2.WordPressをFTPでアップロードする

解凍したWordressのフォルダを「Filezilla」などのFTPソフトを使用してサーバーにアップロードします。
WordPress」というフォルダ名は、任意の半角英数字の名前に変更可能です。
ファイルやフォルダのアップロード方法はサービスによって異なりますので、利用方法をご確認ください。

WordPressフォルダのアップロードが終わっても、まだサイトは開設されていません。

WordPressサイトにはデータベースが必要

WordPressは、予め準備された空のページのテンプレート(page.phpやpost.php)に後から入力した情報(タイトル、日時、記事の文章、画像など)を表示して、動的にページを作成しています。
ユーザーがWordPress内の新規投稿機能で文章を入力し、「公開」ボタンを押した瞬間にその記事がHTMLファイルとして作成されるのではなく、あくまで一時的に表示されるだけのページができていると考えてください。

仮に実際にHTMLファイルが作られるとしたら、作られたファイルは特定のフォルダ内にどんどん蓄積されていきますが、WordPressの場合、蓄積されるのはデータベース内のデータのみで、実際のファイル数は増えていないことになります。

3.MySQLでデータベースを準備する

※サービスによってデータベースの設定方法は異なります。登録したサービスの利用方法をご確認の上、下記の方法をご参照ください。

ご利用中のサービスの登録時にプロバイダから送られたユーザー名とパスワードを使用して、phpMyAdminにログインします。phpMyAdminから、MySQLの設定が行えます。
データベース」メニューをクリックして、新規データベースを作成してください。

4.wp-config.phpファイルを設定

"WordPressフォルダの中に、wp-config-sample.phpというファイルがあります。このファイルを開いて、先程新規作成したデータベースの情報を入力します。

DB_NAME(データベース名)
DB_USER(ユーザー名)
DB_PASSWORD(パスワード)
DB_HOST(ホスト名、変更しなくてよいことが多いです)

記入後、ファイル名をwp-configに変更して、サーバにアップロードします。

WordPressをインストールする

データベースの準備が終わったら、いよいよWordPressをインストールします。

http://レンタルサーバーのドメイン名/WordPressのフォルダ名/wp-admin/install.php

上記URLにアクセスして、ブログタイトルとメールアドレスを登録し、「検索エンジンに表示されるようにする」の設定に任意でチェックします。
これらの設定は後からでも変更できます。

以上、でインストール完了です。

※ちなみに、「ダウンロード」はインターネット回線などを通じて別の端末からデータを受信することを、「インストール」はソフトウェアを端末に取り込み、利用できる状態にすることを指します。
参考:似たような使われ方をする紛らわしいWeb関連用語10まとめ

まとめ

使用されるサーバーによって設定方法は異なるので、まずはサーバーの「よくある質問」のページなどを確認してみるとよいでしょう。エラーが発生したときは、「サーバー名、WordPress」などで検索しますと、そのサーバー固有の、インストール作業時に引っかかりやすいポイントと解決法を見つけられるかもしれません。

WordPressは、カスタマイズの自由度が高く、プラグインも豊富に揃っているため、自分の思い通りのホームページに仕上げることができます。
Web初心者でも比較的扱いやすいため、ホームページをゼロから作って徐々に育てて行きたいという方はぜひWordPressを利用してみてはいかがでしょうか。

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