6.メルマガ誤配信で他ユーザーにユーザー情報を送信

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「お名前.com」メルマガでユーザー情報流出、誤送信メールは16万4,650件
12月4日、GMOインターネット株式会社が、同社運営の「お名前.com」の会員向けメルマガで誤送信を起こし、宛名とは異なるユーザーに、ドメイン名、ID、名字を送信したと発表しました。
原因は「作業上のミス」としており、16万4650件ものメールが誤って送信されたようです。会員向けメルマガを配信しているご担当者様にとっては想像するだけでもぞっとするような事故だと思います。
人の手が入る部分はどうしてもミスやチェック漏れが起きてしまいます。作業手順の徹底的なマニュアル化と、複数人でのチェック体制を敷いておくのは最低限行うべきです。

まとめ

個人情報漏洩はどのような企業でも起こりえます。ここで紹介してきた情報漏洩事故は、脆弱なSSLを使用していたりウィルス対策が十分でなかったりとどれももう少し対策を強化していれば防げたかもしれない案件ばかりです。また、不注意からくるミスを起こす社員、故意にデータを抜き取ろうとする社員も今後絶えることはないでしょう。
重要なのは、日々の情報漏洩対策をどれだけ属人化させないかということでしょう。
一人一人が気をつけるように、と言うのは簡単ですが、どれだけ気をつけてもミスは起こります。1人がミスしても他の者がすぐにカバーする体制を取ったり、抜け漏れをなくすチェック項目を作り、完全にマニュアル化する等、個人に頼らない運用体制を構築しましょう。

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