Windows Vistaが2017年4月12日(日本時間)にサポート終了するのに合わせて、Webブラウザである「Internet Explorer 9」へのサポートも終了します。

利用者のなかには「今、使ってるソフトはInternet Explorer 9でしか使えないし、とりあえず使えるなら、そのままでいいかな」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、サポートが終了することでホームページを閲覧している際にウィルスに感染してしまう危険性が高くなるため、企業個人問わず対策をとるべきでしょう。

今回は、Internet Explorer 9サポート終了に伴う影響と2つの対応策について解説します。
Vistaユーザーにとってだけでなく、Internet Explorerを利用しているユーザー全員が認識すべきサポート期間について、この機会に知っておきましょう。

目次

  1. Internet Explorer9のサポート終了時期
  2. サポートが終了することによる影響
  3. Internet Explorer9ユーザーが取るべき2つの対応策
    1. 最新のIE11を利用できる OSをインストールする
    2. 異なるブラウザを利用する
  4. まとめ

Internet Explorer9のサポート終了時期

マイクロソフトは2016年1月12日(米国時間)から最新のInternet Explorer以外はサポートを行わない旨を発表しています
2017年4月現在、最新のバージョンはInternetExplorer11であり、それ以外のバージョンはサポートされていません。

対象には例外があり、使用しているOSでサポートされている最新のInternet Explorerであれば、技術サポート及びセキュリティサポートを受けることができます。

そのため、Vistaでは、対応している中でもっとも最新のバージョンであるInternetExplorer9はサポートされていました。
しかし、2017年4月12日(日本時間)にWindows Vista自体がサポートを終了するのに合わせ、Windows VistaユーザーであってもInternet Explorer9のサポートを受けられなくなります。

Vistaユーザーではなくても、念のために自分が利用しているブラウザがInternetExplorer9かどうか、チェックしておきましょう。

【バージョンのチェック方法】
InternetExplorerを起動>[ヘルプ]または「ツール」ボタンをクリック>[バージョン情報]>表示されるバージョンを確認する

上記の手順でバージョンはチェックできます。
自分のパソコンだけでなく、会社の共有パソコンなども忘れず確認しておきましょう。

参考:
Microsoft ライフサイクル ポリシー
[以前のバージョンの Internet Explorer に対するサポートが終了しました]
(https://www.microsoft.com/ja-jp/windowsforbusiness/end-of-ie-support)
Internet Explorer

サポートが終了することによる影響

では、InternetExplorer9が終了することで、どういった影響が現れるのでしょうか。

サポートが終了すると、マイクロソフトのテクニカル サポートセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。
つまり、システムの不具合があっても修正が行われないだけでなく、最新のセキュリティ対策が行われません。

インターネットで操作する上での不具合や情報の搾取を狙うマルウェアは常に新しいものが開発されているため、最新のセキュリティ対策が行われている必要があります。
そのような中で、最新のセキュリティ対策が行われていないブラウザを使い続けることはリスクを伴います。

自身の利用しているパソコンに被害が出るだけでなく、自分が発信源となって社内や取引先にまでマルウェアを広めてしまう可能性があります。
特に自社のホームページが感染した場合、顧客からの信用を失いかねません。

参考:
[Internet Explorerは最新バージョンへのアップデートが必要です|Yahoo!JAPAN]
(https://about.yahoo.co.jp/info/msiesp/)
【お知らせ】Internet Explorerのサポート終了による、最新版ブラウザへのバージョンアップのお願い|BIGLOBEカスタマーサポート

Internet Explorer9ユーザーが取るべき2つの対応策

では、現在InternetExplorer9を利用しているユーザーはどういった対応策をとればいいのでしょうか。2つの対応策を紹介しましょう。

1.最新のIE11を利用できるOSをインストールする

VistaではInternetExplorer9までしか利用できませんが、Windows7以降のOSへ切り替えることでInternetExplorer11も利用できるようになります。

Windows7では2020年1月まで、Windows8.1であれば2013年1月までサポートが受けられます。Windows7は2020年1月にOSへのサポートも終了してしまうため、切り替えるのはそれ以降のOSの方がいいでしょう。

Windows7、Windows8.1、Windows10は以下のページでインストールできます。

▼ソフトウェアのダウンロード|Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download

参考:
[一目で分かる、各Windows OSでのInternet Explorerのサポート終了時期]
(http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html)

2.異なるブラウザを利用する

Google ChromeやFirefoxなど、Internet Explorer以外のブラウザへ切り替える方法もあります。現在利用しているOSに対応しているブラウザの中から、自分にあったものを選ぶようにしましょう。

こちらの記事では、Internet Explorer以外のブラウザを紹介しています。よかったら参照してみてください。

参照記事:
[本当に自分に合うブラウザとは?ディレクターが使うべきWebブラウザ12選]
(https://ferret-plus.com/5404)
[予想以上に速い!意外と知られていない特徴的なモダンWebブラウザ7選]
(https://ferret-plus.com/6155)

まとめ

最新版であるInternet Explorer11以外のInternet Explorerへのサポートはすでに2017年1月12日で終了しています。
それ以後もOSごとに利用できる最新版のInternet Explorerはサポートされていましたが、Vistaのサポート終了に合わせて、2017年4月12日(日本時間)にInternetExplorer9はサポートを終了します。

サポート終了後は最新のセキュリティアップデートが行われないこととなり、インターネット利用時にはセキュリティ上の危険にさらされることとなります。
そのため、Vistaから最新のOSにアップデートを行い、最新のIE11へのアップデートを行うか、GoogleChromeやFireFoxのような異なるブラウザへ切りかえるようにしましょう。