聞き手を魅了するプレゼンテーションをするために知っておくべき4つのこと
2.見やすい資料作成
資料はプレゼンテーションを助けてくれる、重要な武器となります。
見やすいプレゼンテーション資料作成のためには、以下の3点を最低限押さえておくようにしましょう。
・文字をいれすぎない
・使用する色は多くても3色程度
・フォントはゴシック体で、18pt以上にする
資料に文字を入れすぎてしまうと、何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまいます。
また、色を使いすぎてしまうとどこに注目したらよいのかわからずに視線が散ってしまいます。
フォントについては、誰もが見やすいゴシック体を使用して、18pt以上の大きさにするようにしましょう。
プレゼンテーションのコツでも紹介しましたが、「聞き手」を「読み手」にしてしまう資料作成ではプレゼンテーションの意味がありません。
そこで、聞き手をひきつける資料作成を行うために知っておきたい、6点をご紹介します。
1.テーマを明確にしておく
テーマが明確でないと最終的に何が伝えたいのかがわからなくなってしまうため、優れた提案とは言えません。
・プレゼンテーションの目的とゴール
・聞き手にどのようなターゲットを考えているのか
・テーマタイトル
・話し手としての自分の立場
これらをあらかじめ明確にしておくことで、聞き手に伝えたいことがまっすぐに伝わりやすくなります。
2.アジェンダ(目次)を提示する
テーマを明確にしたら、アジェンダを作成します。
細かく作る必要はありませんが、資料作成時に主張や論点の軸がぶれてしまわないために大枠を作ってから資料作成に取り組みましょう。
アジェンダを設けてプレゼンテーションの最初に提示することで、聞き手に話に流れを理解してもらいやすくなるという効果もあります。
3.図や写真などを盛り込む
資料にテキストを盛り込みすぎて「資料を音読」している状態になってはいけません。
そうならないためにも、言葉では説明しにくい図や写真を資料に盛り込み、補足説明などは口頭で行うとよいです。
図や写真を見せることで、聞き手の「読み解きたい」という心象を誘いやすくなります。
4.アニメーションを入れすぎない
PowerPointやKeynoteなどの一般的にプレゼンテーションで使用されるツールでは、アニメーション機能を使用することができます。
アニメーションは、要所要所で使用する分には効果的だと言えますが、使いすぎてしまうと気が散りやすくなる、印刷時に内容が全く伝わらないなどのデメリットがあります。
なるべく動きの少ない資料を作成して、どうしても強調したい場所などに、ごく部分的にアニメーションを使用するようにしましょう。
5.「ここだけの話」を盛り込む
プレゼンテーションで聞き手の心をひきつけるには、期待感をもたせる必要があります。
プレゼンテーションレポートなどに書かれては困る「ここだけは」をひとつ話すだけで、主に以下の2つの効果を得ることができます。
聞き手の注意を向けることができる
「ここだけは」という秘密を話すと、より一層聞き手の注意をひくことができ、真剣に聞いてもらえるようになります。
聞き手に満足感を与えられる
誰でも、秘密の話を聞くと多少なりと優越感を味わうことができます。
「聞いてよかった」という満足感を与えることができ、プレゼンテーションそのものの評価もあがりやすくなります。
6.数字データを提示する
プレゼンテーションの中で自分の意見を述べることは重要ですが、説得力を持たせるためには証拠を示すことが重要になります。
意見だけで完結してしまわないように、注意しましょう。
さらに細かい資料作成のコツについては、ferret内の以下の記事でご紹介しています。
秀逸な資料事例も合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
すぐに実行できる!プレゼンテーションで相手に伝えるための資料作成のコツ10選&秀逸な資料を閲覧できるWebサイト3選
- フォント
- フォントとは、同一の特徴を持った文字の形状を一揃いでデザインしたものです。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
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