インフルエンサー一覧

インフルエンサー一覧のページも設けておくと、レポートとしてより有意義なものになるでしょう。

インフルエンサーの活用はソーシャルメディアマーケティングにおいて多方面で注目されています。
自社や業界全体に対して、影響力のある人物をできるだけ多くのメンバーと共有しておきましょう。
インフルエンサーの特定方法の一つを紹介します。ソーシャルリスニングで取得した投稿データの中から、投稿回数×フォロワー数のスコア(総リーチ数)が高いアカウントを一覧にしましょう。

著名人や芸能人が1回つぶやくだけでも高いスコアを出しますが、その1回が偶然気になったから投稿しただけという場合もあります。
またフォロワー数が少ない人物でも、繰り返し投稿しているユーザーは自社と関係性の深い人物であると考えられます。
投稿回数とフォロワー数を掛け合わせ、当月にリーチできたフォロワーの数をインフルエンサーとしての評価として算出すると、より精度の高いインフルエンサー選出が可能です。

その他KPIとなる要素

ソーシャルリスニングのレポートは、基本的に時系列チャートとピーク分析をブランドや製品などの対象に分けて繰り返すというのが主になります。
もしソーシャルマーケティングにおいて、何かしらのKPIを設定していれば、それらを記載するページを用意するといいでしょう。
ソーシャルリスニングで考えられるKPI測定には、何かソーシャルメディアを活用したキャンペーンを企画し、シェア数など目標に設定している場合などがあります。

最後にキーワード一覧を載せる

通常の調査レポートなどは最後に参考情報や引用文献、前提にしたデータなどを記載しますが、ソーシャルリスニングのレポートの場合前提となるキーワードリストを載せておきましょう。ソーシャルリスニングのデータというのは、基本的に設定されたキーワードを元にデータを取得します。
このキーワードリストというのがレポートに示された数字の根拠となるのです。
もしレポートを見た人が「こんなに投稿数が少ないはずがない、おかしいな」と感じた際に前提となっているキーワードリストを見れば、その原因を把握できます。レポートを社内で回覧した際に、前提としているキーワードリストの精度をあげるヒントが上がってくるかもしれません。

まとめ

最終的なアウトプットとなるレポートの項目をしっかりと認識することで、ソーシャルリスニングツールの活用方法がよりクリアに見えてきます。ソーシャルメディアからわかる数字のどこを見ればいいのか、何を探ればいいのかをしっかり把握して、より効果的に活用していきましょう。