ferret編集部:2015年5月28日に公開された記事を再編集しています。

今回は、弊社代表の秋山が勧める書籍6冊をご紹介します。
「企業で新たな事業を創造したい」、「世の中にある問題を解決し、新たな価値を生み出したい」と考えている方に行動指針・思考法のヒントが得られる書籍となっています。

以下の順番で読み進めることで基礎から実践に落とし込みやすくなります。

【基礎】1~3:社会活躍できるビジネスマンになるための基礎知識について
【実践】4~5:実践するために参考になる実例
【プラスα】6:実践に関する4~5の効果を高めるために必要な戦略論について

特に、ベンチャー企業に勤める20代から30代の方にとってオススメしたい書籍ですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

※今回ご紹介する書籍は弊社の課題図書です。

1. 採用基準 (著者:伊賀 泰代)

altテキスト

採用基準

大手経営コンサル会社マッキンゼーの採用マネージャーを長年務めた著者が*「地頭より論理的思考力より大切なもの」と考えることをまとめた書籍です。*
リーダーシップを持つ人材が求められる昨今、「リーダーシップを持つとはどういうことか」、「リーダーシップのある人はどのような考え方をしているのか」、「リーダーシップをもつために必要な行動」を順序だててまとめられています。

著者の伊賀 泰代(いが やすよ)さんは現在、キャリア形成コンサルタントを主に行っている、MY CHOICEを運営しています。
過去にカリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAを取得し、その後マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンにてコンサルタントや人材育成、採用マネージャーを務められていました。

著者がマッキンゼーで勤務する中で、同社を新しいキャリア形成のために退職した人々のキャリア形成プロセスや、人事採用に携わった経験から感じたリーダーシップを持つ人材について、綴られています。
これから就職活動をする方はもちろん、新卒の方や、今後のキャリアを考えているビジネスパーソンにもぜひ読んでいただきたい一冊です。

2. Who Moved My Cheese?チーズはどこへ消えた? (著者:スペンサー・ジョンソン)

altテキスト

Who Moved My Cheese?チーズはどこへ消えた?

医学博士であり、心理学者でもある著者が、常に変化し続けているこの世の中で、生き残るために必要なマインドをコミカルに描いた書籍です。
初版が10年以上も前ではありますが、ビジネスパーソンを中心に未だ売れ続けるベストセラーです。

内容は、2匹のねずみと2人の小人が食料となるチーズをめぐる物語で、描写の多さやボリューム自体もライトなため手軽に読むことができます。
コミカルな中にも、「時代や環境の変化を受け入れることが困難に感じている」、「変化に適応したいがどのようなマインドをもてばいいのか分からない」といった現代のビジネスパーソンが抱える悩みに通ずる内容が綴られています。
変化に柔軟に対応できるマインドをもつためにも、読んでおきたい一冊です。