最近では、副業解禁で副業を行う人や、会社に依存しない働き方としてフリーランスになる方がたくさんいます。

その中でも「Webライター」は始めやすい仕事として人気です。
また、オウンドメディアを持つ企業が多くなり、自社でコンテンツ制作をする機会も多くなっています。

そんな中で、いざライティング業務を始めてみると「ライティングは初心者だし基礎がわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、ライティング初心者の方にライティングの基礎を解説します。

記事構成のポイント

まず、記事の作成をする上で大事になってくるのは全体の構成です。
全体の構成によって、記事の良し悪しが決まってしまうといっても過言ではありません。
記事構成の2つのポイントついて説明していきます。

構成を作るときの考え方

構成は書籍の目次のようなもので、記事の方向性や情報の濃度を決定する大切なもの。
ここが疎かになってしまうと、何が言いたいかわからない記事になってしまうことが多々あります。
大きく分けて、記事の構成は以下の3つに分かれます。

・導入文
・本文
・まとめ

導入文では、伝えたい内容の全体像や、その記事でわかることを述べて読者の興味を引きます。本文では、話の展開に気をつけながら読者が知りたい順番に並べていくことが必要です。
まとめでは、その記事の結論を述べていきます。
つまり、導入文とまとめはその記事で最も伝えたいことを記載し、本文で結論に味を付けていくようなイメージです。
わかりやすい記事はしっかりした構成があり、本文が論理的な展開をしています。
反対に、構成の形がしっかりしていなくて内容が右往左往していると、読者にとって読みにくい記事となってしまうでしょう。
論理的な文章を作成するには、構成をしっかりつくることが不可欠です。

構成を作るには情報収集が必要

構成を作るときに欠かせないのが情報収集です。
情報収集によって「読者はどんな内容を求めているのか」「知識を得たいのか・悩みを解決したいのか」といったニーズが把握できます。
もちろん、構成を作るときも読者が求めているものを積極的に組み込んでいく必要があります。
もし、読者が求めているものが記事内になければ、途中で読むことをやめてしまうでしょう。

情報収集のポイント

情報収集のポイントは以下の3つです。

・読者の立場になって情報を集める
・参考サイトを絞り込む
・情報に信頼性があるかどうか

この3つのポイントはどれも重要で、読者のためでもあり、コンテンツの信頼性にも関わる部分です。

読者の立場になって情報を集める

まずは、読者の立場になって情報収集を行うことが大切です。
情報収集は、検索エンジンで実際にテーマを検索してみるといいでしょう。
例えば、テーマが「疲れ」に関するものであれば「疲れの原因」や「良質な睡眠のとり方」といった部分が気になるかと思います。

さらに、効果的な栄養ドリンクや錠剤についても詳しく知りたいかもしれません。
そうなると、検索から得た情報とユーザーが関連して気になるであろう「先回りした情報」を構成や本文に組み込むことができるのです。

参考サイトを絞り込む

参考にするサイトは絞り込んでおきましょう。
インターネットには数え切れない情報があり、ひとつずつ確認していくと調査だけで多くの時間を費やしてしまいます。

具体的には、Google検索結果の上位10位までを対象にするといったように、自分の中でルールを決めておくとスムーズな調査が可能です。

情報に信頼性があるかどうか

記事内で伝えたいことに対して、その裏付けとなる根拠も集めておきましょう。
例えば「この料理は疲労回復に効果的です!」というよりも…
「この料理には〇〇といった食材が入っていて、疲労回復に効果があります」のほうが説得力がありますよ。

さらに「この〇〇に含まれる⚫⚫という成分が疲労回復に効果がある」といった内容まで付け加えておくべきです。
このような根拠は、可能であれば公的なもの、あるいは医師が監修しているといった信頼できるところから集めるようにしましょう。

タイトルの付け方

どんなに情報を網羅した内容を丁寧に執筆したとしても、その内容を読まれなくては意味がありません。
そこで気をつけなければいけないのが、読者の目につきやすいタイトルをつけることです。
まず初心者が意識しておきたいポイントは3つ。

・具体的な数字を使う
・「 !」や「?」を使う
・KW(キーワード)をタイトルに盛り込む

具体的な数字を使う

例えば「〇〇のオススメを紹介します」よりも「〇〇のオススメ3選」。
とした方が、記事のボリューム感もわかり、自分に合った内容が選びやすくなります。

また「たった15日で〇〇できる」とすれば、記事を読むことで得られるベネフィット(価値)も明確になるといった効果があります。
このように、数字を用いることで説得力や読者の興味を引くことができます。

「!」や「?」を使う

タイトルに「、」や「。」といった句読点を含むよりも、「!」や「?」を使ったほうが読者の目をひきやすくなります。

例えば「痩せたい。おすすめダイエットサプリ3選」よりも「痩せたい?おすすめダイエットサプリ3選!」。

後者のほうが、検索やSNSで表示されたときに「ちょっと見てみようかな」と読者の興味・関心を促せるでしょう。

KW(キーワード)をタイトルに盛り込む

記事を作るときには、まずKWを意識して構成の決定や情報収集を行います。
「夏バテ,食材,効果」といったKWであれば、次のようなタイトルが候補として良いでしょう。
「辛い夏バテ!効果的な食材を現役栄養士が3つ厳選します」

このようなタイトルであれば、読者の目に止まりやすく、記事の内容もどんなものかわかりやすくなります。
また、タイトルの文字数は30文字程度が好ましく、KWはなるべく左側に寄せましょう。
これは、Google検索結果で表示されるタイトルの文字数が30文字程度だからです。
こちらの記事でもタイトルの重要性と作成時の注意点について説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

読みやすい文章にするコツ

ここからは、読みやすい文章にするコツをお伝えしていきます。
特にWebに文章の場合は、読者がスムーズに読めるようなものが好まれます。

主語の省略や指示語の使用は控える

日本語では主語の省略をするケースが多いですが、Webの文章では控えるべきです。
Webの記事の場合、読者は自分が欲しい情報だけを探すので、かいつまんで読むことが多いものです。

かいつまんで読んでいる中で、主語の省略や指示語が多いと一文を読んだだけでは読者は文章を理解できません。
文章を理解できるように遡って読まなくてはならなくなり、読者にストレスを与えてしまいます。
同様の理由で「これ」「あれ」といった指示語もなるべく控えておきましょう。

改行に気を配る

改行は目安としては、意味が1つにまとまる2~3文で一回が良いです。

改行をしないと詰まったような見た目になってしまい、一文ごとや句読点ごとに改行するとスペースが多くなってしまいます。
少しの気遣いで見やすい・見にくい記事になってしまうので注意が必要です。

なるべく簡潔にする

1つの文章の中に主語と述語は1つずつ、一文で伝える情報も1つを意識。
また「、」は一文で2つくらいにしておくべきです。

「、」が多いとその分長くなってしまい、意味が伝わりにくい文章になってしまいます。
文字数としては、40~60文字程度にしましょう。
一文が80文字を越えてくると、多くの場合は2文に切ることができます。
とはいえ、固有名詞が長いといったケースもあるので、目安として意識しておくといいですね。

同じ語尾を3回以上続けない

初心者ライターに最もありがちなのは、同じ語尾が続くことです。
「~です。~です。~です。」といったように語尾が続いてしまうと、記事全体の「リズム」が悪くなってしまいます。

同じ語尾は2回までが好ましいです。ただし、メディアによっては同じ語尾が2回続くのことがNGである場合があります。
「~です。~ます。~でしょう。」といったように、語尾のバリエーションを増やしていくと文章にリズムが出てきます。

チェック・推敲を行う

人間はミスをしてしまうものです。できれば翌日や休憩を挟んでからチェック・推敲を行いましょう。

改めてチェック・推敲をしてみると、誤字や意味の通らない箇所を発見するケースがあります。必ずミスがあるといった前提の意識で、見直しをしてみましょう。

まとめ

今回は、初心者ライター向けにライティングの基礎となる部分をお伝えしました。
紹介した考え方や方法は、読者にとって読みやすいコンテンツ制作にとって重要なものです。

しかし、初心者にはなかなか難しいと感じる部分も多いでしょう。
一気にマスターしようとせず、ひとつずつ意識してライティングスキルをアップしていきましょう。

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