Facebook（フェイスブック）チャットボットを利用するメリット

では、チャットボットを利用するメリットはどこにあるのでしょうか。便利で効率的であるといっても、具体的にどのような部分でマーケティングを円滑に進めてくれるのかはわかりにくいもの。本項ではより詳しくチャットボットについて理解してもらうため、メリットを3つ紹介します。

自動化によって円滑にコミュニケーションがとれる

チャットボットを使うことで、大幅にコミュニケーションコストを下げることができます。自動返信がプログラミングされていることから、自動で求められた情報を引き出す仕組みができているのです。問い合わせの大部分を占めていた内容を自動で対応できるので、生産性は確実に上がります。

これまで手作業や電話対応で追われていた時間は、別の業務に当てることができ、業績アップにも繋がります。煩わしい作業を削減してくれるチャットボットは、業務の効率化に大きく貢献してくれるツールです。

サービスを活用して効率的にマーケティング可能

チャットボットは目的に合ったサービスを選択することで、効果的なマーケティングを可能にします。ユーザーの登録情報を素早く入手できる機能や、マーケティングに必要なさまざまな要素についても考慮されているサービスばかりです。
参考：ChatBook

集客を目的として最適化されているので、Facebook広告からシームレスに成約まで誘導できます。見込み客を効率的に取り込みつつ、これまでに広告にかけていた費用を削減することも可能です。導入する際は目的に合ったサービスを探してみてください。

ユーザーが気軽に問い合わせできる

チャットボットを導入しないで対応すると、1つのメッセージに対して手作業での応答が求められていました。問い合わせ件数が増えれば増えるほど業務の労力は大きくなり、次第に返信するスピードが、問い合わせが入るスピードに抜かされてしまいます。また電話での問い合わせをするとなっても、繋がらないなどの障壁がユーザーの心を成約から遠ざけていくのです。

チャットボットを利用すれば、自動での応答が可能。手に入れたい情報を迅速に手に入れることができます。これはユーザーが企業のサービスに対して、興味を持っている状態を持続させる効果を見込めます。自動化によってより顧客ファーストな集客を実現できるのです。

Facebook（フェイスブック）チャットボットの企業導入事例3選

ここでチャットボットが企業によって、どのように使われているのか。その導入事例を見ていきます。導入例を参考にして自社のサービスに応用できそうなものがあれば、積極的に取り入れてみてください。

毎日新聞

大手新聞社である毎日新聞はチャットボットを利用して、自動でニュースを送信するサービスを行っています。登録の際に入力した情報をもとに最適化されたニュースを自動で送信するサービスです。

発信するコンテンツさえあれば簡単に導入できる方法のため、チャットボットの効果的な活用法をまだ詳しく知らないとしても応用可能。まずはユーザーにとって有益な情報を自動送信で提供するところから始めてみましょう。

参考：毎日リリース
Facebookメッセンジャーで自分好みのニュースが届く　「毎日新聞ニュースメッセンジャー」をリリース(2017/3/1)
毎日新聞

キャリトレBOT

転職エージェントを運営しているビズリーチが行っている、キャリトレBOT。Facebook広告を有効活用した導入方法で、広告から流入したユーザーの好みを登録情報からAIが分析できます。分析された情報をもとに、希望の条件に合った求人を紹介。新規顧客の獲得のハードルを下げるために導入されています。

転職サイトなどは種類も多く、どれを利用していいかわからないのも事実です。そこで広告で興味のあるユーザーを集客し、自動で顧客のニーズを分析できるツールを活用すれば、サービスへの成約を円滑に行う潤滑油として機能してくれます。

参考：株式会社ビズリーチがFacebook　Messengerを活用したチャットコマース”ファンプ”を導入｜Zeals
キャリトレ

Relux（リラックス）

チャットボットは、ホテルの予約にも利用されています。自動での予約が可能となることによって、旅行や遠征での宿の確保が簡単に。Reluxでは、旅行に関するカウンセリングを自動対応で可能としており、目的に適した宿泊先を提示し予約ができます。

AIを活用して適切な情報を分析することから、ユーザーの旅の手助けをスムーズにおこなえる導入方法です。この他にも飲食店などでも応用が可能となっているので、参考にしてみてください。

参考：Relux