ナイル株式会社は、10代から60代以上の男女を対象にした「QRコード決済サービス(以下、コード決済)のキャンペーン」に関するアンケートを実施しました。
その結果、コード決済を「利用したことがある」ユーザーの49,3%が「キャンペーン終了後もコード決済を使い続ける」と回答しています。
このアンケートから読み取れる、コード決済の利用状況についてまとめました。

参考:
スマホ決済のキャンペーンについてアンケートを実施! 49.3%がキャンペーン終了後も「利用する」と回答 -Appliv TOPICS

アンケート実施概要

アンケートはナイル株式会社が運営しているアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」内のアンケートで実施されました。

調査対象:10代から60代以上の男女 1,315人
調査期間:2019年4月23日〜2019年4月30日

「Appliv(アプリヴ)」はスマートフォンのアプリ紹介サービスで、アプリを使っているユーザーの生の声が聞けたり、アプリの人気ランキングも見られるのが特徴のサービスです。

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話題になった「PayPay」が一番人気

「Q1:利用したことのあるQRコード(バーコード)決済サービスをすべて選んでください。」という質問では、「PayPay」が18.2%で一位、楽天ペイが13.1%、LINE Payが12.9%、d払いが9.8%という結果となりました。

「PayPay」は第1弾の100億円還元キャンペーンがテレビやSNSで話題となり、コード決済を利用したことが無いユーザーの目にも触れたことが、利用率に貢献しています。

なお、調査は4月23日からおこなわれたので、GWに50%還元キャンペーンを実施して話題となったメルカリの「メルペイ」は他社と比べて少し不利な結果に。
現在は5.6%と5番手ですが、今後、巻き返すことがあるのか、注目です。

「利用したことがない」という回答から見えるもの

「利用したことがない」と回答したユーザーは64.3%。まだまだコード決済が伸びる余地はありそうです。
Q1は複数回答のため、一部のコード決済に関心が高いユーザーが、いくつものコード決済を利用していることもわかります。

コード決済の利用者は若年層に多い

各コード決済利用率を年代別にみると、10代の利用割合が特に高いことがわかります。なかでも、「LINE Pay」「メルペイ」「au PAY」「pixiv PAY」の割合が非常に高くなっています。
LINEやメルカリといった、なじみのあるアプリ内でチャージ・決済ができる点で、コード決済のハードルが低くなっています。

「利用したことがない」と答えたユーザーは60歳以上が19.5%と年代が上になるほど増え、逆に10代では13.0%と若年層になるにつれ減る傾向にありました。

キャンペーンの利用割合は?

Q1で「コード決済を利用したことがある」と回答した人を対象とし、「Q2:QRコード(バーコード)決済サービスの『○○%ポイント還元』などのキャンペーンを利用したことはありますか? 利用したことのあるサービスを全て選んでください。」という追加質問をしました。

第1弾の100億円キャンペーンがテレビやSNSなどで話題になった影響か、42.2%の方が「PayPay」と回答しています。

キャンペーンで「得した」ユーザーは8割以上

Q2にて、キャンペーンを「利用したことがある」と回答した355人に「Q3:QRコード(バーコード)決済サービスのキャンペーンを利用して、どのくらい得したと思いますか。」という質問をしました。

結果は「とても得した」が33.8%、「まあまあ得した」が51.0%、「あまり得しなかった」が13.2%、「まったく得しなかった」が2.0%となりました。
「とても得した」と「まあまあ得した」を合わせると、8割超となり、キャンペーンの満足度が高いことがわかります。

半数近くがキャンペーン終了後もコード決済を「利用する」

Q2にて「利用したことがある」と答えたユーザーに対して、さらに「Q4:ポイント還元などのキャンペーンがなくても、Q2で回答したQRコード(バーコード)決済サービスを利用し続けますか?」という質問をしました。

約半分の49.3%が「継続して利用する」と回答。
他の回答の割合は「キャンペーンを実施している他のサービスに移行する」が23.7%、「別のキャッシュレス決済を利用する(クレジットカード、電子マネーなど)」が13.8%、「現金で支払う」が5.4%、「わからない」が7.9%という結果となりました。

コード決済の成功の鍵はユーザーの獲得と、キャンペーンの成功

昨今、テレビやSNSで話題となり、政府も推進しているキャッシュレス決済ですが、その1つ「コード決済」を利用したことがないユーザーのほうがまだまだ多く、各社ともにユーザーの獲得が課題となっています。

お得なキャンペーンが入り口だったとしても、「継続して利用する」人が半数近くいるという結果は、まず「一度は使うユーザー」を増やすことが重要だという結果となりました。

キャッシュレス経済戦国時代の今、各社が様々なキャンペーンを行っています。どのコード決済が生き残るかは、キャンペーンの成功にかかっているとも言えるでしょう。