動画配信サービスと言えば真っ先に思い浮かぶのが、YouTube。
広告の効果も非常に高く、GoogleのMatt Brittin氏が「YouTube広告の方がテレビCMを打つよりも80%も効果的である」というレポートを発表しているという報道もされています。

参考:
Google claims YouTube ads are more effective than TV | Media | The Guardian

特に最近は、子供でも難なくスマートフォンを操作できるようになってきていることで、YouTubeの利用ユーザー層の低年齢化しているとの見方もあります。
これを受けて、YouTubeは「YouTube kids」というサービスをリリースしました。

今回は、2017年5月31日に日本での利用も可能になったと発表された「YouTube kids」の特徴や、配信可能な広告形態をご紹介します。

子供向けの商材を販売している企業の方にとって、YouTube kidsでの広告配信は新しい訴求方法になります。
いち早く取り入れられるように、まずはYouTube kidsの特徴と広告形態について基本的な知識を身につけましょう。

YouTube Kidsとは

1.png
https://kids.youtube.com/
App Store
Google Play

YouTube Kidsとは、動画配信サービス「YouTube」が、子供向けに提供を開始した動画配信サービスです。
2017年5月31日に日本でも同サービスのアプリが公開されたことで、世界28カ国・7言語で使用可能です。

YouTube Kidsアプリを使用して再生された動画の総視聴回数は300億、1週間のアクティブユーザー数は800万人以上と発表されています。

参考:
子ども向け視聴アプリ「YouTube Kids」きょうから提供|ITmedia NEWS

表示される動画コンテンツは子供向けのものに限定されており、インターフェイスも子供が操作しやすいものが採用されていることがポイントで、さらにタイマーで連続視聴時間に制限を設けることができるなど、親子ともに安心して利用できるサービスです。

YouTube Kidsで配信される動画は、YouTube Kids専用に作成されたものではなくYouTubeですでに配信されている動画コンテンツの中からYouTube Kidsでも配信できるコンテンツが選定されて公開されます。

現時点では講談社の「キッズボンボン」、ベネッセコーポレーションの「しまじろうチャンネル」、東映アニメーションの「公式チャンネル」、個人の人気コンテンツクリエイター「Kan & Aki's CHANNEL」などが配信対象となっています。