データやファイルなどを共有・保存する際に便利な「オンラインストレージサービス」。
さまざまなサービスが存在しますが、その中でも圧倒的人気を誇るものの1つに、Dropboxがあります。

グロースハックの代表例としても挙げられるDropboxは爆発的な成長率を誇り、2016年3月時点では全世界で5億人のユーザー数を突破しています。

参考:
Dropbox、ユーザー数が世界全体で5億人に|CNET Japan

Dropboxそのものも非常に便利なサービスですが、今回はDropboxをより便利に使いこなすために知っておきたい無料ツール5選をご紹介します。
どのツールも、あると便利な機能が搭載されているツールばかりですので、Dropboxの使用頻度の高い方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

Dropboxをより便利に使用するためのツール4選

1.Pancake.io

Pancake.io.png
(※このWebページは2023年7月現在公開されていないためURL削除しました)

こちらは、Dropboxにアップロードしたデータを元にホームページを簡単に無料で作成・編集することができるツールです。
Pancake.ioに登録するとDropboxにページが自動で表示され、アクセスを承認するか問われます。
許可してしばらくすると、パソコンのDropboxフォルダ内に「Pancake.io」のフォルダが表示されますので、ここにホームページに表示したいコンテンツを保存していきます。

保存できるコンテンツは、画像はもちろんテキストファイルも対応しています。
ホームページに掲載するためにはHTMLなどを使用したテキストを書かなければなりませんが、このツールを使用すれば、コード等を使用しない平常のテキストでも自動でHTMLに整形してくれるため、ホームページ作成初心者には特にオススメ。

なお対応しているファイル形式は、テキストファイル(.txt)・マークダウン(.md)・jpeg・png・GIF・PDF・Word(.doc/.docx)・Excel(.xls/.xlsx)・PowerPoint(.ppt/.pptx)と多岐に渡ります。

使い慣れてきたら、整形されるデフォルトのデザインを変更することも可能です。
その場合はスタイルシートファイルをアップロードしてください。

2.Dropproxy

Dropproxy.png
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こちらは、Dropboxの公開URLからユーザーIDを削除してくれる他伸縮URL生成ツールです。
同時にURLの短縮処理も行われるため、URLを他のメンバーに共有したい場合やホームページなどに表示する際にも便利です。

URLを使用してファイル等を共有することは非常に便利ですが、共有用URLにはユーザーIDが含まれます。
このユーザーIDは各ユーザー固有のものですので、特にホームページなど誰でも閲覧できる場所に共有URLを掲載する場合、ユーザーが特定されてしまう危険があります。

そのような場合にこのツールを使用すれば、ユーザーIDが削除されるため安全性を高めることができます。
さらにクリック測定機能も搭載されているため、ツールを使用して生成したURLがどれくらいクリックされているのかを簡単に調べることも可能。

利用する際は「Proxy a file」の入力ボックスに共有したいDropboxのURLをペーストして「Proxy it!」をクリックするだけ。
誰でも簡単に使用できますので、Dropboxの共有URLを公開する機会の多い方には特にオススメです。

3.DROPitTOme

DROPitTOme.png
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こちらは、特に組織やチーム、クライアントなどとDropboxを使用してデータやファイルの管理を行っている方にオススメのツールです。
データやファイルを共有してもらう際に、直接自分のDropboxアカウントへアップロードしてもらうと作業の手間が省けて便利ですが、自分のアカウントを教えると情報漏えいのリスクもあります。

このツールでは、専用のパスワードつきのWebページが発行されます。
そのWebページ上にファイルやデータをアップロードしてもらえば、自分のアカウントの情報を共有しなくてもDropboxにアップロードしてもらうことができます。
一度にアップロードできる容量は、最大で75MBまでです。

使用方法は非常に簡単で、DROPitTOmeのトップページへアクセスしてログインしてDropboxと連携させ、任意の文字列の専用パスワードを作成します。
作成後に発行される専用ページURLを相手に教えれば完了。

ユーザーIDを見せずに自分のDropboxへアップロードしてもらう、というのはDropboxのヘビーユーザーにとっては特にありそうでなかったサービスです。
特に社外とのデータ等のやり取りをDropboxで行っている方は、ぜひ使用してみることをオススメします。

4.Gmail 版 Dropbox

Gmail_版_Dropbox.png
(※このWebページは2023年7月現在公開されていないためURL削除しました)

こちらは、Dropboxが公式提供しているChrome拡張機能です。
インストール後にGmailとDropboxを連携することで、Gmailでファイル等を送信する際に送信ボタン横にDropboxのアイコンが表示されます。
アイコンをクリックしてGmailで送信したいファイルを選択すれば、Dropbox上のファイルへのURLの送信が可能。

ファイルを選択する際は「Recent files(日付が新しい順)」「Files(すべてのファイル)」「Photo(写真のみ)」の3つの項目で探すことができるので、
Gmailでは送信できるファイルの容量が限られていますが、Dropboxの共有URLで送信すれば、容量を気にせず送信することができます。

ただしメールを受信した相手は、ファイルを開くためにURLをクリックしなければなりません。
昨今は送信されたURLをクリックしてウイルス感染してしまった、という問題も多々ありますので、メール送信時の文面や件名にDropboxの共有URLである旨を記載したり、事前に共有URLを送信することを知らせておくなどの配慮が求められます。