確かな情報は確かな情報源から!論文・書籍検索サイト10選
オウンドメディアのようなコンテンツマーケティングに取り組んでいう企業にとって「間違った情報を発信しない」というのは大切な視点です。
しかし、信ぴょう性が高い情報源にはどのようなものがあるのかわからず、コンテンツの作成に行き詰まってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんなときに頼りにしたいのは大学や行政が運営している論文や蔵書の検索サイトです。
今回は論文・図書館蔵書の検索サイトを紹介します。
現在では大学や図書館に行かなくても論文を読んだり、蔵書の在庫状況を確認できます。
検索サイトを活用して、信ぴょう性の高い情報を得られる環境づくりを整えていきましょう。
目次
- 論文検索サイト
- 図書館所蔵資料検索サイト
- [まとめ:論文検索サイトを使って正しい情報を入手しよう]
1.論文検索サイト
大学や学会では、それぞれ発表された論文情報の発信を行っています。
それぞれの機関を訪れなければ閲覧できないものもありますが、ネット上で公開されているものも多くあります。
代表的なものから7つのサイトを紹介しましょう。
1-1.CiNii Articles
大学や学会など、日本国内の論文を横断的に閲覧できる検索サイトです。
大学共同利用機関である国立情報学研究所が運営しており、著者や掲載紙面など基本的な情報も確認できます。
論文のタイトルや著者名だけでなく、CiNiiに掲載されている本文に単語が含まれている場合でもヒットするので「胃痛について調べたいんだけど…」のような曖昧な状態でも情報を見つけられるでしょう。
1-2.J-STAGE
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
J-STAGEとは日本国内の科学技術情報に関する論文や学会誌を検索できるサイトです。
J-STAGEオンライン投稿審査システムという独自の審査システムを利用し、掲載申し込みのあった論文・学会誌は素早くWeb上に反映されます。
フリーワードでの検索だけでなく、分野や発行機関による絞り込みも可能です。
特定の分野について素早く情報を得たい方にとって重宝するでしょう。
1-3.JAIRO
JAIROは国内の学術機関の電子化された研究データを横断的に検索できるサイトです。
データベースやソフトウェアのような、PDFデータ以外の情報も検索できるのが特徴です。
1-4.Google Scholar
Googleが提供している学術論文に限った検索が行えるサイトです。
Googleのアカウントとも連携しており、後で読み返したい論文の保存も行えます。
日本国内で発表された論文に限らず、世界各国の論文を検索できるのがメリットでしょう。
論文が他の論文に引用されているかどうかも確認でき、他の研究者からどのように評価を受けているかも確認できます。
ページあたりの検索結果表示数や検索言語の設定など、細かい検索設定を行えるのも便利でしょう。
1-5.PLOS
ノーベル生理学・医学賞受賞者のHarold Varmus氏が中心となって立ち上げた論文検索サイトです。
論文はホームページ上で確認することができるだけでなく、pdfファイルとしてもダウンロードが可能です。
生物学・医学分野の論文が多く掲載されており、病気に関する最新の情報も得ることができます。
1-6.PubMed
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
PubMedはアメリカのNCBI(国立生物科学情報センター)が作成しているデータベースで、世界の主要な医学系雑誌に掲載された論文を検索できます。
分野は医学に限られますが、専門スタッフによるタグ付けが行われており、精度の高い検索が可能です。
1-7.IEEE Xplore®Digital Library
http://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp
IEEE Xplore®Digital Libraryはアメリカの公益法人IEEEが運営する電気・技術関連の論文を集約した検索サイトです。
論文の閲覧には会員登録が必要なので注意しましょう。
有料でPDFファイルを購入することもできます。
2.図書館所蔵資料検索サイト
電子化されていない論文や絵や図面といった資料は各種図書館の蔵書で確認できるものもあります。
また、書籍としてまとまったものを読むことで、体系的な学習が可能です。
ウェブ上で事前に検索して、自分の探したいものが現在所蔵されているかを確認してから図書館に赴くようにしましょう。
2-1.CiNii Books
CiNii Booksでは日本国内の大学に所蔵されている資料を検索できます。
書籍や雑誌だけでなく地図・ビデオ・楽譜のような媒体を絞った検索も可能で、論文の元となる史料にも触れられるのがメリットでしょう。
2-2.国立国会図書館サーチ
国立国会図書館サーチでは、東京都及び京都府に所在する国会図書館以外にも全国の図書館や公共施設に所蔵されている資料を検索できます。
サイトではリファレンス情報として、来館者から受けた質問に関する回答も掲載されています。多くの書籍の中から自分の調べたいものに適したものを選ぶのが難しいという方は参照してみるといいかもしれません。
2-3.カーリル
カーリルは日本国内の図書館が所蔵している書籍を検索できるサイトです。
リアルタイムでの貸し出し状況がわかるだけでなく、Amazonのデータベースと連動しており図書館に所蔵されていない本をすぐにAmazonで購入することができます。
特定の地域に絞って書籍を探したい時に重宝するでしょう。
まとめ:論文検索サイトを使って正しい情報を入手しよう
学会や大学ごとにまとめられていた論文のデータは現在、まとめられて1つのサイトからでもアクセスしやすくなっています。
しかし、論文や書籍を読む際には注意しておきたいことが1つあります。
それは、論文自体の信ぴょう性です。例え学術機関から発信されているものであっても、一般的に認められている説だとは限りません。
検索サイトから複数の論文の比較を行うことで学説として一般的に定着しているものなのか、あるいは特殊な説なのかということもある程度わかるしょう。
学術的な文章は読みづらさもありますが、主張の根拠となる客観的な情報として役立てることができます。ホームページでの情報発信以外にも、顧客や社内に対しての企画・提案にも活用していきましょう。
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 検索結果
- 検索結果とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索したときに表示される情報のことです。「Search Engine Result Page」の頭文字から「SERP」と呼ばれることもあります。 検索結果には、検索エンジンの機能に関する情報と、検索キーワードに関連する情報を持つページが表示されます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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