Youtube再生回数1億回突破!インスタグラムでも話題の#PPAP を分析してみた
皆さん、こんにちは。ライターのナッツこと、永田優介です。
プロモーションにおいて長期的な視野は非常に大切ですが、一方で突発的に発生するムーブメントに乗っかるというのも大切ですよね。
最近話題な出来事といえば、やはりピコ太郎さんのPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)でしょう。
Youtube上にアップロードされた本動画は各所で話題を呼び、日本だけではなく、世界をも巻き込むムーブメント!
そこで今回は、ferretが提供するインスタグラム解析ツール「ナビスタ」を使い、「#PPAP」というハッシュタグを軸にインスタグラムユーザーのPPAPブームの傾向を分析していきます。
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再生回数1億回突破!インスタグラムユーザーのPPAPブームに迫る
単体での再生回数が1億回を突破!関連動画の再生回数は9億回!!
大晦日のNHK紅白歌合戦への出場が決定など、いまだその注目度は衰えることを知りません。
何しろ2009年に"マイ・ワールズ"でデビューし、全米でプラチナ(100万枚)のセールスを記録したカナダのポップスター、あのジャスティン・ビーバーでさえも自身のTwitterでシェアするほどの人気っぷり。
また、アメリカで最も権威のある音楽チャート・Billboard(ビルボード) に「世界最短曲」でランクインしたことでギネス認定もされました。
あの軽快なリズムと真似しやすいフレーズで、ソーシャルメディア上にはPPAPのアレンジ動画が多数アップロードされています。しかもYoutubeだけでなく、インスタグラムにもたくさんのアレンジ動画が!
そこでインスタグラム解析ツール「ナビスタ」を使って、「#PPAP」というハッシュタグを軸に下記4つの項目を分析していきます。
・同時頻出ハッシュタグ
・いいね!ランキング
・エンゲージメント率ランキング
・投稿数ランキング
早速、インスタグラムユーザーがこのPPAPブームにどう乗っかっているかを見ていきましょう!
#PPAPの同時頻出ハッシュタグTOP3はこれだ!
第3位:#ペンパイナッポーアッポーペン
同時頻出ハッシュタグ、第3位は「#ペンパイナッポーアッポーペン」!
その中でも一番「いいね!」数が多かったのは、ピコ太郎さんと同じエイベックス所属、AAAメンバーの宇野実彩子さんの投稿でした。その数なんと59,000いいね!越え。
第2位:#pikotaro
同時頻出ハッシュタグ、第2位は「#pikotaro」でした。その中でも「いいね!」数が一番多かったのは、またしてもエイベックス所属、AAAメンバーの與真司郎さんの投稿です。
どうやら、マネージャーさんが同じだそう。エイベックス所属アーティストによるソーシャルシェアによって、PPAPブームがより一層加速しています。
第1位:#ピコ太郎
同時頻出ハッシュタグ、第一位は「#ピコ太郎」でした!そして「いいね!」数が一番多いのは、タレント木下優樹菜さんの投稿。ちょうどジャスティン・ビーバーがTwitterに投稿した日と同じ日に木下優樹菜さんもインスタグラムに投稿しています。乗っかるのが早い!
以上の3つが同時頻出ハッシュタグTOP3でした。
このPPAPブームに乗っかるのであれば、「#PPAP」に加えて「#ペンパイナッポーアッポーペン」「#pikotaro」「#ピコ太郎」はマストハッシュタグですね。
#PPAPのいいね!数ランキングTOP3はこれだ!
続いては、#PPAPハッシュタグが使われた投稿の「いいね!」数が多い上位3つをご紹介します。
第3位:9GAG
第3位は海外のネタ投稿サービス『9GAG』による投稿。「いいね!」数は日本とはもう桁違いの62万いいね!以上を獲得しています。さらにコメントも1万9千以上のコメントが!
投稿日も9月27日と、ジャスティン・ビーバーがTwitterに投稿する前のため、トレンド感度の早さはさすがネタ投稿サービスならではですね。
第2位:9GAG
第2位は、またしても海外のネタ投稿サービス『9GAG』による投稿!
PPAPのアレンジバージョンとして、「ペンはあるけど、試験の回答はなくて進級できない」といった学生にとって共感できる内容で投稿されています。
こちらは70万いいね!数越え。フォロワーの属性に合わせたパロディ投稿が上手くヒットした投稿でした。
第1位:9GAG
「いいね!」数ランキング第1位は、またしても『9GAG』の投稿!90万いいね!越え、かつコメントも3万4千コメントも集まっています。このように、イラストでの投稿は他の投稿との差別化にもなり、目を引きやすい表現が可能になるため、イラストを描ける体制であればぜひイラストでの投稿も試してみたいですね!
とりあえず『9GAG』の影響力は半端ないので、グローバルに何かを仕掛けるのであれば、『9GAG』にネタとして投稿されるような文脈での情報発信も大切だなと感じました。
#PPAPのエンゲージメント率ランキングTOP3はこれだ!
続いて、フォロワー数に対する「いいね!」数から算出するエンゲージメント率から上位3位をご紹介します。
第3位:@akari4139さん
第3位は、個人の方の投稿がランクイン。
投稿内容はPPAPに関係ありませんが、話題のハッシュタグを使って閲覧数を増やすアプローチをされている様子。
第2位:セサミストリート
エンゲージメント率ランキング第2位は、セサミストリートの公式アカウントがランクイン!フォロワー数が1,700とさほど多い数とは言えませんが、いいね!数はなんと2,200越え。フォロワー数よりも多い「いいね!」数を獲得しています。
セサミストリートのキャラクターたちとピコ太郎さんの意外性のあるコラボレーション、またタイミングよくブームに乗っかることでフォロワー以外からも「いいね!」数を集めることに成功した良い事例と言えますね。
第1位:村上来渚さん
エンゲージメント率ランキング第1位は、エイベックス所属の村上来渚さん!ピコ太郎さんと同じ事務所ということもあり、大ブームが訪れる前の9月19日にすでにインスタグラムに投稿しています。
彼女のフォロワー数は現時点で2600とまだ多くはありませんが、フォロワー中心に「見ていて元気になる!」とポジティブなコメントが多数。たとえフォロワー数が多くなくても、ブームに乗っかることはフォロワーとのエンゲージメントを強化するアプローチとなりそうです。
#PPAPの投稿数ランキングTOP3はこれだ!
最後に、「#PPAP」ハッシュタグを付けてPPAPコンテンツを多く投稿したアカウントTOP3をご紹介します!
第3位:天木じゅんさん
第3位は、グラビアアイドルの天木じゅんさん!
PPAPならぬ、POOP動画を投稿しており、5万8千いいね!を獲得。自身のキャラクターに合わせたパロディが、国境を越えて海外でもウケており、コメント欄は英語コメントも多数。
他にも過去に32回、#PPAPハッシュタグ付きで投稿しており、上手くブームに乗っかってインスタグラムを活用されています。
第2位:9GAG
第2位はやはりこちらのアカウント、海外のネタ投稿サービス『9GAG』でした。
これまで50回にわたり「#PPAP」ハッシュタグを用いた投稿をポストしています。ブームは1回乗って終わりではなく、継続してブームに乗っかり続けるというのも、ぜひ見習いたいところです。
第一位:ピコ太郎さん(ご本人)
第一位は……もちろんこの方、ピコ太郎さんご本人でした。
これまでに57回に渡り「#PPAP」ハッシュタグで投稿されています。
「#PPAP」のように簡単に覚えられ、タイピングがしやすいハッシュタグを生み出すというのは、ブームに乗っかる側ではなく、ブームを生み出す側になる際はぜひ意識したいポイントです!
まとめ
以上、昨今話題の「PPAP」がインスタグラム上ではどのような広がりをしているか見てきました。
自社のインスタグラムのフォロワーがたとえ少なくても、ブームに乗っかることで多くの「いいね!」数を獲得できたり、エンゲージメント率を高めることができます。
"常に何が今話題なのか"とアンテナを張り続け、常にブームに乗っかっていきたいですね。
また、ferretが提供するインスタグラム解析ツール「ナビスタ」では、"今どんなハッシュタグが人気なのか"など、様々なアカウントの投稿を分析することができます。
ぜひ自社のインスタグラム運営に「ナビスタ」を活用してみてください。
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- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
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- ソーシャルメディアとは、インターネット上で不特定多数の人がコミュニケーションを取ることで、情報の共有や情報の拡散が生まれる媒体のことです。FacebookやTwitterなどのほか、ホームページ上の掲示板もこれにあたります。
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- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
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- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
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- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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