Googleが認識しているWebページは、どれくらいあるかご存知でしょうか。
その数は60兆ページにも及びます。
これほどの情報量が溢れている現在、自社で発信しているホームページブログなどにリピーターをつけるためには、どのような施策が必要でしょうか。

もちろん、中身のある有益なコンテンツを提供する、読者が求める情報を的確に発信するなどさまざまな施策が必要となりますが、Feedlyの設置も重要な施策のひとつです。
Feedlyを設置して読者が自社のホームページブログなどを購読してくれれば、その後彼らがリピーターとなる確率は格段に高くなります。

今回は、自社のホームページブログなどにFeedlyを設置する方法をご紹介します。
購読者数を計測するためのツールも合わせてご紹介しますので、ツールを使用して購読者数を把握しておくようにしましょう。

Feedlyとは

Feedlyとは、RSS*マネージャのひとつです。

*RSSとは:よくチェックするホームページやブログなどを登録しておくと、ページが更新されたかどうか各ページにアクセスしなくとも確認することができるものです。

さまざまなRSSマネージャの中でも、Feedlyは対応しているホームページなどが豊富な上にSNSアカウントとの連携も可能なため非常に便利なツールです。
パソコンなどでWeb上から利用できるだけではなく、iPhone・Android端末スマートフォンに対応したアプリも無料で提供されているため、外出先などでもチェックすることができます。

Feedlyの基本的な使用方法については、ferret内の以下のページにて解説していますのでぜひ参考にしてください。
情報収集には欠かせない!便利なFeedlyのイロハを解説|ferret

Feedlyボタンの設置方法

step1.

1.png
https://www.feedly.com/factory.html
Feddlyボタンを簡単に設置するために、専用のページを使用します。
先にご紹介したURLへアクセスしてください。
英語表記されていますが、以下で設置方法をご紹介していますので参考にしてください。

step2.

2.png
まず、ボタンのデザインを決定します。
先程開いたページ内のStep1に使用できるデザインが表示されていますので、この中からホームページブログのデザインに適したものを選択してください。
使用するボタンが決まったら、そのままそのボタンをクリックします。

step3.

3.png
続いて、運用しているホームページブログなどのURLを入力します。
先程開いたページ内のStep2に入力ボックスが表示されていますので、ここにURLをコピー&ペーストします。

なお、この際にFeed URLが存在していることを確認しておく必要があります。
CMSやレンタルブログなどを使用してホームページブログを運営している場合は、基本的にはFeed URLが存在しているはずなので特に問題ありません。
万が一Feed URLが存在していない場合は、サイトマップファイルを作成するサービスを使用して作成するようにしてください。

Feed URLの存在の有無は、ホームページブログなどのURLの後ろに、以下の文字列のいずれかを入力することで確認できます。
入力後にそのまま検索をしてXMLファイルが開けば、Feed URLの存在しています。

・/feed/
・/sitemap.xml
・/atom.xml

step4.

4.png
ここまで作業を行うと、先程開いたページ内のStep3の入力ボックス内に自動的にHTMLコードが書き出されます。
このHTMLコードをコピーし、ホームページブログなどの任意の場所にペーストしてください。
これでFeddlyボタンの設置は完了です。

Feedlyの購読者数を計測する

購読者数を計測する際にオススメのツール2つをご紹介します。
ツールを使用したくないという場合は、自分のFeedlyに自社のホームページブログなどを登録すれば、Feedlyをチェックした際の購読者数のみですがチェックすることも可能です。
最も出がるな確認方法ですが、購読者数が増えてくると、正確な数字ではなく概算された数値が表示されるというデメリットがあります。
企業としてホームページブログを運営しているなら、やはり正確な数値を把握しておく必要があります。

2つのツールはいずれも無料で使用可能で使い方もそれほど難しくありませんので、まずは使用してみて使いやすい方を取り入れてください。
なお、WordPressを使用している方は、下記にて専用のプラグインをご紹介していますので、そちらをご覧ください。

1.feedlygraph

11.png
http://www.feedlygraph.info/

feedlygraphは、指定したホームページブログのFeedly購読者数の増減の推移をグラフで見ることができるサービスです。
feedlygraphへアクセスし、入力ボックスに任意のURLを入力します。
すると入力したURLが該当する候補がプルダウンで表示されますので、調べたいものをクリックします。
そのまま画面が遷移し、グラフが表示されます。
月単位、クオーター谷、週単位のいずれかでグラフを表示させることができますので、期間ごとの購読者数の推移などをチェックしてください。

2.Feedly Subscribers Checker 2

12.png
http://knowledgecolors.net/fsc2.html

Feedly Subscribers Checker 2も、feedlygraphと同様に指定したホームページブログのFeedly購読者数を確認することができるサービスです。
Feedly Subscribers Checker 2へアクセスして表示されているボックスにURLなどの情報を入力し「検索」をクリックするだけで確認することができます。

購読者数の増減の推移を確認することはできませんが、調べたいホームページブログなどのタイトルドメインURLなどRSSフィード以外の情報でも検索することが可能です。
そのため、自社のホームページブログなどの購読者数の確認はもちろん、競合他社のFeedlyの購読者数をチェックする際に便利です。

WordPressのプラグインを使用する

設置方法

5.png
https://ja.wordpress.org/plugins/feedly-insight/

WordPressでFeedlyボタンを設置する場合は、プラグインを使用する必要があります。
「Feedly Insight」では、Feedlyボタンを簡単に設置できるだけではなく、購読者数の増減を毎日チェックすることができる機能も提供されています。
WordPressを使用している方は、ぜひ使用してみてください。

step1.

6.png
WordPressを開き、管理画面を表示します。
画面右側のメニューボックス内に「プラグイン」という項目が表示されていますので、カーソルを合わせます。
「インストール済みプラグイン」「新規追加」「プラグイン編集」という3つの項目が表示されますので「新規追加」をクリックしてください。

step2.

7.png
プラグインを検索することができる画面が表示されます。
検索ボックスに「Feedly Insight」を入力して検索してください。

step3.

8.png
プラグインが表示されますので「今すぐインストール」をクリックします。
インストールすると「今すぐインストール」と表示されていたボタンが「有効化」という青いボタンに変化しますので、そのままクリックしてください。
これで完了です。

購読者数を確認する

step1.

9.png
プラグインをインストールすると、WordPressの管理画面の右側のメニューボックス上部に「Feedly Insight」という項目が表示されます。
ここにカーソルを合わせてください。
するとメニューが表示されますので「Feedly Insight」をクリックします。

step2.

10.png
グラフが表示されます。
上画像ではまだ購読者がいないためグラフがなにも記載されていませんが、購読者がつくとその数の増減がグラフで表示されます。
同じ画面上で、FeedlyでRSSフィードの検索も可能です。

まとめ

Feedlyの設置は、それほど難しい操作ではありません。
今回記事内でご紹介した手順を踏めば、コードの知識などがあまりない方でも簡単に設置することが可能です。

数多あるホームページブログの中で自社が発信しているものにリピーターをつけるために、Feedlyボタンの設置は必要な施策のひとつです。
購読者数や増減の推移などを定期的にチェックして順調に購読者数が伸びているかチェックする、伸び悩んでいるのであればどのような施策が必要なのかを検討する、なども併せて重要になってきます。
こちらも、今回記事内でご紹介したツールを活用してチェックするようにしましょう。