できるビジネスパーソンは仕事が速いもの。働き方改革に伴って4月から残業規制が厳しくなり、より効率的な働き方が求められるようになった今、企業も働き手にスピードを求めるようになりました。

スマートフォンのアプリにもビジネスツールを入れれば、隙間時間を活用して業務を効率化できます。今回はビジネスパーソンにおすすめのスマートフォンアプリを8つピックアップ。仕事のスピードを上げ、ビジネス筋力も鍛えられる優秀アプリを紹介します。

Google Keep

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無料のメモアプリGoogle Keep」は、メモ機能だけでなくリマインダー、音声記録、画像保存などビジネスシーンで役立つさまざまな機能がついている多機能アプリです。パソコン、iPhone、Androidなど幅広く対応。アイデアが思いついたらすぐに記録できるよう、スマホに入れておくと便利でしょう。

リスト作成もできるので、案件ごとにメモを分けるのもおすすめです。移動中は音声メモを活用すれば自動的に文字に変換され、フリーハンドで記録ができます。指定した場所や時間でリマインダーを表示させられるため、たくさんの予定やタスクが詰まっている時の管理にも適しています。

さらに、撮影写真の保管も可能。営業職や管理職など、多くの書類管理に追われているビジネスパーソンでも、撮影だけしておけば手が空いた時に検索して整理できます。内容は自分以外の人と共有できるため、チームメンバーと共有して認識のすり合わせをすることも。業務効率化に適したアプリです。

feedly

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知りたい情報をまとめてチェックできるアプリ「feedly」は、情報収集する際におすすめです。パソコン、iPhone、Androidに対応しており、無料で活用できる点も評価されています。特定ジャンルの最新情報をおさえておきたいビジネスパーソンにぴったりのアプリです。

ピックアップする情報を自分でカスタマイズできるのが「feedly」の魅力。同業他社の最新情報や、仕事でチェックすべきジャンルの情報などを随時チェックできます。注目のニュースや話題のプレスリリースなどを敏感にキャッチしたい方にも適しているでしょう。アクセス数が多い記事だけ読むこともできるので、移動中など隙間時間に最新トレンドをおさえることができます。

自分でカテゴリ分けして整理できるので、あとでまとめて閲覧できます。情報収集だけでなく企画を考える際のネタ帳としても活用でき、ビジネススキルを高めてくれるでしょう。

Pocket

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忙しい時期は気になる記事があってもすぐに読めず、そのまま忘れてしまうこともあります。そんな時におすすめなのが「Pocket」。インターネット上のニュースや記事を保存しておき、あとから閲覧可能です。パソコン、iPhone、Androidに対応しているので、会社の隙間時間だけでなく、スマホを使って移動時間に読める点が便利です。

例えば、朝の通勤時にその日気になった記事をまとめて「Pocket」に記録しておき、始業前や休憩時間に会社のパソコンからチェックすれば効率的に情報収集できます。さらに、保存しておけばオフラインでも読めるため、オンライン環境でなくとも確認することができるのも「Pocket」活用の大きなメリットです。

NewsPicks(ニューズピックス)

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ビジネス筋力を鍛えたい方におすすめなのが、ビジネスに特化したニュースアプリ「NewsPicks(ニューズピックス)」です。パソコン、iOSAndroidに対応しており、あらゆるビジネス分野の最新情報が収集できます。一般的なニュースよりも深堀した密度の高い情報を得られるでしょう。月額1,500円の有料版では、豊富なオリジナル記事や動画、海外記事「THE WALL STREET JOURNAL」の日本版が読み放題になります。

「NewsPicks」最大の特徴は、専門家や著名人など業界に精通した「プロピッカー」のコメントがニュースといっしょに読める点です。ニュース記事をチェックするだけだと単に情報収集で留まってしまいがちですが、有識者のコメントを読むことで考える力、思考力が身につきます。ビジネスシーンでさらに一歩踏み込んだ意見を述べるためにも、思考力を鍛えるツールとして活用してはいかがでしょうか。

Sansan

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法人向けのクラウド名刺管理アプリ「Sansan」は、名刺をスマホで撮影するだけで即データ保存できるアプリ。パソコン、iPhone、Androidに対応していて、膨大な名刺も一括管理できるようになります。費用は公式サイトから確認できます。

名刺から取り込んだ情報は、個人だけでなく会社全体で共有できるため、営業チームでの情報共有に適しています。さらに、自動で顧客リストを作成可能。CSV出力もできるので、わずらわしい顧客リスト作成を効率化できます。引き継ぎもスムーズになり、人探しする際も検索ですぐに見つけられるので業務効率化に貢献するでしょう。

Eight

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「Eight」は個人向けのクラウド名刺管理アプリです。iPhone、Androidの両方に対応しており、名刺交換したらスマホですぐに写真撮影してデータ取り込みができます。自分で文字を打ち込まなくても自動で認識されるため、忙しい個人事業主や自営業の方にも適しているアプリです。

たくさん名刺を交換すると相手の記憶があいまいになりがちですが、メモ機能を使って相手の特徴や会話の内容を記録できるため、随時アプリで確認できます。基本的には無料で利用できますが、有料版では優先的にデータ入力をしてもらえたり、データダウンロードができたりと便利な特典がつきます。

Trello

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タスク管理アプリ「Trello」は、付箋好きなビジネスパーソンにぴったり。タスクを「作業中」「作業済み」「連絡待ち」といったリストに分類でき、ボードに張り付けるような感覚でカードを移動させながらタスク管理するアプリです。パソコン、iPhone、Androidに対応しています。

個人だけでなくチームでシェアして活用することも可能で、チーム全体の進行管理をする際にも便利です。どのタスクがどこで止まっているのかを確認して、進捗をチェックしたり声掛けしたりとチームワークを強化させられます。メンバーはインターネット上で随時確認でき、それぞれが違う場所で働いている場合も進捗を共有・把握できます。

チャットアプリ「Slack」との連携も可能。ビジネスコミュニケーションツールとして「Slack」を利用している場合は、「Trello」と連携して同時にタスク管理をすれば進行管理などが一元化でき、効率的に業務を進められます。

netprint

netprint

書類・PDF・写真をセブンイレブンのコピー機でプリントできるアプリ「netprint」は、外出の多いビジネスパーソンにおすすめです。会社でうっかり印刷し忘れた時も、出先のコンビニで24時間いつでも印刷し、資料が用意できます。パソコン、iPhone、Androidで利用可能。

スマートフォンからプリントしたいファイルを選択すると、8桁のプリント予約番号が発行されます。その番号をセブンイレブンのマルチコピー機に入力すれば印刷完了。A3・A4・B4・B5の普通紙と、Lサイズの写真紙、はがきに対応しています。ファイル形式はPDF、JPG、WORD、EXCEL、PPTであれば問題ありません。ファイルをスマホから抽出できるようにしておけば、いざという時に役立つでしょう。

ユーザー登録なしで利用できますが、ユーザー登録しておくと予約日から1週間はデータが保管され、その期間内であればいつでも印刷できるためメンバーとシェアしたい時などに役立ちます。法人向けのプランでは後払いも可能です。

まとめ

業務を効率化するためには、隙間時間をうまく使う必要があります。そんな時に活躍するのがスマートフォン。業務効率化につながるツールとして優秀アプリを入れておけば、移動中や休憩中などにサクサク業務を進め、より精度の高い仕事ができるようになります。

今回紹介したアプリをスマートフォンに入れて、仕事が速いビジネスパーソンを目指しましょう。