PR TIMES編集部です。
先日4月1日はみんなが”素敵なウソ”を付く日、エイプリルフールでした。
弊社プレスリリース配信サービス「PR TIMES」でも、80件の”素敵なウソ”が配信されました。

今回は、その中から特にPRとして優れているエイプリルフールリリースをご紹介します。

2016年エイプリルフールリリース10選

1.群馬県のスキー場、春・夏・秋も営業開始

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000013456.html

ポイント:「体験」を想起しやすい画像の使用で、レジャースポットとしての魅力をアピール。

スキー場というレジャースポットならではの、子供から大人までが「本当にあったらいいな~!」と思える楽しいネタです。
プレスリリースの随所に施設の魅力を伝える要素として、水仙の花が一面に咲いているリフトの景色やバーベキューを楽しんでいる写真など、冬以外の季節も楽しめると容易に想像できるところがポイントです。

2.顔文字ライト\(^o^)/:Audiが提供開始

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000018561.html

ポイント:ブランドイメージとのギャップを表現し、提供技術の先進性をアピール。

カッコいいメージの強いブランドが、「顔文字」というかわいいネタにしているギャップのあるネタです。
とってもクールな説明素材に、ときおり \(^o^)/ (; ´ Д ) (人´ ∀ ) が出てくるとクスッとしてしまいます。

一方で、ドライバーの状態を車が検知するという技術が、近い将来に実現するのではないかと、同ブランドへの技術力に思わず期待を抱かせてしまう狙いが垣間見える企画です。

特設サイトはこちら。

3.新商品:底なしのマグカップ

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018036.html

ポイント:徹底された「クリエイティブ」と「ストーリー」で、洗練された商品イメージを上品に訴求。

「絶対にありえない」とわかっていても、洗練されたクリエイティブと、もともとの商品名に「Uso」を付け加えたネーミングなど細かな設定へのこだわりが面白さを惹き立てています。
文末にある「今後は、Usoを重ねなくてもいいように、改良を進める」といったオチも効いていて、インパクトよりもストーリーを重視し、同社の商品の特徴が伝わる上品なエイプリルフールリリースと言えます。

4. 「DeNAトラブル」としてリニューアルした「DeNAトラベル」

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000006481.html

ポイント:ネガティブワードをあえて採用し、インパクト・注目度を向上。

特設サイトでは、『出国時:大量のエキストラが「行かないでー!」と泣き叫びます。』など悲劇のような設定がたくさんあり、随所にこだわりが見られます。
何かと取り沙汰されることの多い「トラブル」を自らネタにする企画の突破力に驚きです。

5. 宅配寿司ブランド「銀のさら」、宇宙でデリバリー開始

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000018314.html

ポイント:幅広い年代層に知られる映画で関心喚起。キャンペーンサイトまでの「文脈」も丁寧に。

その名も「暗黒寿司」。
特設サイトを最後まで読むと、「国民になる」ボタンが……。

押すと本筋のキャンペーンサイトに遷移する「文脈づくり」と、幅広い年齢層に知名度のある映画を”適度に”パロディ化したことで、注目を集めている点が見事です。

特設サイトはこちら
銀の帝国 | 銀のさら

6.介護ロボ「ODADESS(オダデス)」

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000013302.html

ポイント:企業姿勢を、当事者が体を張ることで真摯に体現。

強烈な見た目が何よりのPRになっています。
「社会福祉法人あかね」所属の織田さん(実在する人物)が演じることにより、介護分野での人材不足問題に本気で応える姿勢や、福祉分野を盛り上げたいといったメッセージまで伝わってきます。

特設サイトはこちら。

7. 環境保全団体WWF、「龍」の保護プロジェクトに着手

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000018383.html

ポイント:リアリティとメッセージの説得力を高める「時代背景」と「画像」の使用。

『「龍」が世界的に絶滅の危機にあり、保護が急がれている』『絶滅こそしていないものの、アジアも看過できない事態』など、「龍」にした理由にもしっかりとした背景が示されている点と、実在する「事務局長」と、「足跡」「爪跡」の画像がリアリティを高め、読み手の関心を一層惹き立てている点がポイントです。

環境保全団体WWFが行う本来の活動とエイプリルフールネタをうまく組み合わせることで活動内容に感心を抱いてもらう、そういったリリースなのではないでしょうか。

8.食べられるWiFiルーター「芋とWiFi」

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000015817.html

ポイント:もじった製品名に、納得感あるストーリーをプラスし、ブランド認知と好感度をアップ。

単に、製品名やサービス名もじるだけではなく、「なぜ焼き芋なのか」という疑問に、「日本人が恋しくなる味」という腑に落ちるストーリーで応えている点はPR的で、ブランド認知と好感度アップを得やすい企画となっています。

また、グローバルな番組企画で登場することの多い、タレントのイモトさんを起用している点もサービスのPRに一役買っていると言ってもいいでしょう。

9.新発売:「マグネシウム合金ストロー」

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018527.html

ポイント:製品ニーズを顕在化させる「PRファクト」の明示。

こちらも同じく「なぜ開発したのか」といった疑問に、「マグネシウムの不足しがちな食習慣」や「糖尿病予防」「メタボ改善」等、その必要性を裏付ける「理由」がしっかりと示されています。

通常のリリースにおいても「なぜ必要とされているか」を訴えるとき、こうしたファクトを取り入れることは、読み手への訴求力・納得感を高めるうえで重要です。

10.未来人からメールが届くサービス

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http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000003808.html

ポイント:手間なく参加できるインタラクションで、直感的にサービスを体験。

コンテンツや仕掛けの作りこみもすごいですが、実際メールを送ると返ってくるなど、読み手が手間なく参加でき、好感がもてるインタラクションで「ワクワクするウソ」を上手に作り出しています。

サイトを閲覧して終わりではなく、ユーザーが、特に身構えることなく本筋のサービス(動画メール)を体験できる、という点で、良質な「ウソ」コンテンツといえます。

まとめ

今回挙げたリリースにみられる「ウソの視点」は、日々のマーケティング・PR活動においても活きてくるものですが、共通して言えることはエイプリルフールだからこそ、人を「ワクワクさせる・楽しくさせるウソ」によって話題作りをしていることです。

そうした話題作りによって、認知を広める、あるいはブランディングの向上を図ることができる“特別な日”と言っても過言ではないでしょう。

これをヒントに、来年のエイプリルフールにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。