台湾で行われるポケモンのイベントにも行きますし、2019年に福岡で開催される「EVO JAPAN」という格闘ゲームの祭典にも行きたいなと思ってます。地方や海外にも積極的に足を運んで撮りたいなと。特に海外の方が動画には強いだろうなってのがありますから。

ferret:
「ゲーム実況」だけではなく、「ゲームコラムを動画で」というのはとても新鮮ですね。砂流さんの動画記事、楽しみにしています!

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動画なのに「ライター」?bouncyの戦略に見る、動画メディアの未来