Wixでフォームを設置する方法とは？成約につながるフォームを作ろう

更新日: 2022年09月28日

フォーム作成

マイページにお気に入り

ホームページ作成ツールであるWixは、HTMLやCSSの知識がなくてもテンプレートを使ってWebサイト制作が可能なツールであり、多くの事業者や個人に利用されています。

Wixは低価格で利用できる点が魅力であり、Webサイトが作れるだけでなく、問い合わせフォームを設置することもできます。Wixでフォームを設置することで、コストを抑えながらもリードを得ることができます。

そこで今回は、Wixでオリジナルの問い合わせフォームを作る方法について解説します。専門的な知識がなくても簡単にフォームを作れますので、ぜひ参考にしてください。

【最短30秒】ノーコードでフォームを作成でき、数クリックでサイト埋め込めるフォーム作成ツール「formrun」はこちら！

住所の自動入力やリアルタイムバリデーションなどの入力補助機能、チームでの顧客対応にも対応！セキュリティ対策が万全で無料でも利用できるのでまずはお試しください。

Wixで問い合わせフォームを作る方法

Wixでお問い合わせフォームを作るには、以下の3つの方法があります。

問い合わせフォームが用意されているテンプレートを使う
問い合わせフォームを既存ページに追加
問い合わせページを作成

問い合わせフォームが用意されているテンプレートを使う

Wixにはフォーム作成用のデザインテンプレートが用意されており、これらを使用してフォームを作成できます。あらかじめ用意されているデザインをもとに簡単に作成できるので、問い合わせフォーム設置に手間をかけたくない方におすすめの方法です。

まずはWixにログインし、「新しいサイトを作成」をクリックします。次は画面に表示されている「ビジネス」や「ネットショップ」「写真」などから、自社の事業にあったものを選びます。

ホームページ作成方法を選択する画面が表示されたら、右側にある「テンプレートを選ぶ」をクリックします。

問い合わせフォームがついているテンプレートの確認方法は、上部のメニューから「テンプレート」を表示してひとつずつ確認をしてください。テンプレートで「編集」を押し開くと、自分のサイトにテンプレートが適用されます。

左メニューの「メニュー＆ページ」で「お問い合わせ」を選択すると問い合わせフォームを確認でき、変更は「問い合わせ」の右の「・・・」をクリックすることで可能です。

問い合わせフォームを既存ページに追加

続いて、テンプレートとは別にWixで問い合わせフォームを新規に作成する方法です。

既存ページにフォームを追加するには、ページ編集画面の左メニューにある「+（追加）」をクリックし、表示されたメニューから「フォーム」を選択します。「お問い合わせ」エリアに表示されているテンプレートをクリックすることで、ページにフォームが追加されます。

カラーや設置項目が異なる様々なテンプレートが用意されているため、自社サイトのイメージにあったものを選びましょう。

フォームを細かく設定するには「フォーム設定」をクリックします。表示されるメニューからは、通知メールや自動入力、ユーザーが送信した際に表示するメッセージなどを編集できます。

問い合わせページを作成

企業情報やサービス情報を載せたページとは別に、問い合わせフォームだけを載せた「問い合わせ専用ページ」を作成することもできます。

問い合わせページを作成するには、編集画面の左メニューにある「メニュー&ページ」をクリックし、「サイトメニュー」を選択します。次に「ページを追加」ボタンをクリックしましょう。

表示された画面にて「お問い合わせ」をクリックし、問い合わせフォームのテンプレートを選択します。テンプレートにマウスカーソルをあわせた際に表示される「ページを追加」をクリックすることで、編集画面に反映されます。

Wixのフォームで変更できる箇所

Wixで作成したフォームは、デザインや設定項目などを自由にカスタマイズできます。

必要に応じてラジオボタンやドロップメニュー、必須項目などを追加できるだけではなく、顧客からの問い合わせ送信後に表示されるメッセージやも設定できるので、ユーザーの利便性向上も図れます。

各種設定を変更するには、フォームのパーツを選択したあとに「フォーム設定」をクリックし、「Wix フォーム」と題された設定画面を表示します。

この設定画面から「設定」「送信メッセージ」「お支払い」「条件ルール」「連絡先」「オートメーション」などの設定ができます。

フォームの項目を編集したい場合は、編集したい項目し「項目を編集」をクリックしましょう。

設定

「設定」項目からは、顧客からの問い合わせを通知するメールの送信先やフォームの送信制限、どの項目を自動入力可能にするかなどを設定できます。

通知メールの初期設定では、Wix利用開始時に登録したメールアドレスが通知送信先のアドレスとされていますが、別のアドレスに通知メールを送るよう設定することもできます。

送信メッセージ

「送信メッセージ」の項目では、顧客が問い合わせを送信した際に表示されるメッセージの変更が可能です。

送信後の表示メッセージは、デフォルトだと「送信ありがとうございました」と設定されていますが「お問い合わせを受け付けました。3営業日以内に担当者からご連絡いたします。」などの文言に変えられます。

また、問い合わせ送信後のメッセージ表示時間も設定できるので、ユーザーの利便性を考えて調整してみましょう。

条件ルール

「条件ルール」項目では、フォームに特定のルールを設定できます。

入力必須項目も設定可能なので、例えばメールアドレスが入力されていない場合は送信ボタンを非表示とするというルールの設定ができます。

デザインを変更

問い合わせフォームのパーツをクリックすることで表示される、「デザインを変更」からは、フォームデザインの変更が可能です。

テンプレートの変更だけではなく、「デザインをカスタマイズ」を選択することで入力欄や送信ボタンの枠線・色・不透明度・影・テキストなどを変更できます。

デザインの変化を目で確認しながらカスタマイズできるので、設置目的に応じて最適なカスタマイズをしてみましょう。

レイアウト

「レイアウト」アイコンをクリックすると、「フォームレイアウト」画面が表示されます。この画面では、フォーム全体のレイアウトを二分割またはシングルカラムに変更できます。

テキストの配置も、右寄り・中央・左寄りに変更でき、「項目名の余白」「項目と項目名の間のスペース」なども編集できます。

アニメーション

「アニメーション」アイコンをクリックすると、フォーム全体にアニメーションをつけるかどうかを設定できます。

「フェードイン」「ターン」「ズーム」「フロート」など、様々なアニメーションパターンが用意されています。さらに「カスタマイズ」ボタンからは、「エフェクト時間」や「待機時間」、アニメーションの方向などを編集できます。

Wixのフォーム機能の不便なポイント

Wixは手軽にフォームを設置できる反面、不便な要素も存在しています。

フォーム自体はお手軽に作成できるものの、以下のデメリットはWixを利用する際に無視できないものです。

テンプレート決定後は別のテンプレートに変更不可

Wixでページを作成する場合は、一度テンプレートを選んだ後、別のテンプレートに変更できません。ページ作成の途中で別のテンプレートを使いたくなった場合は、新しくページを作り直す必要があります。

豊富なテンプレートが用意されているものの、途中で変更する際は作業の手戻りが発生してしまいます。Wixでフォームを作成する場合は、ページ全体のデザインを明確にし、テンプレートは慎重に選びましょう。

無料版には制限がある

Wixの無料版でフォームを作成する場合は、いくつかの制限があるので注意しましょう。

無料版の場合、設置できる項目数は10個までとされており、ページ内にはWixの広告が表示されてしまいます。また、フォーム内にファイルをアップロードする機能も利用できないため、フォームの用途によっては不便さを感じる可能性があります。

これらの制限を解除するには、有料のプレミアムプランにアップグレードしなければならないため、コストをかけずにフォームを作成・運用したい場合には向かないかもしれません。

Wixのフォームはデザイン変更が制限される

Wixではデザインがカスタマイズできる箇所が限られており、細かいデザインの変更が難しいので、デザインのカスタマイズ性に難があります。自社のイメージに沿ってデザインを細部までこだわりたい場合には、Wixは向かないかもしれません。

これらの不便な点は仕方ないですが、フォーム作成に特化したツールを利用することで解消できる可能性があります。

おすすめのフォーム作成ツール「formrun」

「formrun」は問い合わせや資料請求など、多種類のフォームを作成できるツールです。ISO 27001やプライバシーマークを取得しており、SSL/TLSの採用、24時間365日体制でのサーバー監視を行っているため、高いセキュリティ性も確保されています。

formrunは単なるフォーム作成ツールではなく、問い合わせ状況の確認やメール対応、顧客情報の管理機能も備えています。カード形式でのステータス管理機能などもあり、チームでの対応がしやすい点も特徴です。

無料プランも用意されているので、お試しで利用することもできます。

formrun公式サイト

Wixにformrunで作った問い合わせフォームを設置

formrunで作成したフォームは、「iframe埋め込みフォーム」機能を使うことでWixで作成したページへ設置できます。

Wixのページにformrunで作成したフォームを埋め込むには、まずformrunにアカウントを登録しフォームを作成します。40種類以上のテンプレートが用意されており、最短30秒で作成可能です。

フォームを作成したら設定画面を開きます。

次に、設定画面の下部にある「iframe埋め込みフォーム」を選択しましょう。

表示された画面の指示に従い、「①スクリプト設置」にあるスクリプトをコピーし、埋め込みたいページのHTMLソース内に貼り付けます。そして「②フォームの埋め込み先URL」の欄に、埋め込み先ページのURLを貼り付けます。

最後に「更新する」ボタンをクリックすれば、問い合わせフォームの設置は完了です。formrunの登録方法とフォームの作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。

formrun（フォームラン）の料金や使い方は？機能や導入事例も紹介

フォームの設置から問い合わせ対応・管理までを一貫して行えるフォーム作成ツール「formrun」について解説します。formrunの特徴やメリット、使い方を解説するとともに、導入事例・口コミをもとに、どんな用途におすすめかを紹介します。

Wixとformrunを比較

ここで、Wixとformrunの問い合わせフォームの特徴を比べてみましょう。

	Wix	formrun
メリット	- 問い合わせフォームの設置が簡単 - チャットの設置が可能	- 無料プランでも無制限に項目を設置できる - フォームの回答データがカードとして自動蓄積される - 問い合わせステータスを管理できる - チャットツール、MAツール、SFA、メールシステムなど様々なツールと連携できる - メールテンプレート、自動返信メールによって対応を効率化できる - 入力補助機能が豊富
デメリット	- 作成途中でページテンプレートを変更できない - 無料版だと広告が表示される - 無料版だと設置できる項目数が10個まで	- フォームの設置・埋め込みには少し手間がかかる