レスポンシブデザインのデメリット

レスポンシブデザインを導入した際のデメリットは、スマホサイト上で起こるものが多くあります。
パソコン用の情報をスマホで読み込むというのは、パソコンよりもスペックが劣るスマホにとっては、データ読み込みなど負荷のかかる作業になります。

スマホでの読み込み時間の遅さは、ユーザビリティに大きく影響するため、掲載する情報はシンプルにしてできるだけ読み込みに時間がかからないようにすることが重要です。

主なデメリット

・PC用のHTMLコードやCSSも読み込むため、表示に時間がかかる。CSSで画面に表示しないようにしても、読み込みは行われるため、ユーザーが待ちきれなくなる恐れがある。
・画像も同様。PC用の大きい画像では携帯用の3G/4G回線で読み込むのに時間がかかる。
・シンプルなページであればよいが、レスポンシブサイトの制作は通常より工数がかかる場合が多い。
・PCサイトのテキストや画像が多すぎる場合、スマホページでは文字が溢れてしまうなどレスポンシブ化は難しくなる。

あくまでデザイン選択肢の一つ

Googleが推奨しているとはいえ、レスポンシブデザインが最も正しいということはありません。
上記で紹介したようにデメリットも存在するため、あくまでデザインの選択肢の一つとして捉え、自社のターゲットユーザーがどのようなデバイスを使い、どのようなシーンで自社ホームページを利用するかを考え、最適なデザインを選択しましょう。

また、タブレットやスマホの新商品が次々と発売され、ディスプレイサイズもまだまだ多様化していくことは明らかです。
どのような表示サイズ、表示方法がトレンドなのか、ではそれに合った見せ方は何なのかも常に模索する必要があります。

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