InstagramのSpark ARを活用した企業事例

メルセデス・ベンツ

自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」はInstagramの公式アカウントでSpark ARのARフィルターを6種類提供し、自分の顔を映すと頭の部分にヘルメットが表示され、顔を動かすと後ろの背景が動くARエフェクトを公開しました。実際にヘルメットをかぶってメルセデス・ベンツを運転しているかのような疑似体験ができます。

また、メルセデス・ベンツはFacebookでもARフィルターを提供しており、車を映すと「Happy Frendship Day * Mercedes Benz」と書かれたリボンを掛けたようなエフェクトが。思わずラッピングされたマイカー写真を撮りたくなる粋な演出です。
参考:自動車業界のARフィルター活用事例|Mercedes・マツダ

H&M(エイチアンドエム)

Instagramフォロワー数は約3,500万人で、ファストファッションを牽引する一大ブランド「H&M」もInstagramのSpark ARでARフィルターを提供しています。

ARフィルターの種類は、顔にネオンが反射して宇宙のような背景になったり、顔に合わせて惑星が動くものや、3Dサングラスの画像が写って試着体験ができるものなど複数あります。ファッションを楽しみたい気持ちが生まれるワクワクが詰まったARフィルターで、ブランドの世界観を伝えながらも、購買意欲を高めることができるでしょう。
参考:ファッション・アパレル業界のインスタAR活用事例|H&MのARフィルター

ディオール

「ディオール」は、2019春夏コレクションに登場するタイダイのフローラルモチーフにしたARフィルターを提供。DiorのInstagramアカウントをフォローしてフィルターをタップするだけで新作サングラスを試せるのですから、憧れを持っているもののまだ購入したことがない見込み顧客の獲得にも効果的です。

参考:ディオール、インスタグラムのARフィルターを使ってストーリー上でバーチャルフィッティングを提供

パリ・サンジェルマン

パリ・サンジェルマンはフランスのサッカーチームです。9回目のリーグ優勝を達成した際のプロモーションとしてSpark ARのエフェクトを作成しました。

チームのエンブレムまたはシーズンのユニフォームのエンブレムをARマーカーにして、カメラをエンブレムに合わせることで、エンブレム内で優勝を祝う動画が流れる仕組みです。ファンを楽しませるコンテンツでありつつ、エンブレムがないと動作しないので、ユニフォームの購買促進に影響を与えた可能性があります。

https://www.instagram.com/psg/

ピュレグミ

エフェクトを選択して、録画ボタンを押すと顔を認識し、ARのエフェクトが流れます。

エフェクトの指示に従ってタイミングよくウインクしたりや口を開けたりすると、最後にその判定結果が表示されるゲーム性のある構成となっています。

エフェクトの中でピュレグミのシャリシャリ、もちっとした食感を自然に訴求しています。

https://www.instagram.com/kanro_pure_photo/

スターバックス

顔を認識し、おでこに「あなたはどのスターバックスドリンク?」という文言が表示されたあと、様々なドリンクがスロットで入れ替わり、最後にいずれかのドリンクで止まるという診断系のARエフェクトです。

「今日はどれを飲もうかな」という時に試すと、思いがけない商品との出会いになり、販促効果がありそうです。

https://www.instagram.com/starbucks/

オレオ

商品パッケージの一部をARマーカーとしており、カメラを合わせると、キャラクターが出現してダンスをします。商品を購入したユーザーしか使えないエフェクトのため、購入者の満足度向上、購買意欲促進につながりそうです。

https://www.instagram.com/oreo/