DMP運用の注意点

DMPを運用する際には、DMPの構築がしっかりできていることを確認しましょう。

DMPは、データを蓄積する「ストレージ領域」、データを集計・分析する「アナリティクス領域」、分析結果を複数のチャネルで連携させる「チャネル連携領域」で成り立っています。
各領域を連携させることを「構築」といい、これによりDMPがスムーズに運用できます。

以下で、DMPの構築で考慮すべき項目の例を挙げます。

  • データ量の増加にあたって、データを拡張できるか
  • 部門を横断して利用できるか
  • データがリアルタイム、スムーズに連携できるか
  • 既存のデータも連携できるか

DMPサービスを選ぶポイント

DMPサービスの選定時には「どんな目的でDMPを導入するのか」を明確にしておきましょう。

DMPは、蓄積している膨大なデータを広告運用に活用できる点が特徴です。
しかし、「どんなデータをどんなふうに使い広告運用に役立てたいか」が具体化していなければ、せっかく豊富なデータがあっても有効活用はできません。

また、一言でDMPといっても、オープンDMPかプライベートDMPか、同じ種類のDMPでもサービスによって保有するデータ内容やできることが異なります。
導入の目的が明確かつ具体的に決まっていると、選ぶべきDMPも判断しやすくなるでしょう。

代表的なDMPサービス

Intimate Merger(インティメート マージャー)

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Intimate Mergerは、パブリックDMP市場シェアNo.1を誇るDMPです。

約4.7億ユニークブラウザ(ブラウザ単位で計測されたWebサイトへの訪問回数)に紐づく豊富なオーディエンスデータを有しています。

自由度の高いセグメンテーションによってより細かなターゲティングが可能で、アドネットワークやLPOツール、MAやCRMなど様々なツールと連携できデータマーケティングを効率化します。

公式URLIntimate Merger

Arm Treasure Data eCDP(アーム トレジャー データ イーシーディーピー)

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Arm Treasure Data eCDPは、キリン株式会社や株式会社資生堂などの大手企業も導入しているカスタマーデータプラットフォームです。
国内プライベートDMP市場で、2年連続1位を獲得しています。

顧客一人ひとりの様々な領域のデータや製品データをリアルタイムで収集することが可能です。
500を超えるツールと簡単にデータ連携が可能なため、データの統合に無駄な工数をかける必要もありません。

充実したインフラ管理・サポート体制、高水準のセキュリティで安心して運用できます。

公式URLArm Treasure Data eCDP

AudienceOne(オーディエンスワン)

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AudienceOneは、国内最大級のデータ量を誇るDMPです。

月間4.8億ユニークブラウザ、1億以上のモバイル広告ID、1兆レコードからなる巨大なデータソースが強みです。

特定顧客の行動パターンから類似するユーザーをピックアップできる「オーディエンス拡張機能」など、高精度な推計技術により品質の高いデータを取得・活用できます。
公式URLAudienceOne