WordPressでサイト運営をしていると、常にデータトラブルのリスクがつきまといます。

データトラブルに巻き込まれてしまうと、場合によってはデータが消えてしまったりバグが発生したりすることがあります。

そんなときに、バックアップを取っていなければ、今まで費やした時間や費用が全て無駄になってしまうこともあるでしょう。

しかし中には「バックアップしたほうがいいけれど、やり方が分からないし面倒」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、WordPressでバックアップを取る方法を紹介していきます。

バックアップを取るタイミング

WordPressでバックアップを取るのは主に次の2つの時がいいでしょう。

更新前
WordPressのバージョンアップがあった場合最新版に更新するかと思います。その時はぜひバックアップを取りましょう。バージョンアップを行うと今まで利用してきたテーマやプラグインが急に使えなくなってしまう可能性が0ではありません。最新バージョンでの不具合を見越して、念の為バックアップはバージョンアップする前にはとっておいたほうが良いです。

カスタマイズする時
WordPressに何かしらのカスタマイズをする前にも、バージョンアップをとっておきましょう。テーマをカスタマイズするときやスタイルシートをカスタマイズするときなど、これはあまり確率的には高くありませんが、不具合が起きる可能性があります。念には念を入れてカスタマイズする前には、バージョンアップをおすすめします。これで万が一表示に不具合が起きたり、レイアウトが崩れてしまった場合でもすぐにもとに戻すことが出来ます。

バックアップしておくファイル

WordPressでバックアップしておくファイルは以下の4つです。

  • themes
  • uploads
  • plugins
  • データベース

この4つのバックアップを取っておけば、何かがあったとしても大きなダメージを受けなくて済みます。

それぞれに保管されているのは以下のようなデータです。

  • themes→インストール済みのWordPressテーマ
  • uploads→アップロード済みのメディア
  • plugins→インストール済みのプラグイン
  • データベース→記事内容・タイトル・カテゴリなど

themes・uploads・pluginsの3つは「wp-content」というフォルダに保管されています。

データベースは、他の3つとは保存されているものが少し異なる性質なので、別に保管されているようなイメージです。

どのようなタイミングでバックアップを取ればいいのかというと、themesはカスタマイズをする前には必ず行っておきたいところです。

カスタマイズをすると、予期せぬ不都合が生じることも考えられます。

そのほかの3つに関しては定期的にバックアップしておくと安心です。

もちろん、テーマもカスタマイズの都度ではなく、定期的にバックアップしておくほうがよいでしょう。

次からは具体的なバックアップの方法について解説していきます。

プラグインを使ったバックアップ方法

ここからは、プラグインを使ったバックアップ方法について解説してきます。

バックアップができるプラグインはいくつかあるのですが、今回はその代表格である「BackWPup」を使った方法を紹介していきます。

「BackWPup」のインストール

まず、WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規作成」と進んでいきます。

そうすると、キーワードでプラグインが検索できるようになっているので検索窓に「BackWPup」と入力。

そうすると検索結果に「BackWPup」が現るので「今すぐインストール」を押し、完了したら有効化します。

ここまで行えば下準備は完了です。

新規ジョブの作成

インストールし有効化をするとメニューに「BackWPup」が表示されるようになります。

そこでジョブを選択し、新規追加をクリックすると新規ジョブの作成が可能になります。
次に一番左にある一般を指定し、任意でジョブの名前を決定。

ジョブの名前は何でもいいのですが、わかりやすいものにしておくといいでしょう。

また、以下の箇所にチェックが入っているかどうかを確認します。

  • データベースのバックアップ
  • ファイルのバックアップ
  • インストール済みプラグイン一覧

上記にチェックが入っていることを確認したら下にスクロールします。

クロールしていくと「バックアップファイルの保存方法」があるので、Dropboxにバックアップを選択します。

スケジュールの決定

次はバックアップのスケジュールを決めましょう。

先ほどの一般タグの隣にスケジュールタグがあるので、「ジョブの開始方法」にある「WordPressのcron」を選択します。

すると「実行時間をスケジュール」と表示されるので、実行時間を設定しましょう。

ただし、実行時間はデフォルトで3時になっています。何か特別な事情がない限りは設定は変える必要はありません。

「宛先:Dropbox」タブの設定

最後は「宛先:Dropbox」タブの設定です。

現時点では認証されていないので「認証コードの取得」をクリック。するとDropboxのサイトに移動し許可を押すと認証コードが表示されます。

それをコピーして「認証コードの取得」の隣にある空欄にペーストしましょう。

また、その下にある保存先フォルダーはサイトのドメインに設定しておくとわかりやすいので管理がしやすくなります。

最後に「変更を保存」をクリックすれば設定は完了し、自動的にバックアップが行われるようになります。

ちなみに、設定が完了すれば先程のジョブに表示されるようになるので「今すぐ実行」を押して動作確認をしておくと安心です。