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2016年8月までに実施されたFacebookのアルゴリズム変更点まとめ
2016年8月までに、Facebookは計6回のニュースフィードの表示仕様・アルゴリズムの変更を行っています。
今回は、2016年8月までに行われたアルゴリズムの変更をまとめてご紹介します。
2月:ユーザーに関係した情報を表示するための情報を追加
News Feed FYI: Using Qualitative Feedback to Show Relevant Stories
http://newsroom.fb.com/news/2016/02/news-feed-fyi-using-qualitative-feedback-to-show-relevant-stories/
2016年2月1日、初回のアルゴリズムの変更が行われました。
Facebookは、ニュースフィードについて、独自に1,000人以上のユーザー調査を行い、日々のニュースフィードに関する体験やどのように改善されるべきか意見を求めました(Feed Quality Panel)。さらに、数万人のユーザーに対して、ニュースフィード上に流れてくる情報が「どれくらい見たい情報であったか」を5段階で評価してもらい、その結果をニュースフィードのアルゴリズムに追加しました。
これは、従来、ユーザーのアクション(クリック、いいね、コメント、シェア)をもとに、表示順を決める要素としていましたが、好まれるコンテンツは必ずしもアクションされるとは限らないという考えからです。
この変更によってFacebookページに与える影響は、「ユーザーは自分と関係のある投稿を好むので、それにマッチしていなければトラフィックは減少し、マッチしていれば増加する」だろうと発表にはありましたが、さほど大きな影響は現時点ではなかったようです。
3月:ライブビデオ投稿を優先的に表示
News Feed FYI: Taking into Account Live Video When Ranking Feed
http://newsroom.fb.com/news/2016/03/news-feed-fyi-taking-into-account-live-video-when-ranking-feed/
続いて、3月1日には、ライブビデオの投稿をニュースフィードの上位に表示させるという変更を行いました。
2015年8月から限定的に始まっていたFacebook Live Videoのサービスで、2016年にiOSやAndroid OSから、Facebook上でライブストリーミング配信ができるようになりました。
これを受けて、ライブビデオを配信するユーザーも、視聴するユーザーも増え、特に通常の動画配信に対しては、平均3倍の時間を費やしてユーザーがライブ中継を見ていることが判明し、それに対して、「すでに起こっている事実を伝えるビデオより、ライブビデオのほうが瞬間を捉えていて、より興味深い内容だからです」と伝えています。
この結果を踏まえ、Facebook Live Videoの投稿を優先するようにアルゴリズムが変更されました。Facebookページに与える影響に関しては、「今回のアップデートで大きな影響があるとは考えないでください。今後Facebook Live Videoをどのようにスコアリングしていくか検討し、改善していく」とのことです。
4月:記事の閲覧時間とニュースフィードの多様性を追加
News Feed FYI: More Articles You Want to Spend Time Viewing
http://newsroom.fb.com/news/2016/04/news-feed-fyi-more-articles-you-want-to-spend-time-viewing/
ユーザーがニュースフィード上の投稿をクリックした後、そのコンテンツを読んだり、視聴するのに費やす時間をアルゴリズムに追加すると発表しました。これは、リンク先での滞在時間の長さが、ユーザーの望む、好ましい情報に関連しているのかを図るために重要な要素であると判断したためです。
今後は、Instant Articleへのモバイルリンクをクリックしたり、モバイルブラウザで記事を開いたときに、(ローディング時間は含まず)どれだけそこに滞在するかカウントされるということです。そのため、ユーザーが長時間にわたって滞在する記事やサイトは、ニュースフィードの上位に優先的に表示され、直帰率や離脱率の高いページは、表示順位が下がるということになりました。
また、同じパブリッシャー(配信元)からの記事がニュースフィード上に並ぶのは好ましくないというユーザーアンケートの結果から、ニュースフィードの多様性に関して配慮されるようになりました。
6月:友達や家族の投稿を優先的に上位表示
News Feed FYI: Helping Make Sure You Don’t Miss Stories from Friends
http://newsroom.fb.com/news/2016/06/news-feed-fyi-helping-make-sure-you-dont-miss-stories-from-friends/
ニュースメディアや企業などのページを運用するパブリッシャー側(配信元)からすればインパクトのある内容ですが、Facebookはユーザーの友達や家族とのつながりをより重要視し、ユーザーの友達や家族の投稿を見逃さないよう、ニュースフィードの上位に表示されるようにアルゴリズムを変更しました。
8月:クリックベイド対策実施
News Feed FYI: Further Reducing Clickbait in Feed
http://newsroom.fb.com/news/2016/08/news-feed-fyi-further-reducing-clickbait-in-feed/
8月4日には、クリックベイド対策が実施されました。
クリックベイドとは、大した内容がない記事に対して、紛らわしいタイトルや思わせぶりなタイトルでユーザーの関心を引きつけ、クリックを稼ぐなどの行為を指します。いわゆる「釣り」という行為で、こうした投稿を減らすためのアルゴリズム追加となりました。
さらに、「面白そうなタイトルだとクリックして、全く内容がなかった」と即ページに戻ってしまうようなページや投稿者に対しても同様に、ペナルティが課されることになりました。
Facebookの発表によれば、クリックベイド対策に電子メールのスパムフィルタに似た仕組みのシステムを新たに導入したといいます。そのため、必要な情報がタイトルから外れていたり、誇張されたタイトルで誤った解釈をしてしまいそうな記事については、クリックベイドと今後は見なしていくそうです。
8月:情報の有益性を追加
News Feed FYI: Showing You More Personally Informative Stories
そして、現時点で最後となる、8月11日のアルゴリズムの追加についてです。
ニュースフィードに表示される情報は、ユーザーによって異なります。友達や家族の投稿が最優先だったり、ニュースやレシピのほうが大切というユーザーも存在します。そこで、Facebookは最も有益な情報を提供するための方法を理解するために、一日あたり、数万人のユーザーにアンケートを行いました(Feed Quality Panel)。
そこで、ユーザーごとに最も有益で関心の高いと思われる投稿を予測するためのアルゴリズムが追加され、予測値の高い投稿が上位表示されることになりました。これらの予測値は、今までのユーザーのアクション(クリック、いいね、コメント、シェア)や時間的要素も加味されているようです。
(Facebookは)このアルゴリズム変更による影響は少ないとしていますが、「今後もユーザーに関連性のある有益な情報を投稿し続けなければならない」と記述しています。
まとめ
今年に限らず、Facebookは頻繁にアルゴリズムの変更や追加を行われています。
運用担当者は変化に対応するためにも、常に正しい情報を把握していくことが求められます。
ただ、Facebookは、「ユーザービリティの向上」を最終的な目的として改修を続けています。
Facebook運用も、ユーザー目線を第一に据えていればアルゴリズム変更による大きな影響は受けにくいでしょう。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- Android
- Android OSとはスマートフォン用に開発された基本ソフト(OS)の一種です。米国Google社が中心となり開発されました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- 離脱率
- 離脱率とはホームページを見ている人が、そのホームページから去り、アクセスの記録などを取れなくなる状態の割合のことを言います。ホームページ運営者はどのページでユーザーが離脱(去った)のかをチェックし、改善に役立てることが多いです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
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