ユーザーからの問い合わせは貴重な意見ではありますが、数が増えてくるとなかなか対応しきれなくなる場合があります。
せっかく問い合わせがあったのに返信が遅くなってしまったり確認が漏れてしまったりすると、ユーザーからの信頼が低下する可能性があります。
そんな悩みを抱えている方にとって、知っておきたいツールの1つがFacebookメッセンジャーを利用したボットです。

Facebookメッセンジャーは、ユーザーから問い合わせを受け付けチャット形式で交流を深めることができます。
自動で返答するボットを導入すれば、素早く返答できるだけでなく、ユーザーと交流も継続して行えるでしょう。

今回は、Facebookメッセンジャーボットの概要と事例をご紹介します。
「ferret」でも2017年6月にメッセンジャーボットをリリースし、ユーザーに合わせた情報発信を行っています。
ユーザーとの交流にも利用できるメッセンジャーボットについて、この機会に基本情報を把握しておきましょう。

facebookメッセンジャーボットとは

Messenger.pnghttps://www.facebook.com/messages/t/ferretportal

facebookメッセンジャーは、通話やチャット形式での会話ができるサービスです。
もともとはFacebookのメッセージ機能が独立したものであり、ブラウザ版のほかスマートフォン向けのアプリとしても提供されています。

通常、ユーザー同士は手動でテキストを打ち込み、会話します。ですが、企業の場合、すべてのメッセージに対応して行くのは手間がかかるでしょう。
ボットとは、そのような手間を減らすため、特定の単語を送ってきたユーザーに対して自動で返答するようプログラムしたものを指します。

一方的にメッセージを発信するだけでなく、ユーザーの答えに合わせた返答を返すのがメッセンジャーボットの特徴です。

メッセンジャーでチャットボットが作られる理由

メッセンジャーでチャットボットが作られる理由としては、メッセンジャーと連携した開発を自由に行えることが挙げられるでしょう。
2016年4月12日にFacebookからメッセンジャーのAPIが公開されたことで、自社のサービスとメッセンジャーを連携させたり、メッセンジャーボットを開発したりといったことが可能になりました。

参考:
Messenger
Messenger Platform at F8|Facebook newsroom

日本国内のメッセンジャーボット事例

では、実際日本国内ではどういったサービスがメッセンジャーボットとして提供されているのでしょうか。
6つの事例をみてみましょう。

1.東洋経済

Messenger東洋.png
https://www.facebook.com/messages/t/ToyokeizaiOnline

東洋経済オンラインでは、メッセンジャーボットとして記事を提供しています。
新着記事の配信のほか、キーワードに関連した記事を自動で返信する機能も備えています。

特定のカテゴリの記事やアクセスの多い人気記事を選択して、チェックすることも可能です。

参考:
Messengerが東洋経済の新着記事をお届け!新着記事を忘れずにチェックできます|東洋経済

2.Wantedly

Messenger ウォンデット.png
https://www.facebook.com/messages/t/wantedly

ビジネス特化型のSNSである「Wantedly」では、フリーキーワードに対応した求人情報を配信するチャットボットを運営しています。

話しかけてくる内容を分析し、どういった求人項目がユーザーに求められているのかの参考にもしています。

参考:
ボット相手にチャットで仕事探し―、WantedlyがFacebookボットをリリースするワケ|TechCrunch

3.ライフネット生命 保険相談

Messengerライフ.png
https://www.messenger.com/t/918197478282139

ライフネット生命では、会話形式で保険相談や見積もりができるメッセンジャーボットを公開しています。

また、フリーワードでの質問にも対応しており、保険商品や企業自体に対するQ&Aを見ることができます。

参考:
ライフネット生命保険 LINEおよびFacebook Messengerで自動応答による保険診断・見積りが可能に|ライフネット生命

4.パン田一郎

Messengerパン.png
https://www.messenger.com/t/pandaichiro

バイト求人サイト「フロムエーナビ」では、メインキャラクターパン田一郎を用いたメッセンジャーボットを提供しています。

会話形式で条件を入力していくと、条件に合わせた求人情報が返答されます。
自然な会話内容も特徴で、Facebookのユーザー名をメッセージに取り入れるなどの工夫がされています。

参考:
[『パン田一郎』がFacebook Messengerに登場! リリースまでの制作奮闘記|RECRUIT]
(https://techblog.recruitjobs.net/development/panda-ichiro_facebook_messenger)

5.relux

Messenger_ホテル.png
https://www.messenger.com/t/rlx.jp

一流旅館・ホテルの予約サイト「relux」では、エリアや日程、利用人数を入力することで条件に合わせた旅館やホテルの情報が返答として配信されます。

参考:
一流旅館・ホテルの予約サイトreluxが、 Facebookメッセンジャーにて「reluxトラベルボット」を開始!|Loco Partners
[Facebook Messengerのchatbotリリースを振り返って|LocoPartners 開発ブログ]
(http://loco-partners.hateblo.jp/entry/2016/06/24/171625)

6.ferret

Messenger ferret.png
https://www.messenger.com/t/ferretportal

今、ご覧になっているWebメディア「ferret」でも、2017年6月からメッセンジャーボットを運用しているのはご存知でしょうか?
ferretメッセンジャーボットでは、ferretで公開されている新着記事をチェックできるだけでなく、ホームページ集客やデザインなど自分の興味に合わせた記事だけを受け取ることもできます。

今後はフリーワードでの記事検索と連動させるなど、ユーザーと双方向で交流できる機能を充実させていく予定です。
ferretに興味のある方はぜひ利用してみてください。

まとめ

Facebookメッセンジャーは2016年4月にAPIを公開し、メッセンジャーと連携したサービスが自由に開発できるようになりました。それに伴い、東洋経済やライフネット生命など、多くの企業がメッセンジャーを利用したチャットボットを提供しています。

会話形式でユーザーと情報を交わすことで、メディアであればユーザーの興味のある記事を配信したり、比較サイトであればユーザーのニーズに合わせたサービスを紹介したりといった利用方法が考えられるでしょう。

今、ご覧になっているferretでもメッセンジャーボットを利用して、ユーザーの興味に合わせた新着記事の配信を行っています。
ferretの記事をもっと読んでみたいという方は、ぜひフォローしてみてください。

▼ferretメッセンジャーボット
https://www.messenger.com/t/ferretportal