まとめ

プロダクトを形にする開発チーム、そのプロダクトを使っているお客様をサポートするCSチーム、それぞれの思いが強ければ強いほど議論は交わらなくなります。

でも、守るべきは同じ「お客様」であり、同じ「サービス」です。

自分たちのフィールドを守るための議論になってしまっては本末転倒です。業務内容は違えど、本質を見据えて両者より良い製品を作っていくためには、やはりコミュニケーションが重要で、相互理解を深めていくことが必要不可欠です。

衝突して消化不良のまま議論が終わってしまった経験がある方は、まずは個人の考え方を理解するための何気ないコミュニケーションから始めてみてください。個人の考え方に職種は関係ありません。個人対個人で相互理解をしたのちに業務に関連するコミュニケーションを図ることで、より相手の考え方を知ることができスムーズ且つ本質を貫いた議論をすることが可能になります。

おそらく、多くの方が類似した経験を持っているのではないでしょうか。お客様の課題に対してお世辞抜きで本気で話し合うため、最終結論に行き着いた時、そこには強い信頼関係が生まれています。

本気で話し合うから培えるこの信頼関係。これこそが、より良いサービスを提供する上で重要な要素の1つであることは間違いありません。