この記事は2016年11月15日に更新しました。

Webマーケティング業界は非常に変化が激しく、毎日のように新しい情報が現れます。あまりに早いスピードで技術革新が行われるため「ドッグイヤー」とも呼ばれるWebマーケティング業界ですが、そもそもWebマーケティングとは一体何なのでしょうか?普通のマーケティングと何が違うのでしょうか?

今回は、Webマーケティングとは一体何か、Webマーケティングの重要性、Webマーケティング施策例、そしておすすめするWebマーケティング情報サイトをご紹介します。

目次

  1. Webマーケティングとは
  2. Webマーケティングの歴史
    1. インターネット黎明期(1994~1999年)
    2. ブログ登場・EC成長期(2000~2004年)
    3. ソーシャル登場・SEO隆盛期(2005~2009年)
    4. スマホ・アプリ登場、ホーム画面争奪戦(2010年~現在)
  3. Webマーケティングの重要性
  4. 集客施策
    1. SEO(検索エンジン最適化)
    2. リスティング広告
    3. アフィリエイト広告
    4. アドネットワーク広告
    5. SNS広告
    6. リターゲティング広告
    7. メールマーケティング
    8. ソーシャルメディア対策
  5. 回遊施策
    1. LPO(ランディングページ最適化)
    2. EFO(入力フォーム最適化)

Webマーケティングとは

webmarketing.jpeg

Webマーケティングとは、Webを中心に行われるマーケティングWebサイトやWebサービスを用いて行われるものです。
しかし、本当にWebマーケティングと理解するためには、「マーケティング」を理解する必要があります。

かの有名なピーター・F・ドラッカーはマーケティングについてマーケティングの理想は販売を不要にする」と言っています。要するに、販売(売り込み)をせずとも物が売れる状態になることがマーケティングの理想ということです。ということは、マーケティングは「物が売れる流れを作る活動」と言えそうです。

Webを中心に行われるマーケティングWebマーケティングとなります。

また、Webマーケティングの大きな特徴として施策の結果を全て数値で管理出来るというのも大きな点です。紙媒体であれば、どこで買ってどのページをどれだけ読まれたかというのは計測するのが非常に難しいです。しかし、Webマーケティングであれば、どこから来て、誰が・どのページを・何回・何秒滞在したか、などの情報を見ることが出来ます。

Webマーケティングの歴史

インターネット黎明期(1994~1999年)

日本国内でインターネットが普及し始めた頃です。

ヨーロッパのCERN(欧州原子核研究機構)で、世界各国の研究者が、それぞれの規格の論文を読めるよう生み出されたのが、ハイパーテキストです。これが今のホームページの起源と言われリンクの仕組みもこの頃に生まれました。

インターネットが民間に開放され、世界中にまたたく間に広がっていた時期が、90年代前半です。その後、Mac(当時はMacintosh)やWindows95などが対応したことで世界中に爆発的に広がりました。ホームページをつくり、仕事を受注する、ネットで通販をする、そんなビジネスの胎動がはじまった時期が90年代後半です。

日本では定額通信サービスがはじまり、IT業界を中心にホームページ作成のブームがおきました。作ったホームページはYahoo!JAPANに登録することで、検索で見つけてもらえるようになりました。

しかし、ホームページにたどり着くおもな手段は、とくに雑誌など、既存媒体からの情報がほとんどでした。つまり、プレスリリースを配信しTVや雑誌で紹介されることが重要な集客手段でした。

ブログ登場・EC成長期(2000~2004年)

2000年問題が解決し、オフィスや家庭にパソコンが爆発的に普及した頃です。

2000年問題とは、当時年号を下二桁で処理する形を取って処理することの多かったコンピューターが、99→00になることでデータベースの順番が狂ってしまうことが危惧された問題。何が起こるかわからないという不安が広がっていました。パソコンやインターネットが普及しはじめていたため、社会問題ともなっていました。

それが解消されると、またたく間にビジネスとしての利用が開花します。

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90年代に開業した楽天では、ネット通販が大盛況となり、今では誰もが知ってるサービスになりました。縦に長いホームページ表現はこのころに広がりました。メルマガもこの頃、広く読まれるようになりました(元総理大臣の小泉氏がメルマガを開始)。

また、ブログもこの頃から普及し、大量のホームページが世の中に出回るようになりました。Googleの検索技術も注目されるようになり、SEOという考え方が定着した時代ともいえます。

この頃からブログをオウンドメディアとして、情報発信のツールとして活かす施策も増えてきました。

ソーシャル登場・SEO隆盛期(2005~2009年)

ネット利用の多様化が始まった頃です。

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ブログブームの次に来たのは、ソーシャルメディアでした。

国内では、先端技術に興味ある人たちからTwitterの利用が広がりました。また、今で言いうところのガラケーが、ビジネスとして広がっていたのもこの頃でした。Twitterも、PCだけでなく、ガラケーでの利用が多かったのもこの時代です。

しかしまだこの頃は、ソーシャルをビジネスに活かすほどではありませんでした。

それよりも、すでに盛り上がっていたリスティング広告メルマガ広告バナー広告SEO対策の外注化など、Webマーケティングをしっかり予算化する流れが加速した時期がこの頃でした。

アップルはiPodという音楽プレイヤーを発売していました。それが徐々に広がりを見せはじめ、現在のスマホブームの礎となっていたのでした。

スマホ・アプリ登場、ホーム画面争奪戦(2010年~現在)

スマホが台頭し、Webだけでなくアプリなど、さらに媒体が広がりはじめた頃です。

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スマホブームに火がつき、国内ではメッセージングサービスのLINEが登場し、またたく間にユーザーを獲得しました。

アプリの利用が広がると、ソーシャルメディアの利用もますます活性化され、いよいよソーシャルをビジネスに活かす成功事例がではじめました。

通信環境も整備され、モバイルでも高速なLTEという規格がひろがり、スマホ利用を後押ししました。その勢いで、iPhoneだけでなく、Androidタブレットなど、通信端末の種類も劇的に増えたのでした。

ホームページもスマホでも表示対応できるよう、レスポンシブデザインという手法が広がりをみせ、いまなおその表現は多様化しています。

Amazonは、物流に革命を起こしましたが、今、3Dプリンタやドローン(小型ヘリコプター)など、また新たな次世代ビジネスの胎動がはじまろうとしています。

Webマーケティングの重要性

経済産業省の調査では、個人向けのインターネット市場を9.5兆円、企業間取引については262兆円とし、その規模は年々拡大していると報告しています。

参考リンク(pdf):
経済産業省「電子商取引に関する市場調査」平成25年9月(PDF)

これは、魅力的な商品をインターネット上でアピールする企業やネットショップが増えてきたことと、インターネット利用者が増え、そこでビジネスをすることに抵抗が減ってきたこととを意味しています。

つまり、インターネット上で企業と顧客とが、より密接に関係を築ける下地が整ってきたといえます。とくに近年、急速に広がっていますソーシャルメディアでは、企業と顧客が親密にコミュニケーションをする風景も珍しくなくなっています。

インターネットの普及とともに、顧客との関係を広げてきた企業では、その規模に関係なく売上を伸ばしています。そして、世界へも目を向け、ビジネスチャンスを広げようと、多くの企業が元気よく踏み出しています。

では、具体的にどんな施策がWebマーケティングには存在しているのでしょうか。

集客施策

SEO(検索エンジン最適化)

検索ユーザーに向けてGoogleやYahooの検索結果で多く露出をするための施策をSEOと言います。検索ユーザーのニーズに応えられる良質とGoogleが認識したページ検索結果の上位に表示されます。リスティング広告とは違い、お金を払って上位表示させることは出来ません。

参考:
SEO対策とは〜初心者でも分かるSEOの基礎

リスティング広告

SEOと同様に、GoogleやYahooの検索結果に表示されるのがリスティング広告です。キーワード単位でオークション形式の入札が行われ、掲載順位が決定します。Yahooプロモーション広告GoogleAdWordsが有名です。

参考:
ハマれば効果は抜群!リスティング広告を成功に導くために基礎をしっかり理解しよう!

アフィリエイト広告

広告主が設定した成果ポイント(お問い合わせ、購入、申し込み、資料請求、等)が達成された際に、広告掲載側に手数料を支払うものをアフィリエイト広告と言います。基本的に成果報酬で行われるものが多く、広告主側としては成果が発生しなければ費用を払う必要がないため、人気のある広告の1つです。

しかし、どんな集客をしているのなどは開示されないため、成果として提出されたものの質が低くなりがちなのがデメリットです。

参考:
Web初心者でもわかるアフィリエイトの始め方

アドネットワーク広告

複数のWebサイト広告枠をまとめた広告配信ネットワークに、まとめて広告を配信出来るのがアドネットワーク広告です。
簡単に大量の広告媒体に広告出稿することが出来るのがメリットですが、出稿先を選ぶことは出来ません。

Google AdSense、Yahooディスプレイアドネットワークなどが有名です。

参考:
アドネットワーク【Ad Network】

SNS広告

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディア広告を出稿出来るのがSNS広告です。年齢層、地域、興味関心などの属性をセグメントして配信出来るのが特徴です。

参考:
話題のFacebook広告って?押さえておくべき広告の違いと出稿方法

リターゲティング広告

過去Webサイトにアクセスしてくれたユーザーに向けて広告を出すことが出来るのがリターゲティング広告です。
よく他サイトを閲覧しているのに、以前アクセスしたページ広告が追いかけてくるような経験があるかと思います。これはリターゲティング広告によるものです。

Webサイトをアクセスしたときにブラウザに「クッキー」というものが付与されます。この「クッキー」を持っているユーザーにだけ広告を配信することが出来、これがリターゲティング広告となります。

参考:
リターゲティング広告

メールマーケティング

保有しているメールアドレスに対して、メールマガジンやステップメール、そのメールアドレスユーザーの属性に合わせてメール内容を変えるなどの工夫をしてメールからWebサイトへのアクセスを促すのがメールマーケティングです。

例えば、ECサイトで会員がカートに商品を入れたまま離脱した場合、カートに入っている商品などを案内するメールを送るのもメールマーケティングとなります。単なるメルマガに留まらないのが特徴です。

参考:
メールマーケティング

ソーシャルメディア対策

ソーシャルメディアで公式アカウントを作成し、ユーザーとコミュニケーションを取りながらWebサイトへのアクセスを促すのがソーシャルメディア対策です。

回遊施策

LPO(ランディングページ最適化)

リスティング広告などからアクセスし、最初に訪れるページランディングページと言います。そのランディングページのパフォーマンスを改善していく施策がLPOランディングページ最適化)です。

多くのユーザーは目的を持ってランディングページを訪れますが、その目的が達成されなさそうと感じてしまうとすぐにページから離脱します。そうならないために、離脱されないようなユーザーにとってわかりやすいページに改修していくのがLPOとなります。

参考:
ランディングページとは〜LPOで成果の上がるページを作る方法と使えるテンプレート集まとめ

EFO(入力フォーム最適化)

入力フォームやカートからの離脱を減らしていく施策のことをEFO(入力フォーム最適化)と言います。入力フォームやカートは成果ポイントから非常に近いですが、ここは離脱も非常に多いのが特徴です。離脱を減らし成果に直結するように対策をしてくことをEFOといいます。

例えば、郵便番号を打つと自動的に住所を途中まで打ち込んでくれることがあります。あれもEFOの一部となります。

参考:
EFO(入力フォーム最適化)って?フォームを改善して売上を上げるための20のテクニック

まとめ

Webマーケティングの歴史はまだ20年ぐらいと若い歴史です。しかし、目まぐるしいスピードで成長・変化を続けています。
ぜひ、この記事からWebマーケティングを学んでいって頂ければと思います。

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