CMSには何十もの種類があり、Webサイトの目的や目標、サイトタイプによって最適なCMSが異なります。導入する際には、自社のサイトの特徴をきちんと見極めた上でCMSを選ぶことが重要です。

そこで本記事では、コーポレートサイトやECサイトといったサイトタイプごとの特徴や、CMSの選び方のポイントについて解説します。自社に適したCMSの選ぶ際の参考にしてみてください。

BtoB企業向け!CMS比較ガイド

BtoB企業向け!CMS比較ガイド

コーポレートサイト/サービスサイト /ECサイトなど、BtoB事業のサイトタイプごとにおすすめのCMSを整理。それぞれで必要な機能をまとめた比較表をプレゼントします。

目次

  1. CMSとは?
  2. CMSを比較する前に!CMSを選ぶ前にすべきこと
  3. CMSを選ぶうえで重要なポイント
  4. 目的を定めた上でCMSを選ぼう

CMSとは?

CMSコンテンツマネジメントシステム)とは、Webサイトの構築を手助けし、サイト内のコンテンツを追加・更新を一元管理できるシステムのことです。

一口にCMSツールと言っても、定番の無料ツールWordPressから、Sitecoreのような高価なものまで、種類は幅広く存在します。また、サイトタイプによっても対応するCMSが異なります。

CMSのメリットは?

CMSを導入する1番のメリットは、コーディングの知識がなくても自分でサイトを管理・更新できる点です。専門知識を必要としないので、誰でも簡単にコンテンツの作成や更新を行えます。

またCMSは、導入時点するだけでサイトデザインなどの大枠が完成するため、サイトの構築から運用までを効率よく進められます。

CMSを比較する前に!CMSを選ぶ前にすべきこと

適切なCMSを選ぶためには、あらかじめ以下の2点を確認する必要があります。

①Webサイトの目的を明確にする

まずはWebサイトの目的(Webサイトで得たい成果)を決めましょう。

例えば、「お問い合わせを増やす」「資料のダウンロードを増やす」「閲覧数を増やす」などの目的が挙げられます。

目的を定めることで、Webサイトの方向性が固まり、CMSの選定や運用時の軸にすることができます。

「サイト運営を通じて何を達成したいか」を念頭に置き、目的を設定しましょう。

②目的に合ったサイトタイプを決める

設定した目的に応じて、サイトタイプを決めましょう。

サイトタイプによって適切なCMSが異なるので、サイトタイプを定めることは非常に大切です。

主なサイトの種類は、コーポレートサイト、サービスサイト、メディアサイト、ECサイトの4種類です。ここからは、それぞれのサイトの特徴を紹介します。

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、主に会社紹介を行うサイトです。

事業内容や経営理念などの基本的な情報を掲載し、自社のことを知ってもらうための「会社の顔」として役割を果たします。

サービスサイト

サービスサイトとは、特定や商品やサービスに関する情報を掲載したサイトのことです。

見込み顧客の獲得と育成し、特定や商品やサービスの購入につなげることを目的としています。

メディアサイト

メディアサイトは、中長期的な情報発信を行うサイトのことです。

見込み顧客の獲得・育成や集客、採用ブランディングなどを目的に運用されます。

メディアサイトは、即効性がなく運用に手間がかかるのがデメリットです。しかし、潜在層にアプローチできる点や、コンテンツが会社の資産になって中長期的な費用対効果が高いといったメリットがあります。

ECサイト

BtoBのECサイトは、自社サービスや商品の販売を目的としたサイトです。例えば、アスクルやモノタロウ、印刷発注サイトなどがあります。

ECサイトは、他サイト以上に開発・運用コストがかかるのが特徴です。また、顧客自身に商品を選ぶ知識があることが大前提であるため、顧客の課題をヒアリングして提案をするような商材を訴求する場合には、少し不便です。

ただ、商品やサービスの販売に特化しているので、効率よく売上アップにつなげることができます。

CMSを選ぶうえで重要なポイント

CMSを選ぶ際には、以下3つのポイントを意識してください。

①操作性が高いか

CMSは、専門知識がなくても見た目で操作できるタイプから、プログラミングなどの知識が必要なものまで種類はさまざまです。

なかには操作がしにくいものもあるため、見た目がわかりやすく、直感的に操作できるサイトを選ぶようにしましょう。操作性の高いCMSを選ぶことで、運用をスムーズに進められます。

②必要な機能の有無

CMSと一言でまとめても、備わっている機能は異なります。例えば、サイトのアクセス解析ができたり、お問い合わせフォームが作成できたりと、CMSごとで機能はさまざまです。

そのため、集客やブランディングといったサイトの運用目標が達成できる機能が備わっているかを確認するようにしてください。

③サポート体制が充実しているか

CMSの運営会社によっては、導入やマーケティングをサポートしてくれるところもあります。サポートが充実していると運用でつまづくことが減り、成果につながりやすいでしょう。

「どのようなサポートが受けられるか」をチェックした上で、CMSを選ぶようにしてください。

目的を定めた上でCMSを選ぼう

CMSはサイト構築から運用までをサポートしてくれるツールであり、集客や売上アップなどのあらゆる目的で活用できます。CMSを利用する際には、まず自社サイトの目的を確認し、自社の目的に合ったサイトタイプがどれかを決めましょう。

CMS選ぶ際の重要なポイントは3つです。
①操作性
②必要な機能が揃っている
③サポート体制

ただ、CMSには何十もの種類があり、最適なCMSを見極めるのは大変です。そこで以下の資料では、サイトタイプ(コーポレートサイト・メディアサイト・サービスサイト・ECサイト)ごとのおすすめのCMSをピックアップし、特徴やポイントを詳しくまとめています。自社に合うCMSはどれか」が一目で分かりますので、是非こちらの資料もご確認いただき、CMS選びにお役だていただければと思います。

BtoB企業向け!CMS比較ガイド

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コーポレートサイト/サービスサイト /ECサイトなど、BtoB事業のサイトタイプごとにおすすめのCMSを整理。それぞれで必要な機能をまとめた比較表をプレゼントします。