2.ハロー効果

ある1つの目立つ特徴を最初に認識すると、その他の構成要素まで一番目立つ特徴に引っ張られて歪んで認識してしまうことを「ハロー効果(または認知バイアス)」といいます。
例えば異性を見るとき、容姿がさわやかな雰囲気であれば中身までもがさわやかで良い人だと思うのも「ハロー効果」です。

3.単純接触効果(≒ザイオンス効果)

何かしらで接触する機会が増えると、その接触した相手に対して好意を持ちやすくなることを「単純接触効果」といいます。
ランディングページに一度訪問して離脱してしまったユーザーに対し、リターゲティング広告を行うことで接触回数を増やし、サービスを記憶して頂くと同時に好感度も上げることができます。
(しかしあまりしつこく追いかけると逆効果となるので加減には注意しましょう。)

4.バンドワゴン効果

「これが流行っている」と聞くと、人はその流行している物事を好意的に捉える傾向にあります。これを「バンドワゴン効果」といいます。
ランディングページ上で「大流行」「大人気」という言葉を含むキャッチコピーを付けられた商品やサービスは不思議とよいものに見えてしまうアレです。
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(※2020年1月23日時点でページが存在しないため出典元リンクを削除しました)
こちらのランディングページでも、「美容業界から大注目」「芸能界1,600人大絶賛」など、今人気で流行中の化粧品であることをアピールする文言が散りばめられています。

5.同調現象

周囲の人間と同じ行動をしていると安心し、逆に自分1人だけが違う行動をしていると不安を覚えることを「同調現象」といいます。
ホームページ上で、例えば「30代男性の8割が使用」「◯◯地区の主婦は皆使っている」というように、商品のマジョリティ性がある場合はそこを最大限アピールすると効果的でしょう。

6.損失回避の法則

人は利益を獲得することよりも、損失を出さない方を重要視します。これを「損失回避の法則」といいます。これは保有効果と密接に関係しています。
これをランディングページページで応用するのであれば、

この化粧水を使わなければ歳相応に老けていく
この育毛剤を使わなければ頭髪は薄くなっていく一方

というように、自社サービスを利用しないと損をしてしまうイメージを沸かせると良いでしょう。

7.マッチングリスク意識

商品やサービスを購入する前、ユーザーは「効果が出なかったら…」と不安を持ちます。これを「マッチングリスク意識」といいます。
このような不安を解消するには、お客様の声や口コミコーナーを設置する等の手段が有ります。
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(※2020年1月23日時点でページが存在しないため出典元リンクを削除しました)
こちらのランディングページでも安心感・安全性を全面に打ち出し、全額返金保証制度も打ち出してユーザーが抱くであろう不安を出来る限り払拭させるような構成となっています。

8.決定回避の法則

人は、選択肢が増えるとその中から選択・決定することが困難になります。これを「決定回避の法則」といいます。
ランディングページ、ゴールは決まっているためできるだけユーザー側で選択する項目を減らし、まっすぐゴールまで案内できるような構成にしましょう。