WordPressでサイト運営をしていると、常にデータトラブルのリスクがつきまといます。

データトラブルに巻き込まれてしまうと、場合によってはデータが消えてしまったりバグが発生したりすることがあります。

そんなときに、バックアップを取っていなければ、今まで費やした時間や費用が全て無駄になってしまうこともあるでしょう。

しかし中には「バックアップしたほうがいいけれど、やり方が分からないし面倒」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、WordPressでバックアップを取る方法を紹介していきます。

バックアップしておくファイル

WordPressでバックアップしておくファイルは以下の4つです。

  • themes
  • uploads
  • plugins
  • データベース

この4つのバックアップを取っておけば、何かがあったとしても大きなダメージを受けなくて済みます。

それぞれに保管されているのは以下のようなデータです。

  • themes→インストール済みのWordPressテーマ
  • uploads→アップロード済みのメディア
  • plugins→インストール済みのプラグイン
  • データベース→記事内容・タイトル・カテゴリなど

themes・uploads・pluginsの3つは「wp-content」というフォルダに保管されています。

データベースは、他の3つとは保存されているものが少し異なる性質なので、別に保管されているようなイメージです。

どのようなタイミングでバックアップを取ればいいのかというと、themesはカスタマイズをする前には必ず行っておきたいところです。

カスタマイズをすると、予期せぬ不都合が生じることも考えられます。

そのほかの3つに関しては定期的にバックアップしておくと安心です。

もちろん、テーマもカスタマイズの都度ではなく、定期的にバックアップしておくほうがよいでしょう。

次からは具体的なバックアップの方法について解説していきます。

プラグインを使ったバックアップ方法

ここからは、プラグインを使ったバックアップ方法について解説してきます。

バックアップができるプラグインはいくつかあるのですが、今回はその代表格である「BackWPup」を使った方法を紹介していきます。

「BackWPup」のインストール

まず、WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規作成」と進んでいきます。

そうすると、キーワードでプラグインが検索できるようになっているので検索窓に「BackWPup」と入力。

そうすると検索結果に「BackWPup」が現るので「今すぐインストール」を押し、完了したら有効化します。

ここまで行えば下準備は完了です。

新規ジョブの作成

インストールし有効化をするとメニューに「BackWPup」が表示されるようになります。

そこでジョブを選択し、新規追加をクリックすると新規ジョブの作成が可能になります。
次に一番左にある一般を指定し、任意でジョブの名前を決定。

ジョブの名前は何でもいいのですが、わかりやすいものにしておくといいでしょう。

また、以下の箇所にチェックが入っているかどうかを確認します。

  • データベースのバックアップ
  • ファイルのバックアップ
  • インストール済みプラグイン一覧

上記にチェックが入っていることを確認したら下にスクロールします。

クロールしていくと「バックアップファイルの保存方法」があるので、Dropboxにバックアップを選択します。

スケジュールの決定

次はバックアップのスケジュールを決めましょう。

先ほどの一般タグの隣にスケジュールタグがあるので、「ジョブの開始方法」にある「WordPressのcron」を選択します。

すると「実行時間をスケジュール」と表示されるので、実行時間を設定しましょう。

ただし、実行時間はデフォルトで3時になっています。何か特別な事情がない限りは設定は変える必要はありません。

「宛先:Dropbox」タブの設定

最後は「宛先:Dropbox」タブの設定です。

現時点では認証されていないので「認証コードの取得」をクリック。するとDropboxのサイトに移動し許可を押すと認証コードが表示されます。

それをコピーして「認証コードの取得」の隣にある空欄にペーストしましょう。

また、その下にある保存先フォルダーはサイトのドメインに設定しておくとわかりやすいので管理がしやすくなります。

最後に「変更を保存」をクリックすれば設定は完了し、自動的にバックアップが行われるようになります。

ちなみに、設定が完了すれば先程のジョブに表示されるようになるので「今すぐ実行」を押して動作確認をしておくと安心です。

手動でバックアップする方法 

ここからは手動でバックアップする方法について解説していきます。
手動でのバックアップは以下の2つを保存する必要があります。

  • サイト→WordPress本体・テーマ・プラグインなどのファイル・フォルダ
  • MySQL→記事内容やコメント(データベース

サイトのバックアップの実行

サイトのバックアップはFTPを利用します。

FTPとは簡単に言うとファイルをコピーするための仕組みです。今回の場合だと、外部のサーバーにあるデータを自分のパソコンに送っていきます。

操作も非常に簡単でサーバーにアクセスした後対象のファイルを全選択し、ローカル(PC)にドラッグ&ドロップするだけです。

FileZillaを使用すると、右から左へ動かすだけなので操作はより簡単になります。

データベースのバックアップ

次はデータベースをバックアップしていきます。

その方法は様々なものがあり、cPanelXやphpMyAdmin・コマンドラインMySQLWorkbenchなどで実行できます。

それぞれの特徴をまとめたものが以下です。

名称 特徴
cPanelX 多くのホスティングサーバーで使用されている管理パネル
phpMyAdmin 簡易バックアップと詳細バックアップが可能
コマンドライン phpMyAdminでは扱えないデータベースのサイズが大きい時に活用できる
MySQLWorkbench データベースの容量制限なし・多数の管理タスクが実行可能

それぞれデータバックアップの方法が異なるため、こちらも合わせてご確認ください。

復元する方法 

復元する方法はプラグインを使った場合と、手動で行った場合で異なります。
それぞれ分けて解説します。

プラグインを使用した場合

先ほど紹介した「BackWPup」を使った場合は以下のような手順になります。

1.保存先からZIPファイルをFTPソフトを利用しPCにダウンロードする
2.Windowsの場合はZIPファイルをすべて展開Macの場合はZIPファイルをダブルクリックする
3.解凍したファイルをFTPソフトを利用して「backwpup_.sql以外」をサーバーに上書き
backwpup_
.sqlはセキュリティ上問題が発生するので除外しましょう。
4.各サーバーにあるデータベースのphpMyAdminを使って「backwpup_***.sql」をインポートする
5.以降は各サーバーによって操作が異なるので、各サーバーのマニュアルを参考に進めていく
6.すべてのページが正しく表示されていれば復元完了

手動で行こなった場合

手動でバックアップを行った場合はまずバックアップした、plugins・themes・uploadsの各ファイルをもとの場所にアップロードするだけです。

また、アップロード後にプラグインが有効化されていないケースもあるので確認しておきましょう。

投稿や固定ページの復元に少し手間がかかります。
バックアップ時にFTPを利用しているとエクスポートしたXMLファイルがあります。これをWordPressにインポートしていく必要があるのです。

インポートの方法としては、まずWordPressのインポートツールをインストールします。

インストールが完了したら、「ツール」→「インポート」→「Wordpress」と進めていきます。

そうすると、XMLファイルを選択できるので、アップロード後クリックします。

完了後、正しく表示がされていれば復元終了です。

バックアップ作業を習慣化しよう

このように、バックアップには手動で行う方法とプラグインを使う方法があります。

バックアップだけで考えると、プラグインは一度設定をしてしまえば後はほとんど自動で行なってくれます。

手動の場合は慣れないうちは少し時間がかかってしまうかもしれません。

とはいえ、バックアップを行っていないと今まで費やしたものが全て無駄になってしまうこともあります。

そうならないためにも、まずはバックアップ作業を習慣化してみてください。

参考:
BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法 | バズ部

図解でわかるWordPressの全自動バックアップ方法 | ノートン ブログ

備えあれば憂いなし!WordPressのバックアップから復元までの方法まとめ | creive【クリーブ】

WordPressのバックアップを自力・手動で行う方法を簡単解説 – あなたのスイッチを押すブログ

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