NTTデータが、Webサイト「イマツイ」で2019年のTwitterデータから話題量をランキングした「イマツイ ツイート大賞 2019」を公開。ランキングは、Twitter上の投稿から、映画、テレビドラマ、ニュース、スポーツニュース、流行語トレンドの5部門だ。

映画部門

映画「刀剣乱舞」が350万ツイートを超える話題量を獲得

1912①_PC.png出典:株式会社NTTデータ

2019年に公開した映画の話題量ランキングの1位は、映画「刀剣乱舞」が350万ツイートを超える話題量を獲得。「刀ミュ」で話題になったミュージカルやアニメ化を経て、2019年に映画化した。2〜5位はアニメ、6〜8位は邦画と、Twitterでは国内制作の映画に話題が集まりやすく、とくに幅広い年代に受け入れられるアニメ作品に人気が集まる傾向にあるようだ。

洋画は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が100万近い話題量

1912②_PC.png出典:株式会社NTTデータ

2019年の洋画は、MARVELと邦画同様アニメ作品に注目が集まった。1位は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が100万近い話題量を獲得。洋画も幅広い世代が楽しめる作品が人気を集める傾向にあるようだ。

テレビドラマ部門

1位にはNHK大河ドラマ「いだてん」、日テレが上位に目白押し

1912③_PC.png出典:株式会社NTTデータ

1位にはNHK大河ドラマ「いだてん」。上位には、ユーザー間で考察が繰り広げられた「あなたの番です」、菅田将暉主演で最終回の演出が話題となった「3年A組」、映画・ドラマ・映像サービスと複数のメディアで展開した「ブラック校則」と、日本テレビ系列で制作された作品が3作ランクイン。制作側の挑戦的な作品作りにユーザーが反応したといえそうだ。

動画配信サービスでもアニメが続々ランクイン

1912④_PC.png出典:株式会社NTTデータ

1位にはAbemaTV配信で新しい地図の3人による「7.2新しい別の窓」がランクイン。2位「Ultraman」、4位「リラックマとカオルさん」、7位「ケンガンアシュラ」、9位「無限の住人」とオリジナルのアニメが多数ランクイン。特にNETFLIXの作品が評価を得ている。

ニュース部門

教員いじめ問題に高い関心

1912⑤_PC.png出典:株式会社NTTデータ

1位にランクインしたのは、教員間のいじめ問題を起こした学校の対応に関するニュース。「いじめにカレーが使われた」ことに対して、「給食のカレーをやめる」という対応がユーザーの関心を集め、大きな話題量を獲得する結果となった。

スポーツ部門

スポーツ界の視線は五輪に!

1912⑥_PC.png出典:株式会社NTTデータ

2020年に開催される五輪関連のニュースが上位を占めました。マラソン会場の変更やそれによる猛暑のことなど、開催前の五輪に関するニュースが挙げられており、人々の期待や懸念が表れているといえそうです。

流行語トレンド部門

1位はやはり令和、上位はコンテンツがランクイン

1912⑦_PC-1.png出典:株式会社NTTデータ

2019年に流行した言葉やトレンドの話題量ランキングで1位に輝いたのは「令和」で、6700万件を超える話題量を獲得。2位は週間少年ジャンプで連載中の「鬼滅の刃」、3位は人気の中国系ゲームアプリ「第五人格」、4位はジャニーズグループ「SixTones」と上位をコンテンツが占める結果となりました。

詳しくはこちら→今年も発表!リアルな話題量ランキング 『イマツイ ツイート大賞 2019』! 国民の約半数が「令和」とつぶやいた!?

分析対象
分析期間:2019年1月1日~2019年11月30日

① 映画部門
分析対象:2019年に公開された映画タイトル(サブタイトルは含まない)と「映画」を同時に含むツイート

② テレビドラマ部門
分析対象:2019年に地上波、東京キー局でオンエアされたテレビドラマのタイトル名と「ドラマ」を同時に含むツイート

③ ニュース部門
分析対象:ニュースポータルサイトのURLを含むツイート

④ スポーツニュース部門
分析対象:スポーツ紙ウェブサイト、ポータルサイトなどのURLを含むスポーツに関するツイート

⑤ 流行語トレンド部門
分析対象:2019年ユーキャン新語・流行語大賞、およびJC・JK流行語大賞2019&2020年トレンド予測にノミネートされたキーワードを含むツイート

平成から令和を振り返る

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