SEOで勝てる記事を書くにはどうすればいいんだろう……?」
という悩みを抱えているWeb担当者も多いのではないでしょうか。

正解がわからない状態で記事を書いても、SEOで成果を得ることはできません。

今回は、SEOで勝つための記事の書き方を、キーワード調査や競合調査、タイトル、ディスクリプション、記事全体の文字数などに分けて詳しく紹介します。

この機会に、SEO対策に関する疑問を解決しましょう。

目次

  1. SEOで勝つための記事を書く手順
  2. SEO キーワードの調査・選定の仕方
    1. キーワードをリストアップする
      1. 自分で考える
      2. 競合の対策キーワードから選ぶ
      3. キーワード調査 ツールを利用する
    2. 検索ボリュームを調べる
    3. キーワードを絞り込む
  3. SEO競合調査の仕方
    1. 競合性を調べる
    2. 競合サイトに掲載されている情報を調べる
  4. タイトルにSEOキーワードは必要?文字数は?
    1. タイトルにSEOキーワードは必須
    2. タイトルの文字数は30文字程度
    3. SEOにおけるタイトルの重要性と作成時の注意点
    4. タイトルが書き換えられるケースも!?
  5. ディスクリプションの文字数は何文字がいい?
    1. ディスクリプションの文字数は120~200文字程度
    2. タイトルの文字数は30文字程度
  6. 記事全体でどのぐらいの文字数が必要なの?
    1. 記事全体の文字数は5,000~8,000文字程度
    2. SEO キーワードによって最適な文字数がある
  7. 文字数に対してSEOキーワードは何%必要なの?
    1. 特に気にする必要はなし
  8. まとめ

SEOで勝つための記事を書く手順

ただやみくもに記事を書くだけでは、SEOで勝つことはできません。

記事を書く前にはしっかり準備することが重要で、以下のような手順に沿って進めることで、上位表示されやすい記事を書くことができます。

  1. SEOキーワードの調査・選定
  2. 競合調査
  3. 記事作成

ここから、手順ごとに詳しく説明します。

SEOキーワードの調査・選定の仕方

まずは、SEOキーワードの調査と選定が必要です。

その前に、SEOキーワードには種類があることを覚えておきましょう。

SEOキーワードは、大きく以下の3つのタイプに分けられ、それぞれに検索する目的があります。

  • 情報型…知識を得る、課題や悩みを解決するために「知る」ことが目的
  • 取引型…購入したい、資料請求したいなどの「行動する」ことが目的
  • 案内型…Webサイト名やブランド名などを直接検索して「特定のページを見る」ことが目的

今回のテーマ「SEO」を例にすると、

  • 情報型…「SEO 方法」「SEO 独学」「SEO コツ」
  • 取引型…「SEO 教材」「SEOツール」
  • 案内型…「ferret」「SEO H〇〇〇〇」

などのキーワードが挙げられます。

このようにタイプによって選定すべきSEOキーワードが変わるため、しっかり理解した上で調査をしましょう。

1.キーワードをリストアップする

SEOキーワードの調査は、キーワードのリストアップから始めましょう。
キーワードのリストアップは、自分から考える、競合の対策キーワードから選ぶ、キーワード調査ツールを利用するという3つの方法があります。
それぞれの特長を知り、自社に合った調査方法を見つけてください。

自分で考える

まずは、自分で考えてSEOキーワードをリストアップする方法についてです。

特に難しく考えず、上位表示を狙ってみたいキーワードを挙げてみましょう。

自社のWebサイトで提供している情報や、Webサイトを利用しているユーザーの行動から考えてみるとスムーズです。

競合の対策キーワードから選ぶ

自分で考える方法では限界があるため、競合の対策キーワードから選ぶという方法も試してみてください。

上位表示されている競合サイトの対策キーワードを調べることで、自社で対策すべきSEOキーワードが見えてくるからです。

競合サイトを一つひとつ見てキーワード数などを確認することもできますが、非常に手間がかかるためおすすめできません。

SEOチェキ」といったツールを活用することで、競合サイトのURLを入力するだけで出現率の高いキーワードなどの情報を簡単に調べることができます。

キーワード調査ツールを利用する

SEOキーワードのリストアップで最も効率的かつ有効なのが、キーワード調査ツールを利用する方法です。

よく利用されているツールには、

  • Google AdWords キーワードプランナー…どのキーワードがどのくらい検索されているかがわかる
  • Google Search Console…自社のWebサイトがどんなキーワードで検索されているかがわかる

などが挙げられます。

キーワードプランナーでは関連するキーワードも調べることができるため、キーワードの幅を広げて上位表示される可能性を高めましょう。

また、キーワードプランナーやSearch Consoleのアカウントを持っていない場合、登録なしで手軽に利用できる「aramakijake.jp」などのキーワードチェックサイトで調べるケースも多いようです。

検索ボリュームを調べる

SEOキーワードをリストアップしたら、次に検索ボリュームを調べます。

検索ボリュームは需要の高さを表す指標とも言えるため、SEOキーワードの選定においても重要な要素です。

需要が高ければ高いほど、競合が多く上位表示させることが難しいという判断ができるため、上位表示しやすいSEOキーワードを選ぶ方法として適していると言えます。

先ほど紹介した「Google AdWords キーワードプランナー」や「aramakijake.jp」を使用すると、効率的に調べることができるでしょう。

キーワードを絞り込む

SEOキーワードのリストアップと検索ボリュームの調査が終わったら、以下の3つを考えながらキーワードを絞り込みます。

  • 検索ボリューム
  • 自社のコンテンツとの関連性
  • コンバージョンへの貢献度

先ほど説明したように、検索ボリュームは多すぎると上位表示の難易度が高くなり、逆に少なすぎると難易度は低くなります。
しかし、検索ボリュームの少ないキーワード(=誰も検索しないようなキーワード)で記事を書いても意味がないため、適切な検索ボリュームのキーワード選定が必要なのです。
キーワードプランナーであれば、検索ボリューム100~1,000のキーワードが初心者でもSEO対策がしやすいと言われています。

また、自社のコンテンツとの関連性が高いキーワードを優先することも必要です。
いくら狙いやすい検索ボリュームであっても、提供する記事の内容と合っていなければユーザーに見てもらえず、売上にもつながりません。
ユーザーが必要としている情報であることが記事の評価を高めるため、キーワードと自社コンテンツとの関連性の高さも重要な要素なのです。

そして、コンバージョンへの貢献度も忘れてはいけません。
コンバージョンとは、資料請求や商品・サービスの購入など、Webサイトにおける最終的な成果のことで、売上に大きな影響を与えます。
ユーザーのニーズとマッチするキーワードであるか、何を訴求すればコンバージョンにつながるかを考えたキーワード選定が重要です。

SEO競合調査の仕方

SEOで勝つ記事を書くには、競合調査も怠ってはいけません。
競合調査の仕方として、2種類紹介します。

競合性を調べる

競合性は、先ほど紹介した「Google AdWords キーワードプランナー」で調べることが可能です。

競合性とは選定したSEOキーワードに対して、Google Adwordsで広告がどのくらい出稿されているのかを相対的に表す度合いのことで、キーワードプランナーでは高・中・低の3段階で表示されます。

しかし、これだけでSEOキーワードの良し悪しを判断することは難しいため、関連性のあるキーワードの競合性も調べて比較する必要があるでしょう。

競合サイトに掲載されている情報を調べる

競合調査において、競合サイトに掲載されている情報を調べることも必要不可欠です。

競合サイトにあって自社でも発信できる情報は、最低限押さえておくべき情報と言えるため、競合サイトに掲載されている情報は網羅しなければSEOで勝つことは難しいでしょう。

この競合調査においては、選定したSEOキーワードで検索し、上位表示されたWebサイトを一つずつ確認していく方法が確実です。

後で簡単に見返せるように、URLや掲載されている情報(見出しなど)をメモしておくと良いでしょう。

また、調査の際には、過去に閲覧したWebサイトや地域性が検索結果に反映されないように、シークレットモード(※)で検索するようにします。

一つずつ調べていくのは手間もかかり大変ですが、競合サイトを知ることで、上位表示されやすい記事のイメージも掴めるはずです。
少なくても、検索結果の上位10サイトは調べるようにしましょう。

※シークレットモードは、Google Chromeではシークレットモード、Internet ExplorerではInPrivateブラウズなど、使用するブラウザによって名前が異なります。

タイトルにSEOキーワードは必要?文字数は?

ここからは、記事を書く上で多くの方が感じる疑問を取り上げます。
まずは、記事に欠かせないタイトルについてです。
次にディスクリプションや記事全体の文字数、キーワード出現率など、SEO対策において気になる疑問を紐解いていきます。

タイトルにSEOキーワードは必須

記事のタイトルに、SEOキーワードは必須です。

ユーザーが検索したキーワードが含まれたタイトルの記事が検索結果に表示されるからであることは、言うまでもありません。

また、選定したSEOキーワードタイトルの先頭に配置することで、効果を高められるとも言われています。

タイトルだけでなく、見出しにもSEOキーワードを入れておくことをおすすめしますが、タイトルと同様に不自然かつしつこくならないように注意しましょう。

タイトルの文字数は30文字程度

タイトルの文字数は、30文字程度が好ましいと言われています。

なぜなら、検索結果に表示される文字数が30文字程度のため、それ以上長くなると「…」と表示されてタイトルが途切れてしまい、どのようなページなのかわかりにくくなるからです。

文字数だけでなく、ユーザーの興味を引くタイトルであるかを意識することも忘れてはいけません。

SEOにおけるタイトルの重要性と作成時の注意点

タイトルSEOキーワードを入れることは、検索エンジンだけでなく、ユーザーに対しても何をテーマにした記事なのかを伝えられるため、非常に重要であると言えます。

必要以上にキーワードを入れている、記事に関係ないキーワードが入っている、他の記事とタイトルが重複しているなど、ユーザーの利便性を欠くタイトルは、評価を下げる要因になり得るため注意が必要です。

また、検索結果に表示される記事タイトルによって、ユーザーにクリックされるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

SEOキーワードを羅列しただけではなく、ユーザーがクリックしたいと思うようなキャッチーなタイトルを付けることも意識する必要があります。
記事のタイトルは本のタイトルと同様、良し悪しが売上に大きく影響するものだと覚えておきましょう。

タイトルが書き換えられるケースも!?

Googleの検索では、設定した記事のタイトルが書き換えられて表示されるケースもあるようです。

これは、Googleユーザーの利便性を考慮してタイトルを最適化しているからなのですが、作成者が意図していないタイトルに書き換えられることもあるため注意が必要です。

具体的には、以下のようなタイトルの場合、書き換えられてしまう可能性があると考えられています。

  • タイトルが短すぎる、または長すぎる
  • title内で単語の重複や同じ言葉の繰り返しが多い
  • 検索クエリ(検索時に入力する言葉やフレーズ)に対して適切な表現がされていない
  • ページの内容と合っていない

上記の点に注意してタイトルを考えることで書き換えられるリスクは抑えられますが、記事の公開後も検索結果にどのように表示されているのかを定期的にチェックすることをおすすめします。
検索での見え方に関しては、先ほど紹介した「Google Search Console」を利用すると簡単にチェックできます。

ディスクリプションの文字数は何文字がいい?

ディスクリプションの文字数は120~200文字程度

ディスクリプションの文字数は、120~200文字程度が好ましいと言われています。

設定したディスクリプションは検索結果に表示される(スニペットと呼ばれています)のですが、パソコンで表示されるのは120~200文字くらいで、長すぎるとタイトルと同様に「…」と表示され、文章が途切れてしまいます。

ちなみに、パソコンとスマートフォンでは表示される文字数が異なり、スマートフォンの場合は50文字程度です。

SEOにおけるディスクリプションの重要性と作成時の注意点

ディスクリプションには、どのような記事なのかタイトルでは伝えきれない内容を伝える重要な役割があります。

さらに、ディスクリプション内にSEOキーワードを入れておくことで、ユーザーが検索したキーワードが太文字で表示されるため、よりクリックしてもらいやすくなるという効果も得ることが可能です。

ただし、SEOを意識すぎるあまりキーワードを必要以上に入れてしまうと、何をテーマにした記事なのかがわかりづらくなり、結果的に評価を下げてしまう可能性があります。

また、先ほども説明したようにパソコンとスマートフォンでは表示されるディスクリプションの文字数が異なるため、文章の前半に重要なキーワードや記事の内容がわかる文章を入れるなどの工夫が必要でしょう。

記事全体でどのぐらいの文字数が必要なの?

記事全体の文字数は5,000~8,000文字程度

記事全体の文字数は、SEOにおける明確なルールはないのですが、5,000文字程度が理想です。
調査した時点で上位表示されているページの文字数にもよりますが、近年、SEOで上位表示されるコンテンツに求められる文字数は増加傾向にあります。

文字数が多いのではないかと感じるかもしれませんが、ユーザーのニーズを満たせるくらい情報が充実した記事を書こうとすると、自然とこのくらいの文字数になります。

しかし、文字数が多いことがSEOにいいというわけではありません。

いくら文字数が多くても内容が薄ければ、検索エンジンから高評価を得られるはずがありません。
もし、その記事が上位表示されたとしても、ユーザーはすぐ離脱してしまい、コンバージョンが発生することはないでしょう。

また、他のWebサイトに記載されている情報をそのまま使うコピーコンテンツはペナルティの対象となり、順位が下がるだけでなく表示すらされなくなってしまうという事態も招きかねません。

昨今はスマートフォンの普及もあり、スマートフォンで読む場合には2000字程度が望ましいという場合もあります。
理想の文字数を満たすことではなく、ユーザーが求めている情報を提供できる、質の良い記事であることが重要なのです。
自分のサイトがどのようなデバイスから閲覧されているか、競合サイトの文字数はどのくらいかを把握してコンテンツを作成しましょう。

SEOキーワードによって最適な文字数がある

理想の文字数はあるものの、SEOキーワードによって最適な文字数があるということも覚えておきましょう。

例えば、「SEO」というキーワードで検索するユーザーの場合、SEO全般の情報が知りたいという状況が考えられるため、そのニーズに応えるためには情報量が多い、すなわち文字数が多い記事を提供できるのが理想です。

一方、「SEO キーワード選定」というキーワードで検索するユーザーの場合は、SEOの中でもより具体的な情報を欲していることが考えられるため、SEO全般の情報を入れた記事より端的にまとめる必要があります。
ピンポイントな情報を得るためのキーワードであれば、文字数が少なくてもユーザーのニーズを満たし、良い評価を得ることができるのです。

どのくらいの文字数で書けば良いのか迷った場合は、SEOキーワードで検索して上位表示された競合サイトの文字数を参考にしてみると良いでしょう。

文字数に対してSEOキーワードは何%必要なの?

特に気にする必要はなし

「〇文字に対して、キーワードは△%入れるとSEOの結果が良くなる」などのSEOに関する情報を耳にしたこともあるかと思いますが、実は現在のSEO対策では特に気にする必要はありません。

2011年にGoogleのジョン・ミューラー氏の発言によって、キーワード出現率ではなく文章を自然に書くことに重きを置くべきであることがわかっているのですが、未だにキーワード含有率び捉われているケースも少なくないのが現実です。

キーワード出現率は、気にしすぎると不自然な文章になってしまいがちです。
不自然な文章の記事はユーザーにとってわかりやすいとは言えないため、Googleの評価を下げてしまうことにもつながります。

しかし、キーワード出現率を調べることは、書いた記事がスパム扱いにならないかを確認するためには有効です。
記事内にSEOキーワードが過剰に含まれている場合、スパムとして扱われてしまう可能性があるため、キーワード出現率を調べることでリスクを減らせます。

まとめ

SEOで勝てる記事を書くために一番重要なのは、「いかにユーザーのためになる良質な記事であるか」ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

しかし、Googleから良い評価を得たいという気持ちが先行し、ユーザーのニーズを忘れてしまうことも少なくないため、記事を書く際には十分に注意する必要があります。

これからSEOに取り組む方はもちろん、なかなか成果につながっていないという方は、ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルやディスクリプションであるか、ユーザーが知りたい情報が入っているか、ユーザーにとってわかりやすい文章であるかなど、ユーザー目線に立って考えることを心がけましょう。

ユーザーを意識した記事作成こそが、SEOで勝つための秘訣なのです。