ブログやオウンドメディアの記事のネタを探す時、新しい事業を始める時、SEOやリスティング対策など、Webの業務の中では話題のキーワードや特定のキーワードの需要調査が必要なシーンがたくさんあります。

そのような時に役に立つツールが"Googleトレンド"です。誰でも無料で使え、登録不要です。

Googleが蓄積している膨大な検索データをもとにした、人気急上昇のキーワードや特定のキーワードの検索回数の推移をグラフで確認できます。
  

目次

  1. Googleトレンドとは
  2. Googleトレンドでできる特徴
  3. Googleトレンドの基本メニュー
    1. 調べる
    2. 急上昇キーワード検索
    3. YouTubeでの注目動画
    4. ランキング
    5. 登録
  4. Googleトレンドの数値
  5. Googleトレンドの使い方
    1. キーワードを入力して人気度を調べる
    2. 地域別のインタレスト
    3. 関連キーワード
  6. まとめ
      

1. Googleトレンドとは

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https://trends.google.co.jp/trends/

Googleトレンドは、キーワードやトピックの検索回数トレンドを確認できるWebベースのツールで、Googleが2006年から提供しています。

最初はGoogle Labsで試験的に提供されていましたが、2008年のGoogle Insights for Searchとの統合なども経て、現在は1つの独立したツールとして広く活用されています。
  

2. Googleトレンドでできる特徴

・ スコア化した検索回数の推移グラフと、特定の国・地域での注目度を、最大5つのキーワードまで同時比較できます。

・ 該当のキーワードを検索するユーザーが、同じく検索しているほかの人気・注目キーワードを調査できます。

・ 検索回数が急上昇した検索キーワードやYouTube動画を確認できます。

・ 特定のキーワードやトピックに関するトレンド情報を、メールで受け取れます。

  

3. Googleトレンドの基本メニュー

Googleトレンドでは、Google検索、YouTube、Googleニュースのデータを参考に、トラフィックが急上昇した上位のキーワードや動画、ニュースを確認できます。任意のキーワードやトピックのトラフィック推移も確認できます。
  

1. 調べる

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「調べる」をクリックします。
  
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「検索キーワードを追加」欄をクリックし、検索ボリュームの推移を調べたいキーワードを入力します。
  
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キーワードを途中まで入力すると、検索キーワードやトピックが予測表示されますので、任意のキーワードやトピックを選択します。

検索キーワードを選択すると、その単語を含んだ検索キーワードがデータ対象となります。対象となる言語は、検索キーワードと同じ言語のみです。例えば「テニス」というキーワードを選択した場合、「テニスラケット」や「テニスプレイヤー」なども含まれます。
  
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トピックを選択すると、キーワードを含むかどうかや言語にかかわらず、同じものを意味する別のキーワードもデータ対象に含まれます。例えば「アメリカ」というトピックを選択した場合、「アメリカ合衆国」のみではなく「United States of America」や「US」なども含まれます。

キーワードやトピックの追加後、人気度の動向が折れ線グラフで表示されます。
  

2. 急上昇キーワード検索

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「急上昇ワード検索」をクリックします。

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過去24時間にトラフィックが急上昇したワードが、サムネイルや記事とともに表示されます。右上の+(プラス)アイコンをクリックすると「登録」に、<>の矢印アイコンをクリックすると「埋め込み」に移動します。
  
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+(プラス)アイコンクリック後の、登録の画面です。Googleアカウントにログインしていると、急上昇ワードのメール通知設定ができます。
  
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<>の矢印アイコンをクリックすると、急上昇ワードの情報をウィジェットとして埋め込むためのHTMLコードが発行されます。
  
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一番右のアイコンをクリックし、「サイトフィード」をクリックします。
  
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急上昇ワードをRSSフィードとして登録できます。プルダウンからアプリケーションを選択し、購読ボタンをクリックします。
  

3. YouTubeでの注目動画

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「YouTubeでの注目動画」をクリックします。
  
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過去24時間に閲覧数が急上昇したYouTube動画が表示されます。上部バーの「日本」をクリックすると、国を選択できます。セーフティフィルタでは、閲覧に年齢制限が必要となるようなコンテンツをデータのオン・オフを切り替えます。<>の矢印アイコンでは、データの対象となる日付を選択できます。
  

4. ランキング

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「ランキング」をクリックします。
  
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話題の人物、ニュース、本など、様々なカテゴリでキーワードのランキングが表示されます。上部バーの「日本」をクリックすると、国を選択できます。その右は、対象の年です。急上昇ワードが直近24時間に急激にトラフィックが増えたキーワードを対象としているのに対し、ランキングは年間の検索数上位のキーワードを対象としています。
  

5. 登録

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「登録」をクリックします。Googleアカウントへのログイン画面が表示されますので、ログインします。
  
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ログイン後、「登録を追加」ボタンをクリックします。
  
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トピック欄にキーワードを入力。必要に応じて国や頻度を変更し、登録ボタンをクリックします。
  

4. Googleトレンドの数値

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Googleトレンドの調査結果は、Googleの検索回数をもとにしていますが、検索回数の実数ではなく、0〜100の相対的なスコアに変換されます。100は調査対象のキーワードが最もよく検索されている時点で、データとグラフの基準値となります。

例えば、表示の期間のうち、2017/3/3 12:36時点の「xbox」というキーワードの検索回数は相対的なスコアに変換すると100で、期間中で最も多く検索されていました。その基準値と比較して、同時刻のキーワード「wii」の検索回数はスコア35で、キーワード「xbox」の検索回数の35%だということが読み取れます。

キーワード「xbox」も、グラフの推移から読み取れるように、時間が経つにつれて検索回数が減っており、13時以降はスコア75以下になっています。スコア100だったピーク時の2017/3/3 12:36時点の検索回数と比較し、75%以下であることを示します。
  

5. Googleトレンドの使い方

1. キーワードを入力して人気度を調べる

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左上のメニューアイコンをクリックし、左サイドバーの「調べる」をクリックします。
  
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「検索キーワードを追加」欄をクリックし、検索ボリュームの推移を調べたいキーワードを入力します。
  
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キーワードを途中まで入力すると、検索キーワードやトピックが予測表示されますので、任意のキーワードやトピックを選択します。
  
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次のキーワード・トピックは、「+比較」欄をクリックして入力します。
  
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これを繰り返し、一度に最大5つの検索キーワード・トピックのデータを比較できます。グラフのすぐ上のメニューで、データ対象の①国、②期間、③カテゴリ、④検索の種類を選択します。
  
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A. 国では、初期設定の全ての国のほか、特定の1つの国を選択します。例えば日本を選択すると、全ての国では最も多く検索されていた「xbox」というキーワードが、日本では最も少なくなります。
  
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B. 期間では、初期設定の過去5年間のほか、特定の期間を指定できます。最も古いデータでは、2004年から対象となります。
  
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C. カテゴリでは、Googleがあらかじめ用意したカテゴリを選択できます。キーワードが異なる複数の意味を持つ時、対象テーマを絞り込むのに使用します。例えば「ジャガー」という自動車ブランドを検索対象としたい時、動物のジャガーを除外するために自動車カテゴリを選択します。
  
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D. 検索の種類では、ウェブ検索、画像検索、ニュース検索、Googleショッピング、YouTube検索の中から、対象を選択できます。
  

2. 地域別のインタレスト

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ページをスクロールすると、各地域でどのキーワードが最も高くランク付けされたかが、世界地図の形式で表示されます。

大きな世界地図の下は、キーワードごとに地域別のインタレストと関連キーワードの情報が並びます。色が濃いほど、その地域で多く検索されていることを示します。
  
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上部メニューで、データ対象の①国、②期間、③カテゴリ、④検索の選択を変更すれば、地域別のインタレストの表示も変わります。例えば、国を日本に絞ると、世界地図から日本地図になります。
  

3. 関連キーワード

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該当のキーワードを検索するユーザーが、同じく検索しているほかのキーワードです。枠内右上のプルダウンで「注目」と「人気」から選択できます。「注目」は検索回数が急激に増えたキーワードで、「人気」は検索回数の絶対数が大きいキーワードです。
  
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上部メニューで、データ対象の①国、②期間、③カテゴリ、④検索の選択を変更すれば、地域別のインタレストの表示も変わります。例えば、国を日本に絞ると、日本でよく検索されているキーワードが表示されます。
  

6. まとめ

Googleトレンドでは、検索回数はスコア化されており実数の規模感はわからないものの、2004年以降の長い期間を対象に、検索回数の推移を確認できます。豊富な絞り込み機能を活用することで、詳細な検索が可能です。

大量のキーワード調査や検索回数の把握には向いてませんが、ブログSEMのメインキーワードの選定や、長い期間を対象としたマーケット調査の用途には力を発揮します。

同じくGoogleが提供するキーワードリサーチツールであるAdWordsキーワードアドバイスツールは、直近数年以内の月間検索数の平均を、10万~100万といった大まかな規模感とともに表示します。

AdWordsキーワードアドバイスツールと上手く使いわけ、組み合わせながら、日々のWeb業務に活用しましょう。