日本国内のTwitterの月間アクティブユーザー数は3,500万人に上ります。
日本人の約4人に1人が使っているTwitterをPRに利用しようと考えている企業も多いでしょう。

Twitterユーザーと比較的カジュアルに交流出来る場です。
企業アカウントとして運用するにしても、一般ユーザーと同じ目線で投稿した方がTwitter独自の雰囲気になじみ親近感を持ってもらいやすくなるでしょう。

Twitterの文化は普段から使い慣れていないとなかなか理解しづらいものがあります。
どのような投稿が良いのかわからなければ、Twitterの特色を捉えてユーザーを惹きつける投稿を安定的に行う人気企業アカウントから学ぶのが一番でしょう。

今回は、リツイート数の多い人気企業アカウントの呟きのパターンを分類し、人気を集めるツイートの傾向をまとめました。

企業アカウントの人気ツイートの傾向

ハッシュタグに便乗する

Twitterにはハッシュタグが存在し、利用することで同じハッシュタグを利用したツイートが一覧で見えるようになります。
同時期に流行っているハッシュタグを用いたツイートをすることで、企業アカウントに親しみを感じてもらえます。

https://twitter.com/TokyuHands/status/738186090738155520

東急ハンズの公式アカウントが「#お前らしくないツイートをしろ」というハッシュタグを用いたツイートをしました。

同じ大型小売店としてライバルにあたるはずのロフトに東急ハンズの公式アカウントが行こうとする、という違和感がTwitterユーザーに受け2342リツイートされました。

https://twitter.com/IMURAYA_DM/status/761093959233830912

特撮映画「シン・ゴジラ」が流行っている際に、Twitterで「#なんでもない写真を平成明朝体w9で特撮っぽくする遊び」というタグが作成されました。

流行りのタグに乗っかることで多くのユーザーの共感を得ることができます。

時事イベントに反応する

https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/762472034932707329

東京動物園協会のツイートです。猫にまつわる動物の画像をタグとともに投稿しています。

企業に関わる記念日やイベントがあるときは、関連ツイートをしてみても良いかもしれません。

https://twitter.com/takaratomytoys/status/763151888552333312

ただ、必ずしもアカウントと記念日が関係ある必要はないようです。
ハトの日とは関係のないタカラトミーですが、社員がシュールにハトの仮装をした画像を投稿することで9000を超えるリツイートを獲得しています。

ポケモンGOに絡めた例

https://twitter.com/IMURAYA_DM/status/760359283934527489 https://twitter.com/IMURAYA_DM/status/758596604119003136 https://twitter.com/TANITAofficial/status/765350385980575744 https://twitter.com/kingjim/status/758112509341544448

「ポケモンGO」が流行した際には、企業アカウントもポケモンGO関連の話題をツイートしました。
企業アカウント運用担当者と共通の趣味を持つユーザーはより親近感を得られたでしょう。

AA(アスキーアート)を活用する

リツイートやいいねをもらえる企業アカウントに特徴的なのがAA(アスキーアート)を利用していることです。

AAとはテキストで表現する絵のことで、ネットスラングとして長く定着しています。
かなりカジュアルな分類になってしまうため、企業アカウントとして利用するのはなかなか難易度が高いかもしれません。

https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/763207459590672384 https://twitter.com/SHARP_JP/status/762447430054924289

東京ズーネットやSHARPの場合、普段からフォロワーと交流し、彼らの属性を見ながらAAが受け入れられるかどうかを見極めていると思われます。

上記のツイートほど凝ったものでなくとも、ちょっとした顔文字を入れるだけで親近感を持ってもらいやすくなるでしょう。

他の企業アカウントと交流する

https://twitter.com/takaratomytoys/status/759936762714034180 https://twitter.com/kingjim/status/759947219327815680

タカラトミーの例に限らず、人気のある企業アカウントはお互いにリプライ(他のユーザーにも見える特定のユーザーに対するメッセージ)を送りあっています。

異業種がTwitterでカジュアルに交流している様子はユーザーから見ても面白さがあるでしょう。

動物を利用したもの

https://twitter.com/nyalan_jalan/status/765423167527452672

3B(Beauty=美人・Baby=赤ちゃん・Beast=動物)と呼ばれている効果的な広告表現を生む法則があります。
そのうちの1つである動物を活用したTwitter運用です。

「にゃらん」の場合、猫が旅をしている設定の写真を毎回の投稿に載せています。人気は安定していて、1000リツイート以上されることが多いようです。

自虐系

https://twitter.com/yacicci/status/307056749003825152 https://twitter.com/kingjim/status/762860423586549762 https://twitter.com/SHARP_JP/status/687078837197246464?lang=ja

一般的にはネガティブな内容は企業PRには向きません。
しかしそれを逆手に取って、ユーモアを盛り込んだ自虐を発信することでユーザーを惹きつけることに成功している企業アカウントも存在しています。

まとめ

どの企業アカウントも、Twitterの特色に合わせた親しみやすさと、ハッシュタグや時事ネタなどトレンドを意識した投稿を心がけているようです。
かといって、短絡的にその2点を意識した投稿をしていてもユーザーを惹きつけることはできないでしょう。
大事なのは「ユーザーに受け入れてもらえるかどうか」です。
リツイートを狙うのであれば普段からのコミュニケーションが重要でしょう。

コミュニケーションを重視しつつ、行き過ぎた投稿で炎上しないように気をつけるのも重要です。
自社のソーシャルメディアポリシーを理解して遵守するようにしましょう。