EvernoteやDropboxなどの情報を保存・共有するプラットフォーム、そしてFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが幅広く普及しています。

それぞれのプラットフォームに利点があり、異なるプラットフォームを連携して使う機会も多いのではないでしょうか。

例えばTwitterの特定のツイートをEvernoteに保存するという作業を、自動的に行えるようになったらどうでしょうか。こうした細かい作業を自動化してくれるのが、IFTTT(イフト)というWebサービスです。

今回は、IFTTTの基本的な使い方とオススメのアプレットをご紹介します。

目次

  1. IFTTTとは
  2. IFTTTの使い方
    1. アカウント作成
  3. 便利なアプレット紹介
  4. まとめ

IFTTTとは

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https://ifttt.com/

IFTTTは、異なるソーシャルメディアやプラットフォームを連携させるWebサービスです。Instagram(インスタグラム)やGoogleドライブ、Evernoteといったプラットフォームの仲介役をしてくれます。

「IFTTT」という名称は、「IF This Then That」の頭文字。「もし、これをしたら、あれをする」といった意味合いです。
その名の通り、あるツールで特定の動作をしたときに、別のツールで付随した動作を自動的に行えるのが、IFTTTの機能です。
例えば、次のようなことができます。

・ インスタグラムに写真を投稿したら、自動でFlickrにも投稿する
・ Twitterでリンクをツイートしたら、自動でPocketに保存する
・ WordPressにコンテンツを投稿したら、自動でピンタレストにも投稿する

このとき、IFTTTを起動させる条件を「トリガー」、それによって自動的に行われる動作を「アクション」と呼びます。

IFTTTの使い方

IFTTTを使ってプラットフォームを連携させるために、Applets(アプレット)(旧名称:レシピ)の作成が必要です。

アプレットは、どのプラットフォームで何をさせるか指示するものです。元から設定されているアプレットを検索して使用する方法もあれば、自分自身で設定して好みのアプレットを作る方法もあります。元から設定してあるアプレットは該当するサービスをIFTTT上で連携して「Turn on」をクリックするだけで簡単に設定できます。膨大な数のアプレットがあるので必ず好みのものが見付かるはずです。

今回はアカウントの設定とアプレットの作成方法について紹介します。
  

アカウント作成

●STEP1
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iftttを利用するにはアカウントの作成が必要です。https://ifttt.com/ にアクセスして、画像右上にある「Sign Up」をクリックしてください。

●STEP2
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アカウント登録画面に移ります。「(1)登録したいメールアドレス」と「(2)希望のパスワード」を入力したら「Sing Up」をクリックします。

●STEP3
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正常に登録できたらログイン後の画面に移ります。右上に登録したアドレスの@マークより前の英数字ユーザー名として登録されていることが確認できます。

●画面説明
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ここからはログイン後の画面の見方について説明します。
1)オススメのアプレットが表示されます。
2)アプレットの検索ができます。Evernoteといった特定のプラットフォームやShoppingなど目的に合わせたアプレットが検索できます。
3)使用しているアプレットの情報が表示されます。

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右上に表示されているユーザー名をクリックすると各種設定画面が開きます。
1)新しいアプレットを作成できます。
2)アプレットで連携するサービスは必ず認証しなければいけません。認証したプラットフォームはいつでもServicesで確認できます。「All Services」をクリックするとitfffで使用できる全てのサービスが確認できるので、認証したいサービスの検索にも役立ちます。
3)ユーザー名の変更やパスワードの変更といったアカウントに関する情報の編集ができます。
4)クリックするとログアウトできます。

アプレット作成

ここからは既存のアプレットではなく、1からオリジナルのアプレットを作成する手順を紹介します。

●STEP1
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右上のユーザー名をクリックして「New Applet」を選択してください。

●STEP2
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画像のように「if this then that」と記載された画面に移ります。この文章を省略したのがサービス名のiftttです。「This(これ)」と「That(あれ)」というように別々のサービスをつなぎ合わせるという意味が文章に込められています。

まずは「これ」にあたる部分を設定するために「this」をクリックします。

●STEP3
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最初に指示を出すプラットフォームを検索する画面に移りました。今回は例としてインスタグラムに投稿した写真をDropboxに保存するアプレットを作成します。まずはインスタグラムを検索してください。

●STEP4
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検索画面からインスタグラムを選択すると、インスタグラムの認証画面に移るので「Connect」をクリックしてください。画面右側のようにログイン画面がポップアップで表示されます。ログイン情報を入力したら「Authorize」をクリックして認証完了です。別のアカウントを認証したい場合は、赤線部分の「Not, ユーザー名?」からログインし直しましょう。

●STEP5
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選択したプラットフォームに指示を出すトリガーを選択します。動画や特定のハッシュタグが付いたコンテンツも選択できますが、今回は「インスタグラムに投稿した写真をDropBoxに保存する」アプレットを作成するので、「Any new photo by you(あなたが投稿した新しい写真)」を選択してください。

ちなみにアプレットを設定してから投稿された新しいコンテンツが対象になるので、設定する前に投稿されていたコンテンツはDropboxに保存されません。

●STEP6
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最初に指示を出すプラットフォームとトリガーの設定が完了したら、次に指示を出すプラットフォームの選択に移ります。Dropboxに保存する指示を出しましょう。

「that」をクリックしてください。

●STEP7
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検索画面に移るので、Dropboxを検索します。認証画面に移ったら、「Connect」をクリック。「(1)登録したメールアドレス」と「(2)パスワード」を入力して「ログイン」をクリックすると認証が完了します。

●STEP8
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次はDropboxのトリガーを設定しましょう。指定したURLのファイルをDropboxに保存するには、「Add file from URL」を選択してください。

●STEP9
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トリガーのオプション設定に移ります。
1)保存する画像のURLを選択します。「Ingredient」で埋め込める項目を確認できます。登録したインスタグラムアカウントで投稿した写真を保存するので「SourceUrl」のままにしてください。
2)Dropboxに保存するファイル名が選択できます。「Caption」にしておくとインスタグラムに写真を投稿した時のコメントがファイル名になりますが、英語のみ反映されるので日本語はファイル名に反映されません。
3)写真を投稿するフォルダを指定します。スラッシュで区切るとフォルダ内にあるフォルダに保存できます。例えば、画像のようにIFTTT / インスタグラムとすると、IFTTTという名前のフォルダ内にあるインスタグラムという名前のフォルダに写真が保存されます。

入力が完了したら「Create action」をクリックしてください。

●STEP10
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最終確認画面です。(1)で設定したアプレットが作動したら通知を受け取るかどうか設定できます。通知を設定すると、「My Applets」内の「Activity」でアプレットの作動状況を監視できます。

設定に間違いがなければ「Finish」をクリックして設定を完了しましょう。

●STEP11
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設定したアプレットを編集したい時は、「My Applets」から編集したいアプレットをクリックしてください。矢印の設定マークからいつでも編集できます。
  

便利なアプレット紹介

iftttには既存のアプレットが多数あり、そのアプレットを利用しているユーザー数も表示されるため人気度がわかります。多種多様なプラットフォームと連携できるので、日本人に馴染み深いプラットフォームも存在します。

ここからは設定しておくと便利なアプレット10選を紹介します。

1.LINEで予定を受信
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Google Calendarに登録した予定を予定開始前にLINEへ通知します。
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2.好きなユーザーがツイートするとLINEで受信
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芸能人など指定したユーザーTwitterに投稿すると、LINEに通知が届きます。
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3.天気予報を毎日LINEで受信
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毎朝6時に天気予報がLINEに届きます。
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4.Facebookであなたがタグ付けされた写真をiOSのアルバムに保存
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Facebookでタグ付けされた写真が投稿されたら、その写真をiPhoneやiPadの写真アルバムに保存します。
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5.iOSのアルバムに保存した写真をDropboxでバックアップ
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iPhoneかiPadに保存した写真をバックアップとしてDropboxに保存します。
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6.職場についたらAndroidスマホをミュート
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職場の位置情報を登録することで、Androidスマホをミュートにすることができます。
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7.家を離れたらAndroidスマホのWi-Fi設定をオフ
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家の位置情報を登録することで、家から離れたらWi-Fiをオフにしてエネルギーの節約ができます。
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8.FacebookとTwitterのプロフィール写真を同期
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Twitterのプロフィール写真を変更したら、Facebookのプロフィール写真を同じ写真にアップデートするようにします。
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9.iOSデバイスで保存したアドレスをGoogleスプレッドシートに保存
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iPhoneかiPadに登録したアドレスをGoogleスプレッドシートに登録します。連絡先のバックアップや検索に最適です。
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まとめ

IFTTTで作ることができるアプレットは仕事だけではなく、特定の場所でスマートフォンをミュートにしたりWi-Fiをオフにしたりと、お役立ち機能としても便利に使えます。

複数のソーシャルメディアを使ってマーケティングをしている方なら、同じ内容のコンテンツを異なるプラットフォームに自動で投稿することができて作業が少なく済むことも魅力です。仕事にもプライベートにも使えるIFTTTを、ぜひ活用してみてください。