今後注目のシェアリングエコノミーサービスを紹介

前項の調査結果を受けて、今後どのようなシェアリングエコノミーサービスに注目していけばいいのでしょうか。市場を業界全体で活性化するために設立された『シェアリングエコノミー協会』に2019年12月〜2020年1月に新規会員登録されたばかりのシェアリングエコノミーサービスを紹介します。

Everywhere Venues|株式会社EQSHARE

everywhere_venues.png
出典:Everywhere Venues

「Everywhere Venues」は目的にぴったりの会場を全国から探して利用できる、空間レンタルのシェアリングエコノミーサービスです。イベント、ワークショップ、会議などのビジネス向けの用途はもちろん、お誕生会、夕食会、遊び場など個人向けの用途でも検索可能。

スペースの提供者として登録も可能で、予約から集金までをプラットフォーム上で完結できます。

CAONA(CAONA株式会社)

CAONA.png
出典:カオナ|CAONA スーパーカーオーナーズ

高級車の共同オーナーになり、月額9800円でポルシェやベンツ、ランボルギーニに乗れるカーシェアリングサービスです。CAONAは車にかかる税金、保険、ガソリン代など不要で、1時間単位で利用できます。

さらに利用3時間前までに予約すれば好きな時間にすぐ乗れるのが特徴。膨大な購入費・維持費がかかることを考えれば、割安で利用できるのではないでしょうか。

Mile Share(株式会社MILE SHARE)

Mile Share.png
出典:Mile Share

「Mile Share」はフライトに特化した新しい形のシェアリングエコノミーサービスです。シェアするのはフライトに利用するポイントやマイル。世界中のポイントやマイルと飛行機に乗りたいユーザーをMile Shareでマッチングし、新しい飛行機の乗り方「シェアリングフライト」を提供しています。

Mile Shareは国内外のマイルプロバイダーからのポイントやマイレージシェアを原資としており、例えば東京-福岡間を13,900円〜と、格安でのフライトを実現しています。直前予約でも価格変動がないため、急なフライトにも便利です。

引き続きシェアリングエコノミーサービスの動向に注目

2020年以降もますます市場拡大が期待されるシェアリングエコノミーサービス。どうビジネスや消費者の生活に役立てられるか、今後の動向を注視していきましょう。

参考:シェアリングエコノミー(共有経済)サービス市場に関する調査を実施(2018年)
国内シェアリングエコノミーに関する意識調査2019
【19年12月・20年1月新規会員】シェアサービス運営会社含む新規18社が加入|一般社団法人シェアリングエコノミー協会