6.退職強要の告発

やむを得ない理由でルールや、社会通念上のモラルに則ったリストラは一定の理解を得られるでしょう。しかし、それが道義的かどうかの判断は基本的にリストラされる側であり、生活や人生のリスクを取るほうであるべきです。

本記事では企業とのやりとりを生々しく報じています。雇用ということがその人の人生に大きく関わることを、雇う側はつよく認識しなくてはいけません。

私はこうして退職を強要された/NECリストラ 面談一問一答メモ

NEC

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・この面談を繰り返す上司側のメンタルがどうなってるのかを知りたい
・労組意味ねえ。
・早期に整理解雇に進んだほうが双方ハッピーじゃないかと思える案件。

7.求人の仕方

雇用する側とされる側とでは、得られるベネフィットが異なることは自然です。この事案では、世界的にも有名なブログメディアがその雇用条件をストレートに語ったことで話題となりました。

また、「赤字を垂れ流しているにもかかわらず「もっと金を寄越せ」というようなことを言い始める編集部員が出るに至り」などと赤裸々に内部事情もオープンにしたことからも、議論をよびました。

価値を会社に提供する側と、ユーザーに提供する側とで、そのやりとりは決してきれいごとで収まるものでなく、丁寧にお互いの妥協点を模索するほかないと気付かされます。

【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します→終了しました - GIGAZINE

GIGAZINE

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・クリエイティブな仕事なんやから当り前。
・これはgigazineの共同経営者募集の記事?
・消費者的にはいいものが手に入れば問題ないとも言える

8.関係者全員の嘆き

現場の方々も大変だったとは思われますが、いわゆるデスマーチとよばれる事案です。ただ、それ以上に血税が流れてしまったことに、多くの方が落胆したケースでした。

過酷な労働環境は、双方納得の上でかつ待遇や結果も伴えば仕方のないことかもしれません。しかし、最終的に誰も喜べないという事案は本当に残念なものです。

これはそもそもの設計が問題とも指摘がありますが、労働条件や工数の見積の難しさとも解釈でき、関係者の多くが考えさせられるものでした。

Fumi's Travelblog: "費やした55億円、水の泡に 特許庁がシステム開発中断"って一体何だったのか、報告書を読んでみた

特許庁

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・最大1300人7年で55億って安すぎねぇか? 
・今後のSI事業は相当キツイだろうなぁ
・発注先選定方法に不備がある。設計じゃなくて。