内部リンクを最適化する4つのポイント

では実際に内部リンクを最適化するためのポイントについて見ていきます。

内部リンクの最適化を行うのであれば最低限これだけは必要というものを4つにまとめましたので、自身のサイトで対策できているかをご確認ください。

グローバルメニューからのリンク

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まずはグローバルメニューからのリンクです。

グローバルメニューとはWebサイトのどのページにも固定で表示されるショートカットのような役割を持つリンクのことで、IA(インフォメーションアーキテクチャ)において非常に重要なのがグローバルメニューです。

グローバルメニューが設置されていることによって、自然検索から流入してきたユーザーにもサイト全体の構造がわかるようにするために設置します。

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また、グローバルメニューはスマートフォン用のモバイルページでも設置されています。

別名「ハンバーガーメニュー」とも呼ばれる3本線のアイコンがグローバルメニューとなっているサイトも多くあります。

パンくずリストの設置

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続いての内部リンクを最適化するポイントはパンくずリストの設置です。

パンくずリストとは現在表示されているページはサイトのどこを読んでいるのかをユーザーに分かってもらえるように設置するリンクのことです。

童話「ヘンゼルとグレーテル」の作中で、森で迷子にならないように歩いてきた道にパンくずを置いて目印にしていたという話が、パンくずリストと呼ばれている由来になっています。

パンくずリストにも最適化のポイントがあり、サイトの末端ページを表示している場合でもそのページにたどり着くまでのカテゴリを全て表示させなければなりません。

例えばこの記事であれば以下のパンくずリストが設置されています。

ferret > 記事をさがす > SEO検索エンジン最適化) > 内部対策 > 内部リンクとは?最適化の方法とSEOにおけるポイントを解説!

このように全てのカテゴリページパンくずリストに表示させる必要があるので、記事をジャンル分けするカテゴリがあるにも関わらず、HOME > 記事という風にカテゴリページを省略したパンくずリストは最適化されているとは言えません。

関連する高品質なページへのリンク

3つ目の内部リンクを最適化するためのポイントは関連する高品質なページへのリンクです。

外部リンクを獲得したサイトが高品質なサイトでなければいけないのと同様に、内部リンクリンクページも高品質でなければいけません。

低クオリティな記事を大量に作って公開し、内部リンクを張り巡らせてもそれは最適化された内部リンクとは言えません。

また、前述した通り、内部リンクサイト内の関連したページリンクページとして設定しなければいけないため、ビックワード1位を獲得している高品質なページがサイト内にあったとしても、関連性のないページでそのページ内部リンクを設置するのも最適化できていないと言えるでしょう。

複数のジャンルやカテゴリを扱っているWebサイトであればページに設置する内部リンクはカテゴリやジャンルごとに統一するとSEOにおいて高い効果が見込めます。

リンクページの内容がわかるアンカーテキスト

最後の内部リンクを最適化するポイントはリンクページの内容がわかるアンカーテキストでの設置です。

リンクページには何が書かれているのかをユーザーが一目でわかるページタイトルアンカーテキストに設定するのが最適化された内部リンクと言えます。

また、リンクページSEOを意識してタイトルを設定しているはずなので、関連するキーワードを記事内に含めるということですので、キーワードの網羅性においてもSEO効果を発揮してくれます。