Google meet(グーグルミート)の特徴

Google Meetの特徴は、ブラウザで全機能が利用できることです。会議中の画面レイアウトがブラウザ上で変更でき、特定の人を固定表示にしたり、発言中の人を自動で表示するようにしたりと3種類のレイアウトから自分が利用したいものを選べます。ほかにも画面共有が可能です。

パソコンであればアプリをダウンロードせずとも利用でき、参加者は会議URLをクリックするだけで参加できるので、ITリテラシーが低いユーザーでも簡単に利用できます。オンライン会議に不慣れな相手と話す際にも活躍するでしょう。また、電話を使って会話することもできます。ネットワーク接続が不安定になりうまくつながらなくなったときに便利です。

Googleアカウントがあれば無料で利用できるものの、下記の有料プランもあります。

  • Basic:680円/月
  • Business:1,360円/月
  • Enterprise:3,000円/月
  • Education:無料

※ すべてG Suiteのプランとして、1ユーザー当たりの金額

Google Meet(グーグルミート)のメリット・デメリットは?

ほかにもオンライン会議ツールはたくさんありますから、導入にあたってはメリット・デメリットを把握したうえで検討しましょう。

Google Meetの(グーグルミート)のメリット

アプリをインストールしなくても参加できる

Google Meetもブラウザだけで利用できるサービスなので、パソコンであればアプリのインストールをしなくても大丈夫です。ただし、スマートフォンで利用する場合はアプリが必要なので注意してくださいね。

導入が簡単

参加者にURLだけ送れば、ワンクリックでブラウザからアクセスできるのでオンライン会議をスムーズに導入できます。特に難しい操作がなく、導入時にマニュアルを作るなどの用意をしなくても大丈夫でしょう。これからオンライン会議サービスを導入する企業にとってはハードルが低く、試しやすいツールだと言えます。

参加者はアカウント不要

Google Meetでオンライン会議を開催する場合、Googleアカウントが必須なのは主催者だけ。参加者はGoogleアカウントがなくても参加できます。ふだんGoogleサービスを利用していない人でも気軽に利用できるのがメリットです。

日時指定ができる

Google Meetではオンライン会議の日時指定(スケジューリング)ができるのもメリットです。Googleカレンダーの予定作成からゲストを追加し、メールアドレスを追加することで参加者に「招待状」としてメールを送り、招待することができます。オンライン会議の周知徹底を行うのにぴったりです。

Google Meetの(グーグルミート)のデメリット

無料版は60分まで

Google Meetの無料版は接続時間の上限が60分までと決まっているので、60分以上のオンライン会議を開催する場合はGoogle Meetの無料版は利用できません。有料版やほかのツールを検討しましょう。Google Meetの有料プランであれば、最長300時間まで開催できます。

録画できない

Google Meetの無料版には録画機能が付いていません。会議の内容を記録しておきたいときは有料のEnterpriseプランにするか、ほかのツールを選びましょう。

バーチャル背景は標準設定にはない

Zoomなどに搭載されているバーチャル背景機能は、自宅などプライベートな場所でオンライン会議に参加する際に背景を隠せるので便利ですが、Google Meetには搭載されていない機能です。