「Sansan」導入事例 

法人領域での新規契約数・商談数が導入後1年間で30%増

大手クレジットカード会社「クレディセゾン」では、社内で30万枚を超える名刺の管理に「Sansan」を活用しています。

会社の網羅的なデータベースとして全社の法人営業に役立っており、個人の人脈を会社の社脈として活かした営業活動が行えるようになったとのこと。

その結果、「Sansan」導入後1年間で、法人領域での新規契約数・商談数が30%増に繋がりました。

現場の業務効率化に大きく寄与

総合不動産会社「三井不動産」でも、全社で「Sansan」を導入し、顧客情報共有基盤を構築しました。

その結果、部門や世代を超えた情報共有が可能になり、新しいつながりが可視化され、人脈の広がりに貢献しています。

情報連携の工数を大幅に削減

マーケティングコンサルタント会社「エクスチュア株式会社」でも、「Sansan」によって顧客情報を一元管理したことによって、情報連携の工数を大幅に削減することに成功しました。

人事異動ニュースも活用し、素早いアプローチが可能に。また、「Sansan」に他のソリューションを連携させ、顧客に対するマーケティングの自動化を実現しています。

[参考]Sansan
https://jp.Sansan.com/lp/shimei.html

Sansanのメリットと注意点

メリット、導入に向いている会社

まず、物理的な名刺の管理スペース・コストがなくなるため、日々名刺を交換する量が膨大になる会社ほど、大きな恩恵を受けられると言えます。

次に、「Sansan」はCRM機能に強みを持っていて、外部のさまざまなMA・CRMツールともデータ連携させることができます。よって、社内の営業パーソン間で情報共有を盛んに行う会社ほど、そのフローが大きく効率化されていきます。

注意点、導入に向かない会社

前述したとおり「Sansan」とは、名刺交換が多ければ多いほど、充実したデータベース構築ができ、その社内共有の効率化をメリットとしたツールです。

裏を返せば、日々の名刺交換量が少ない会社や、名刺情報を複数の営業パーソン同士で共有しない会社にとっては、あまり向いていないと言えるでしょう。

ここがポイント「Sansan」導入で恩恵を受けられる会社

名刺管理ツール「Sansan」の特徴や導入事例、メリットや注意点を解説してきました。

「Sansan」を導入するポイントとしては、

  • 日々、やりとりする名刺の量が多いことが前提
  • 名刺情報が多ければ多いほど巨大なデジタルデータベースを構築でき、効率的に管理できる
  • データベース情報をスムーズに社内共有できる
  • CRM機能で取引先に対するマーケティング活動を効率化できる

といった点にあります。

導入に向いている会社もあれば、中には、適していない会社もあると言えそうです。

昨今、何かと「社内フローのデジタル化」が論じられ、関心が向きがちですが、新たなITツール導入の際にはその製品のメリットや注意点を理解し、「自社は本当に恩恵を受けられるか?」という視点でよく検討することが肝要です。