Facebook運用担当者への影響

以前からFacebookは不適切なコンテンツを削除していましたが、ページ管理者はその詳細を確認できませんでした。ページクオリティタブにより、削除されたコンテンツの確認と削除理由などの詳細がわかるようになります。

「自分では規定違反になっているつもりはない」「真偽の確認が不十分だった」といった場合でもFacebook側がコンテンツを削除してくれるため、ユーザーを不快にさせたり誤ってフェイクニュースを拡散したりといったトラブルが減ると考えられるでしょう。ページクオリティタブを確認することで、コンテンツの問題点を洗い出すきっかけにもなります。

Facebook運用担当者はより質の高く信頼性のあるコンテンツページに投稿するようになるでしょう。質の高いコンテンツはユーザーからも高評価を得られます。

投稿前のコンテンツの吟味は必要不可欠

当たり前のことですが、Facebookアカウントで真偽不明の情報や不適切な情報を流していると、ユーザーからの信用を落としてしまいます。それは個人アカウントでもビジネスアカウントでも同様です。また、何度も削除される事態を繰り返していると、Facebookページの停止や広告を出稿できないなどの制限が課される可能性もあります。

投稿前にコンテンツ1つひとつ吟味し、真偽の確認、そして規定違反になっていないかの確認は必要不可欠です。

Facebookユーザーへの影響

Facebookページを訪問した一般ユーザーにもページクオリティタブの影響は少なからずあると考えられます。

一般ユーザーはページクオリティタブを確認できませんが、

・Facebook側は不適切なコンテンツの削除を強化していること
・管理者はページクオリティタブでコンテンツの問題点を把握できること

この2点を知っているだけで、自身でコンテンツの信頼性や良し悪しを判断する労力を削減できるでしょう。企業側がFacebookページに投稿するコンテンツをより吟味するようになれば、ユーザーも信頼できる情報を素早く手に入れられるということです。

ページクオリティタブでより良いコンテンツ作りを

Facebookページに投稿されるコンテンツの質は内容の充実度だけでなく、信頼性や規定範囲内かどうかでも判断されます。

ページクオリティタブが機能として追加された今、コンテンツの監視が強化されたと同時に、より良いコンテンツ作りの機会にもなっているのです。

日頃から、Facebookページに投稿するコンテンツの質の向上を目指してマーケティングに役立てていきましょう。