梅雨はEC商機。購入意欲を後押しするメルマガを書くための3つの視点
ゴールデンウィークなどの長期連休が終わると、実は7月の海の日まで祝日がありません。お休みが恋しくなるこの頃は同時に梅雨もやってくるので、たまの休日も外出することなく自宅でゆっくり過ごす方が増えます。
事実、梅雨の時期は在宅率が高く、家でゆっくりDVDを見たりインターネットを楽しむ人が増えるというデータもあります。
参考:
雨の日の消費者の購買行動調査
*在宅率・インターネット利用率が高まるということは、ECの商機とも言えます。*このタイミングを活用し、メルマガ会員に向けたメッセージを出してみるのもおすすめです。購入に迷っているメルマガ会員の心を後押しする、3つの視点を意識してみましょう。
まずは「お客様の気持ち」になる
普段からメルマガ読者が何を求めているのか考えながら書くのは大切ですが、このタイミングに改めてメルマガに登録しているユーザーが、ECサイト上でどのような「気持ち」で購入まで至るのか考えてみましょう。
もちろん販売している商材やメルマガ会員のステータスによっても変わるので、各自それぞれのユーザーの気持ちに立つのは大前提。その上で購買意欲を後押しするために、ユーザーがなぜ今購入していないのか/迷っているのか想像・検証しながら、それに合わせてユーザーに適切な内容を発信しましょう。
例えば以下のようにユーザー傾向や気持ちを読み解き、適切な施策を行ってみます。
ファッション、F1層向け商材
これらの商材を扱うECサイトでは、多くがお気に入りリスト機能を持っているのではないでしょうか。若い女性の場合、*Webサイトを見てすぐに購入するよりも、気になるものを好きなだけお気に入りリストに入れておくストック傾向が見られます。*SNSなど
でもとりあえず「いいね」しておくユーザーも多いです。
お気に入りアイテムを購入に誘導するため、メルマガで以下のような施策が検討できます。
・コーディネート紹介
着こなしに悩んでいる⇒着用イメージを「具体化」させる
・トレンドアイテムとしてピックアップ
気になるがなんとなく購入に踏み切れない⇒今が「旬」なアイテムであると伝える
・使い方ハウツー
話題のコスメだけど使い方がわからない⇒「使用方法」を伝える
・残りわずかなアイテムの在庫をお知らせ
今買う必要がない⇒「今買わなきゃ」への誘導
・割引セール
金額に懸念がある⇒「お得感」を持たせる
さらに、SNSとこれらの施策を掛け合わせるのも効果的です。Instagramなど
SNSに誘導することで、メルマガ全体のボリュームを削減し、読むのではなく「見る」メルマガとしてF1層へリーチできます。
季節性のある商材
梅雨時期に購買行動が起こりやすい商材や、屋内で楽しく過ごせる商材、夏に向けて購買が伸びる商材は、メルマガでの購買促進のチャンスです。直接的に季節に関連しなくても、自社サイト内で、5~7月にかけて検索が伸びるアイテムやキーワードは狙い目です。
需要が見込まれる商材の場合は、新商品や値段を伝えるのはもちろんですが、アイテムの活用事例などストーリー性のある内容を取り上げることで、ユーザーが購入後の生活をイメージしやすくなります。
また販促にうってつけのこの時期に、特設サイトを設けるのもおすすめです。特集を組んだり、商品に関するまとめページを作る、過去に購入したユーザーのインタビューを掲載するなど、購入へのあと一歩を手助けするコンテンツは大切です。メルマガから特設サイトや特集ページに誘導することで、メルマガでは伝えきれない情報量をユーザーに届けられます。
季節性のない商材
季節性がなく「今買わなきゃ」という必要性がない商材の場合は、割引や値引きなどではなく付加価値を向上させることに注力しましょう。
お客様が気になりそうな商材の“こだわり”ポイントを伝えたり、過去に購入した利用者の声を紹介するのも良いでしょう。またギフト需要のある商品であれば、ラッピングやメッセージカード対応など「おもてなし」でメリットを提供することで、他社と比較された際に選ばれる決め手になります。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
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- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
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- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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