チームメッセンジャーアプリの市場は成熟しており、すでにさまざまなアプリケーションが存在していますが、その中でも最も利用されているアプリケーションのひとつが「Slack」です。

DMRによれば、Slackの日間アクティブユーザー数(DAU)は2017年6月時点で500万人にものぼり、そのうち150万人はSlackを有料で使っているようです。

Fortune 100(The 100 Best Companies to Work For 2017)に選ばれている企業のうち77社がSlackを社内のコミュニケーションツールとして利用しており、先進的な企業の多くが導入している状態です。

今回は、さまざまな企業で利用されているチームメッセンジャーアプリ「Slack」の概要と基本的な使い方をご紹介します。
インストール方法からSlackでのやりとり、Appの追加の仕方まで、基本的な使い方を理解しておききましょう。

Slackとは?

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Slackは、米国サンフランシスコに拠点を置いているSlack Technologies, Incが提供しているチャットツールで、同社は2013年のサービスローンチ以降、爆発的な成長を続けているユニコーン企業です。

DMRによれば、日々のユーザー数は、3%〜5%ずつ増え続けているとも言われています。

Slackの最大の特徴ともいえるのが、あらゆる外部サービス(App)との連携です。
Slack版のApp Storeとも言えるApp Directoryには600以上のアプリが登録されており、連携することで、さまざまな業務の効率化に繋げることができます。

また、エンジニアの方には利用シーンが多くなりそうな、プログラミングコードを共有できるスニペット機能もあります。
チームで開発を行う際には重宝するでしょう。

さらに、チャット内でドキュメントを作成・編集・コメントを行うことができるポスト機能もついています。

通常、チャンネル上で新しい情報が次々と流れていってしまいますが、この機能を使って社内wikiのように必要な情報をまとめていけば、重要な情報を後から参照しやすくなります。

Slackのダウンロード&インストール方法

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画像引用元:pexels.com

Slackは2017年8月時点で、Windows・Mac OS・Linux・iOSAndroidアプリをインストールして利用することができるほか、インストールのいらないブラウザアプリで利用することもできます。

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スクリーンショット (2017年8月)

Download Slackページに移動すると、自動的に環境に合わせたダウンロードページが表示されるので、「Download Slack」ボタンを押します。

デスクトップ版の場合はお好きな場所にダウンロードを行い、インストーラーをダブルクリックしてインストールを完成させてください。
iOSAndroidの場合は、App Store / Google Play Storeに移動するので、ダウンロードボタンを押してインストールを完了させてください。