ネットショップを運営する際に必ず考えなければいけないのが決済周りです。ユーザーがどのような決済方法を望んでいるか、どの決済方法を利用するかを考える必要があります。

つまり、決済代行サービスを導入する際には、運営するネットショップの特徴を明確にし、ユーザーに利用される決済サービスを見極めることが重要となります。今回は、決済方法と決済代行サービスをまとめてみました。

決済方法の利用状況

決済方法の利用状況

出典:http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/ryutsu/pdf/005_03_00.pdf

経済産業省のデータによると、日本でのネットショッピングで最も使われている決済方法はクレジットカード決済の44.3%です。
しかし、クレジットカード決済さえあればよいという考えでは、せっかく訪れたサービス利用者を逃してしまう可能性があります。サービスによっては相性のよい決済方法が異なることはおおいに考えられます。

決済方法の種類

1.クレジットカード決済

購入手続きの後、すぐに決済を進めることができます。
他の決済サービスに比べて代金未回収のリスクが低いのが特徴です。

2.代金引換

宅配業者が商品と引き換えに料金を徴収する支払方法です。
購入者にとっては商品を受け取った後の支払になるので安心して利用できます。

3.後払い決済

商品到着後に請求書が届き、コンビニなどで支払ができます。

4.銀行(郵便)振込

ネットショップが発行する払込票で銀行、郵便局などで支払いができます。

5.コンビニ決済

購入手続き完了の後、手続きで通知されるお客様番号使ってコンビニのレジにて支払いができます。

6.電子マネー

Suica、Edyなどの電子マネーをチャージしておくことで支払いに利用できます。

7.携帯キャリア決済

代金の支払いを携帯電話料金と一緒に支払うことができます。

8.ネットバンキング

インターネット上で銀行振込を行います。
チャージの必要がない「iD」などの後払い式の電子マネーもあります。

リンク型オンライン決済サービス

1.SPIKE

SPIKE

https://spike.cc/

決済手数料のかからないオンライン決済サービスです。
簡単にネットショップ上に販売機能を追加できます。

モバイルで簡単決済サービス

2.Square

Square

https://squareup.com/jp/

Squareリーダーを使ってスマートフォンでの決済をすることも可能です。
決済手数料以外の費用は無料です。

3.PayPal

PayPal

https://www.paypal.jp/jp/home/

決済機能の他にも請求書ツール、スマートフォンでのクレジットカード決済を簡単に行うことが可能です。
少額代金を利用する場合、通常の手数料よりお得になる「少額決済用手数料」があります。

4.PAY.JP

PAY.JP

https://pay.jp/

2015年春に開始予定の決済サービスです。
特徴は、個人に独自の決済IDが付与され、IDさえ持っていれば、どこのお店でも簡単に決済できる仕組みです。
IDを統一することで、購入者が決済しやすい環境になるため、ネットショップ運営者が注目する決済サービスの1つです。

多様な決済方法を一括導入可能なサービス

5.ペイジェント

ペイジェント

http://www.paygent.co.jp/

主要なクレジットカードに対応しており、ボーナス払い、リボ払いなどのニーズにも対応できます。
クレジットカード以外の決済方法の追加費用は必要なく利用できます。EC-CUBEとの連携が可能です。

6.GMOペイメントゲートウェイ

GMOペイメントゲートウェイ

http://www.gmo-pg.com/

ネットショップだけでなく、自治体向け決済サービスも対応しています。

7.イーコンテクスト

イーコンテクスト

http://www.econtext.jp/

多彩な決済サービスを扱っていて一括導入が可能です。

8.ゼウス

ゼウス

http://www.cardservice.co.jp/

高度なセキュリティで個人情報の保護に力を入れています。

後払い決済サービス

9.NP後払い[マケスト提供]

NP後払い.jpg

http://www.netprotections.com/
NP後払い[マケスト提供]

NP後払いは、業界シェアNo.1の後払い決済サービスです。
コンビニ支払、銀行振込、郵便振替を一括導入でき、購入者のニーズも高いサービスです。

10.atone(アトネ)[マケスト提供]

atone(アトネ).jpg
https://atone.be/shop/
atone(アトネ)[マケスト提供]

atone(アトネ)は、会員登録のみですぐに利用できる後払い決済サービスです。

コンビニ支払、口座振替での決済ができます。
クレジットカードの保持率・利用率が低い、若年層や主婦層をターゲットとした企業での導入が増えています。

代金引換

11.ヤマトフィナンシャル

ヤマトフィナンシャル

http://www.yamatofinancial.jp/index.html

代金引換では100%商品代金を回収することができます。
代金引換の他に、電子マネー、クレジットカード、デビッドカード、コンビニや郵便局払いなど豊富な決済サービス提供しています。

12.e-コレクト

e-コレクト

http://www.sagawa-exp.co.jp/service/e-collect/

代金引換の他に、クレジットカード、電子マネー、デビッドカードでの決済が可能です。

決済機能付きオンラインストア構築サービス

オンラインストア構築サービスでは、ネットショップを簡単に立ち上げることができ、同時に決済代行サービスもついています。

13.STORES.jp

STORES.jp

https://stores.jp/

クレジットカード決済、コンビニ決済が利用できます。

14.BASE

BASE

https://thebase.in/

クレジットカード決済、コンビニ決済、代引き、銀行振込が利用できます。

まとめ

決済代行サービスを導入することはネットショップ運営の効率化だけでなく、顧客のニーズに答える重要な役割があります。
自社のターゲットユーザーがどの決済方法を利用するかを考え代行サービスを選ぶことをオススメします。また方法だけでなく、機能面もしっかりと確認しましょう。

一番重要なことは、ユーザー視点でネットショップ構築、運営を進めることです。

ネットショップ運用を効率的に進めたい方はコチラもチェック![マケスト提供]

このニュースを読んだあなたにおすすめ

売上アップの基本公式~売上の基本構成要素
セールスフロー理解の重要性と具体的事例
マーケティングの基本である市場分析とポジション

この記事に関連するカリキュラム

Web戦略カリキュラム

Web戦略カリキュラム

Webマーケティングを実践するうえで、まずは押さえておくべきWeb戦略の基礎カリキュラムです。Web戦略の基礎は、様々なプロモーション手法やマーケティング活動の基本と言える考え方なので必ず押さえましょう。