スマートフォンが定着した今、スマホアプリ市場はかつてない盛り上がりを見せています。
市場規模は年々増加の一途をたどり、スマホゲーム開発企業も続々と上場しています。

参考
「2015年 スマートフォン広告市場動向調査」発表 2014年のスマホ広告市場規模は3,008億円、前年比1.6倍成長 2016年、スマホ広告が国内インターネット広告市場の過半数に達する見込み | CyberZ|スマートフォン広告マーケティング事業

特に国内市場は、世界的に見てもアプリ市場が非常に活発で、世界のスマホアプリ売上ランキングでは上位10社中5社を日本企業が占めています。

参考:
2年連続で「LINE」アプリが世界売上1位、「リラックマころろんパズル」事前登録を受付開始 - インターネットコム

今回は、活況を見せるアプリ市場の詳細な動向がわかる調査データをまとめました。既にアプリ事業に取り組まれている方も、検討されている方もぜひ確認してみてください。

世界のアプリ市場に関するデータ

1.世界の傾向とは真逆を進む日本のモバイルOS市場シェア - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20150508-android-ios-share/

世界的にはAndroidが圧倒的なシェアを誇っていますが、日本に関してはiOSが多数派というのが以前までの傾向でした。
こちらのデータによると、iPhone6、iPhone6+発売以降、世界的にはiOSシェアが伸びています。一方で、日本国内ではAndroidシェアが伸びており、過半数に達しています。

2.世界のAndroidアプリ収益トップは前年に続き日本、App Annie調査 - ケータイ Watch

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150529_704438.html

世界のAndroidアプリ収益についての調査です。日本ではiOSシェアが他国より多いにも関わらず、2年連続で日本が収益トップとなっています。さらに前年比+50%と大幅な成長を見せており、日本人のアプリ好きが顕著になる結果でした。

3.日本ユーザーがスマホゲームに費やす時間はアメリカの4倍、App Annieの調査レポート - ケータイ Watch

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150513_701590.html

モバイルアプリ先進国である日本、米国、英国、ドイツ、韓国を対象にしたApp Annieの調査によると、日本と韓国のプレイ時間が飛び抜けて高く、日本人はアメリカ人の4倍の時間をスマホゲームに費やすという結果が出ています。
また、アプリストアにおける収益のうち、90%がゲームアプリで占められています。
日本のアプリ収益がトップなのは、ゲームアプリをやり込む傾向にあるからのようです。

4.LINEやパズドラが牽引する日本のスマホアプリ市場は世界的に見るとガラパゴスな件 - 週刊アスキー

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/334/334656/

世界的に見ても異常な値を出す日本と韓国のスマホアプリ市場は、他国とはかなり異なる独特の進化を遂げているようです。
例えばアクティブ率の高いアプリを見ると、世界的にはWhat’s upやFacebookが上位に来ているのに対し、日本はLINE、韓国はKakao Talkとそれぞれの国で製作されたアプリが1位になっています。