「問い合わせ」「資料請求」「会員登録」「イベント申し込み」など、顧客データを取得する際には欠かせない存在であるWebフォーム。訪問者とのコミュニケーションの接点、リード獲得の入り口であることを考えると、そのUIUXは非常に重要です。

しかし見栄えが悪い・入力しづらいフォームでは、訪問者はページを離脱してしまい、せっかくのビジネスチャンスを失ってしまう可能性さえあります。

その重要性は理解していながら、新しくフォームを作ろうにもエンジニアやデザイナーのリソースを割きたくない、開発に予算を掛けたくないという考えの方は少なくないはず。

今回は、Web制作のスキルや知識を持たなくても簡単にWebフォームを作成できるツールを厳選して10個紹介します。無料から始められるものを中心に紹介するので、すでにある入力フォームの改善や、新規でのフォーム作成を考えている方は、これらのツールを試してみてください。

目次

  1. Webフォームの作成方法
  2. 無料から使えるフォーム作成ツール7選
    1. formrun(フォームラン)
    2. SurveyMonkey(サーベイモンキー)
    3. フォームズ(formzu)
    4. フォームメーラー(Form Mailer)
    5. オレンジフォーム(orange form)
    6. Tayori(タヨリ)
    7. Contact Form 7
  3. 無料のフォーム作成ツール比較表
  4. 有料のフォーム作成ツール3選
    1. Qubo REQUEST(キューボリクエスト)
    2. Formstack
    3. CREATIVE SURVEY
  5. 迷った時に!おすすめのWebフォーム作成ツール
    1. 手軽にフォームを作成したい方におすすめ
    2. デザイン重視の方におすすめ
    3. アンケート・リサーチ目的の方におすすめ
  6. まとめ:Webフォーム作成ツールを活用しよう

Webフォームの作成方法

Webフォームの作成方法としては、以下の3つが挙げられます。

  • プログラムを書いて自作する
  • WordPressプラグインなどを利用する
  • フォーム作成サービスを利用する

プログラムを自作したりプラグインを利用したりするには、専門的な知識が必要なため、初心者には難しく感じることが多いでしょう。その場合は、Webフォーム作成サービスの利用がおすすめ。フォーム作成サービスであれば、専門的な知識がいらず、ドラッグ&ドロップの操作だけで簡単にWebフォームの作成が可能です。

さらにフォーム作成サービスには、無料で利用できるものが多数あります。デザインにも凝れるサービスも出てきていますので、オリジナリティを出すこともできるでしょう。

以下、おすすめのフォーム作成サービスを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

無料から使えるフォーム作成ツール7選

1.formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン).png

formrunは入力フォームの作成から問い合わせ対応、顧客管理までをワンストップで行えるフォーム作成&顧客管理ツールです。操作性やデザイン、コンセプトを評価され、2018年度グッドデザイン賞にも選ばれています。フォームの編集やメールの送受信など基本的な機能は無料で利用可能です。

formrunの特徴の一つが“カンバン方式”のボード管理画面。
ドラッグ&ドロップでの直感操作により、問い合わせ対応をした顧客のステータスを変更することができます。また、有料プランでメンバーを追加すれば、チームでの対応が可能となり、問い合わせ業務の効率化や属人化の防止に役立ちます。

また情報セキュリティマネジメントの国際規格である「ISO 27001 (ISMS)」の認証を取得しているので、ツール導入時にセキュリティ面を気にされる方も安心です。

フォームからの問い合わせに対応しなければならない商品・サービスの問い合わせや人材採用、イベント申し込みなどの用途での利用をオススメします。

【利用料金】

  • FREEプラン 0円
  • BEGINNERプラン 5,980円/月
  • STARTERプラン 12,980円/月
  • PROFESSIONALプラン 25,800円/月

2.SurveyMonkey(サーベイモンキー)

サーベイモンキー.png

SurveyMonkeyはアンケートフォームの作成に優れたツールです。入力フォームの作成から回答の収集までをツールの中で行うことができます。

回答内容による設問の分岐や、分析結果の集計も可能なので、アンケートや投票、市場調査など、リサーチ目的の利用に最適です。
外出先でもアンケートを作成・回収できるアプリ版も提供されています。

無料プランでは設問数や取得できる回答数に制限があるため、ビジネスでの利用の際には有料プランをお使いください。

【利用料金】

  • ベーシック 0円
  • 標準月間プラン 5,500円/月
  • アドバンテージ年間 5,833円/月
  • プレミア年間 14,583円/月

3.フォームズ(formzu)

フォームズトップページ.png

フォームズは累計100万件以上利用されている老舗のフォーム作成ツールです。
無料プランであってもデザイン面での細かなカスタマイズや無制限のフォーム作成が可能な点が特徴です。

有料プランではEFO(エントリーフォーム最適化)機能を利用できるほか、アフィリエイトサービスへの対応を行なっているので、マーケティング用途に適しています。
フォームの入力回数や回答時間、エラー発生回数などのデータを収集し、集客の改善に役立てましょう。

またPayPal決済も可能なので、注文フォームの作成を考えている方はフォームズを検討してみてはいかがでしょうか。

【利用料金】

  • フリー 0円
  • パーソナル 17.3円/日
  • ビジネス 32.9円/日
  • プロフェッショナル 84.9円/日

4.フォームメーラー(FormMailer)

フォームメーラー.png

株式会社フューチャースピリッツが提供するフォームメーラーでは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作により専門的な知識がなくてもフォーム作成が行えます。

他社のツールと比べると選択できるデザインは多くはありませんが、問い合わせや申し込み、応募・投票・注文・アンケートなど、幅広い用途で使える点が魅力です。

有料プランではランディングページの作成も可能なので、フォームの埋め込み先のWebページも併せて用意する必要がある場合には重宝するでしょう。
Business版を14日間無料でトライアルできるので、気になる方はそちらで操作感を確認してみてください。

【利用料金】

  • Free 0円
  • Pro 1,250円/月
  • Business 6,250円〜/3ヶ月、22,500円/12ヶ月

5.オレンジフォーム(orange form)

オレンジフォーム.png

オレンジフォームは株式会社オレンジスピリッツが提供するフォーム作成ツールです。
同社の「オレンジメール」と連携することでフォームに回答をしたユーザーにメールの一斉送信ができるようになります。

有料のビジネス版はChatworkやGoogleアナリティクス、スプレッドシート、PayPalなど各種ツールとの連携ができ、利用料金は月額1,200円と格安。
デザインの自由度は高くありませんが、作成にあたってHTMLCSSなどの専門知識は不要なので、シンプルデザインのフォームを求めている場合にオススメです。

【利用料金】

  • パーソナル版 0円
  • ビジネス版 1,200円/月(半年払い 6,000円、1年払い 12,000円)

6.Tayori(タヨリ)

Tayori.png

株式会社PR TIMESのTayoriはカスタマーサポート業務にピッタリの入力フォーム作成ツールです。
通常の問い合わせフォームに加え、チャット形式のフォームやFAQページの作成ができる点が他のツールにはない特徴で、コードを貼り付けるだけでフォームの設置も簡単に行えます。

有料プランでは、自動応答メールの差出人名やメールアドレスの変更も可能になったり、回答内容の保存や解析ができるようになったりと、問い合わせ業務に不可欠な機能を利用することができます。
顧客とのコミュニケーションもツールの中で行えるので、商品・サービスの問い合わせや不具合報告用のフォームを作成するのに適したツールです。

【利用料金】

  • フリー 0円/月
  • スターター 3,400円/月
  • プロフェッショナル 7,400円/月

7.Contact Form 7

Contact Form 7.png

Contact Form 7は、WordPressで作成したホームページフォームを設置できるプラグインです。簡単な操作でフォームを作成できることが特徴で、世界中で広く使われています。

また、自動返信メールの設定やサンクスページの作成などのカスタマイズも可能です。利用者が多いため、Web上に解説記事が多く公開されていたり、公式サイトにFAQが設けられていたりするので、使い方に悩んだ場合も解決策を見つけやすいでしょう。

無料で豊富な機能を使うことができるので、WordPressを利用中の方はぜひ導入を検討してみてください。

【利用料金】

  • 0円

無料のフォーム作成ツール比較表

ここまでで紹介した無料のフォーム作成ツールを比較表にまとめました。

ツール名 フォーム デザイン性 セキュリティ 広告 自動返信 データエクスポート
formrun 1 有料のみ
SurveyMonkey 無制限 × 有料のみ
フォーム 無制限
フォームメーラー 5
オレンジフォーム 無制限
Tayori 1 有料のみ
Contact Form 7 無制限

有料のフォーム作成ツール3選

1.Qubo REQUEST(キューボリクエスト)

Qubo REQUEST.png

Qubo REQUESTは、ドラッグ&ドロップ操作のみでメールフォームを作成できるツールです。問い合わせフォームをはじめ、申し込みフォームや資料請求フォームなどさまざまなフォームの作成が可能です。

作成したフォームはレスポンシブデザインに対応しており、PCだけでなくスマホからの回答も受け付けることができます。

また、日本語だけでなく英語や中国語など他言語に対応している点も特徴です。

【利用料金】

  • Basic 2,500円/月
  • Pro 4,000円/月
  • Business 6,500円/月

2.Formstack

Formstack.png

ドラッグ&ドロップ操作だけで簡単にフォーム作成ができるツールです。レスポンシブデザインに対応しているため、スマホからの回答にも対応できます。

フォームの回答データは、数回クリック作業をするだけでグラフ表示ができ、簡単にレポートを作成することができます。

また、100以上の外部ツールと連携できる点も大きな特徴です。Mailchimpと連携してフォームから集めた連絡先にメールを一斉送信したり、Salesforceと連携してデータをエクスポートすることが可能です。

【利用料金】

  • Silver $50/月
  • Gold $83/月
  • Platinum $208/月
  • Enterprise 問い合わせ

3.CREATIVE SURVEY

CREATIVE SURVEY.png

簡単な操作でアンケートを作成できるツールです。アンケートフォームの作成から回答データの収集・結果の集計までの全てを行うことができます。

PマークやISMS認証の取得もしているため、セキュリティ的にも安心して利用することができます。

【利用料金】

  • 問い合わせ

迷った時に!おすすめのWebフォーム作成ツール

ここまでで、フォーム作成ツールをご紹介してきましたが、種類が多く、結局どのツールが良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、重視したい機能ごとにおすすめのツールを紹介します。ツール選びに迷っている方は、ぜひこれらのツールの導入を検討してみてください。

手軽にフォームを作成したい方におすすめ

フォームズ(formzu)

フォームズトップページ.png

手軽に短時間でフォームを作成したい場合のおすすめツールは、フォームズです。
メールアドレスを入力し、テンプレートを選ぶだけでフォームを作成できるので、すぐにフォームが必要という場合に便利です。

デザイン重視の方におすすめ

formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン).png

デザイン性の高いフォームを作りたい場合には、formrunがおすすめです。

コーディングやデザインの知識がなくても、テンプレートを使えば簡単におしゃれなフォームを作成することができます。フォームの入力完了率を高めたい場合や、Webサイトのデザインと合わせたい場合に便利でしょう。

アンケート・リサーチ目的の方におすすめ

SurveyMonkey(サーベイモンキー)

サーベイモンキー.png

アンケート・リサーチを行いたい場合のおすすめは、SurveyMonkeyです。

無料プランでも、

  • アンケート作成数が無制限
  • 回答結果をグラフ表示できる
  • Webサイト埋め込み、リンク、メール形式などアンケートの配信方法を選択可能

といった特徴があり、アンケートを行いたい場合に便利な機能が豊富に搭載されています。

まとめ: Webフォーム作成ツールを活用しよう

今回ご紹介したツールはどれも無料から始められ、専門的な知識を必要とせずに入力フォームを作成できるものです。こうしたツールを使えば、訪問者にとって見やすい・入力しやすいフォームを簡単に作ることができます。

キャンペーンやイベントなどの申し込みのため入力フォームが急遽必要になった、という場合もあることでしょう。その際には、これらのツールの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、無料で使える機能、有料プランでできることはツールにより異なります。
入力フォームの利用シーンや必要な機能を考え、自社にとって最適なツールを選びましょう。

EFO(入力フォーム最適化)について学ぶ

EFO(入力フォーム最適化)って?フォームを改善して売上を上げるための20のテクニック

EFO(入力フォーム最適化)って?フォームを改善して売上を上げるための20のテクニック

EFO(入力フォーム最適化)はコンテンツ内容やデザインに比べると対策の優先順位が低くなりがちです。ただコンバージョン率を高めるためにはEFOが必要不可欠です。

“フォーム離脱”に悩む担当者必見!導入したらCVR41.7%を実現した施策って?

“フォーム離脱”に悩む担当者必見!導入したらCVR41.7%を実現した施策って?

コンバージョン率(CVR)が上がらない。EFO(入力フォーム最適化)です。フォームの質問項目数の削減や、住所入力時のアシスト機能を導入するなど、ユーザーの入力時にストレスを感じさせないフォーム設計を目指して改善を行います。Web接客型の入力フォームBOTCHAN EFOを手掛ける株式会社wevnal監修のもと、フォーム落ちの原因とWeb接客型入力フォームで最適化を行うメリットについて解説します。