使い勝手はVisual Studio?

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見える部分のGUIをマウスなどで設計したあと、パーツの細かい動きの制御をコードで行うという行為は、ちょうど20年前に登場したVisual Studioを彷彿とさせます。

Visual Studio 97(日本語版)は1997年5月30日に発売され、当初瞬く間に開発者の間で広まっていきました。
この背景には、当初コーディング(コマンド)だけでGUI(見える部分のパーツ)と制御部分を同時に作り上げるという既成概念を壊したことが挙げられます。
すなわち、GUIはスライドを作成するのと同じように自由に配置することができ、細かい動きはコマンドで動かすという発想が、プログラマーの間では斬新だったのです。

20年経った今、逆転の現象が起きています。
プロトタイプはSketchやIllustratorで作成し、パワーポイントでピッチ(プレゼンテーション)を行うという従来型のスタイルでは、デザイナーがアプリをデザインするのに限界が見え始めています。
もちろん、InVisionなどで画面遷移を行うこともできるでしょうが、Framerを使ってコーディングによって細かい動きを制御することができれば、本当に自分が実現したい動きを実装することが可能になります。

その意味で言えば、「デザイナーはプログラミングもできるようになるべきか」という(おそらく多くのデザイナーを当惑させてしまう)問題の答えは明白です。
「このボタンを押すと画面が右からぬるっと出てくる」と言われてもよく伝わらないので、自分でインタラクティブな動きまで実装できるようなデザイナーが、今こそ求められています。

まとめ

さまざまなプロトタイピングツールがありますが、その中でもFramerは直感的に思い通りのプロトタイプを短時間で作り上げることができます。
もちろん、現在チームで別のプロトタイピングツールを使っている場合はすぐに乗り換えるのは難しいかもしれませんが、まだプロトタイピングツールを使っていない場合には、使用を検討してみてはいかがでしょうか。